明鏡   

鏡のごとく

『こども』

2015-03-24 09:29:23 | 詩小説
おさないこどもはそんなことをしない。
というものはおとながこどもにおしつけていること。
こどもはむじゃきだから。
おとなのひょうじょうをおしはかる。
こどもはなんでもしりたがる。
とびらをあけてでんきけいとうのぼたんがあることにきづく。
こどもはもっとしりたがる。
たんけんしたいといいつのる。
こどもはだめといわれるとしてみたくなる。
はいかんのればーだってさわるだろうが。
こどものありのままをみることがこどもではなくなるひとつのてだて。
ありのままをみないでべつのだれかのせいになるほうがいいおとなもいるらしいが。
こどもはおとなをみている。
ほんとうのことをいえるかどうか。
こどもとむきあうおとなかどうか。
すでにわかくはないわれわれおとなとみなされているものはためされているのだ。



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