人間は知らないことの方が多い
人間いくつになっても、知らないことはある。と云うより、知らない
ことの方が圧倒的に多い。「お年寄りの知恵袋」と言われるが、それ
は若い頃からの経験や知識の蓄積で、物事を良く知っていると云うこ
とだと思うが、それは限定された仕事や体験に特化してる範囲内での
ことである。また知っていると思っても間違って理解をしていること
だってある。
現役社会人にとっては、多くの知識や経験を持つことで、他人より社
会的に優位に立つこともあるが、それも個人の立場での必要範囲内の
知識である。
私は既に現役を引退したので、これからは多く事を知ろうとは思わな
い。自分が興味があることや、現在社会的に問題になってることを詳
しく知り考える、最適な機会であると思っている。
最近は、ネット社会で知りたいことは,瞬時に手に入る時代だが、体験
が伴わないと知恵は生まれない。若い人がよく陥る、頭デッカチの誤
解と錯覚の世界である。
私自身は現在もこれからも時間には余裕があるので好奇心を持って知
りたいことを積極的に学んで生きていきたいと思っている。