青空に白い月

ゆったりゆるりと生きましょ~よ

尿路結石のこと

2007-03-10 22:42:48 | 健康・病気

入院してステロイドを飲み、緩和治療をして大分体調もよくなってきて

「もう直ぐ退院かなぁ~」

なーんて思っていた矢先、それは突然やってきた。

とある日の夜もうすぐ消灯時間という頃、

一応寝る前にトイレにでも行っておこうと思い、

その日はたまたま部屋に備え付けのトイレではなく、部屋から廊下へ出て少し歩いた所にあるトイレに入った。

そして、用を足し終わる直前、酷い痛みがあり、

一瞬何が起こったのかわからずに下を見ると、

小便器が赤くなっているのが分かり、慌てた私はとにかく誰かに知らせなければいけないと思いながらも、

あまりの痛みで立っていることも出来ずにその場にうずくまった。

そのまましばらく動けないでそのままそこにいたのだが、

悲しいことにそんな時に限って誰もトイレに入ってこない。

そして気が付いた時には、私はナースステーションの前に居たが、

どうやってそこまできたのかが記憶にない。

近くに居た看護師さんに事情を説明し、

血で赤くなった寝巻きのズボンを着替え、

そのまま痛みは嘘のように治まり、あまりの驚きから今度は全身が震えだしていた。

それから数時間後、またトイレに行くと同じような状態になり、

今度は痛いながらも良く見ると、それは血尿なんてものではなく、鮮血であった。

翌日、泌尿器科で治療をして、間もなく治った訳だけど、あれはもう二度と嫌。

世の中にあんな痛いのあるんだねって感じ。

尿路結石っていうのはカルシウムが主な成分なんだけど、

結石を防ぐのもまたカルシウムなのだそうで、

カルシウムをたくさんとることにより、シュウ酸などが血液中に入り込んで腎臓に届く前に、

腸内でカルシウムとシュウ酸や脂肪分を結合させて便として排出することで予防できるようなので、

今は低脂肪のカルシウム牛乳を飲んでいます。

私はステロイドを飲んだことによりそのカルシウムのバランスがどうも体内で崩れているような気がしますが、

どうなんでしょうねぇ~。

下記クリックで本ページのその他病気関連記事にジャンプします

http://fake.blog.ocn.ne.jp/whitemoon/cat5523786/index.html


ステロイドのこと(多毛、脱毛)

2007-03-10 19:08:34 | ステロイドのこと

まずは多毛症状ですが、

これはプレドニンで10mg程度でも多少は出ます。

女性は少し気になるかも知れませんが、真剣に悩む程でない場合が多いみたいですね。

ただこれも30、40、50と増えるに従い多毛になっていき、サルのようだと表現する方も居るようです。

私はそこまでの量を飲んでいないのでよくわかりません。<m(__)m>

多毛症状があることは説明を受けると思うのですが、脱毛症状はどうでしょう?

実は私はこっちでした。

しかし、ステロイドには多毛症状こそあれ、

脱毛症状はないのだそうです。

現にステロイドは、脱毛症という病気にも使われているくらいですから、それが正解だと思います。

しかし、私には明らかにステロイドを飲んだ後から始まった脱毛症状がありました。

脱毛といっても髪の毛限定です。

シャンプーしている途中の手を見ると、まとめてごっそりという訳ではありませんが、

通常に比べると、やはりゾッとするほどの髪の毛が手についています。

一回のシャンプーで数百本単位で抜けます。

洗面器にはたくさんの髪の毛が浮かびます。

そこで、皮膚科へ行った所、

やはりステロイド直接の脱毛はなく、

ステロイドを飲むことにより汗の量が変わったり、乾燥して皮脂分泌が増えてしまったりすることがあり、

頭皮の皮膚常在菌(通常は善玉菌として人の皮膚には数十種類の菌がいて、肌に保湿成分を与えたり、皮膚の紫外線透過を防ぐ働きをしてくれます)のバランスが崩れ、

悪玉菌が増殖すると脱毛することがあるのだそうです。

私の場合、髪が抜けやすい症状が出始めた時、

髪を洗っても直ぐに油っぽくなってしまったり、なんだか頭皮がむず痒かったりしました。

ステロイドが(プレ換算)10mgになった今は大分よくなりました。

これも精神的にダメージがかなり大きいです。

病気で苦しんだ後にドッとくるので尚更です。

脱毛、多毛共に症状は薬の増減に比例します。

下記クリックで本ページのその他病気関連記事にジャンプします

http://fake.blog.ocn.ne.jp/whitemoon/cat5589774/index.html


ステロイドのこと(ムーンフェイス)

2007-03-10 18:14:51 | ステロイドのこと

飲んでいる人は分かると思いますが、たくさん飲むほどに副作用の大きな薬です。

どんな病気ということなく、様々な病気の患者さんが飲んでいます。

どうしてステロイドを飲むと、悪化した体調が改善されるのかは、未だ詳しいことはわかっていないようですが、

でも効いてしまうから使うのだそうで、かなり怪しげですが、

この薬によりたくさんの人の命が助かっている事実がある以上、

副作用があっても使わざるを得ません。

私は免疫系の病気(シェーグレン)で飲んでいるのですが、確かに私にも効いています。

でも副作用もあります。

私にとって中等量弱程度の量である20㎎では、まずニキビがたくさん出て、頬に厚みが増します。

95パーセントの人はムーンフェイスといって顔がまん丸の状態まで太ってしまうようですが、

幸い私の頬には元々脂肪が少なかったせいか、厚みが増しただけで外観は全く分かりません。

人の頬には、赤ちゃんの時に体温調整をする為の褐色脂肪細胞という細胞がたくさんあり、

その脂肪細胞があるから赤ちゃんの頬はふっくらとしているのです。

ですが大人になるとこれが前駆細胞という脂肪細胞をほとんど持たない細胞に変化して、顔がほっそりとしてくるのだそうですが、

頬から脂肪細胞自体がなくなったわけではありませんから、大人になっても前駆細胞は顔にたくさん残っているそうです。

ですから、この前駆細胞に再びたくさんの脂肪が付いてしまえば顔が太ってしまうわけで、

ステロイドをには脂肪を増やしたり、肥大化させる傾向があるため、ほとんどの人がその影響で顔が太ってしまうんです。

これは副作用的には痛いわけでもなく軽度と解釈される場合が多いようですが、やっぱり嫌ですよね。

精神的には重度ですから。

ところが困ったことにこの症状、

ステロイドがかなり減らないと消えないそうで、

私が聞いたところでは一錠以下(プレドニンで5㎎以下)ということでした。

私は10mg飲んでいる現在、頬の厚みはやっぱり厚いです。

ふぅ~。

下記クリックで本ページのその他病気関連記事にジャンプします

http://fake.blog.ocn.ne.jp/whitemoon/cat5589774/index.html