入院してステロイドを飲み、緩和治療をして大分体調もよくなってきて
「もう直ぐ退院かなぁ~」
なーんて思っていた矢先、それは突然やってきた。
とある日の夜もうすぐ消灯時間という頃、
一応寝る前にトイレにでも行っておこうと思い、
その日はたまたま部屋に備え付けのトイレではなく、部屋から廊下へ出て少し歩いた所にあるトイレに入った。
そして、用を足し終わる直前、酷い痛みがあり、
一瞬何が起こったのかわからずに下を見ると、
小便器が赤くなっているのが分かり、慌てた私はとにかく誰かに知らせなければいけないと思いながらも、
あまりの痛みで立っていることも出来ずにその場にうずくまった。
そのまましばらく動けないでそのままそこにいたのだが、
悲しいことにそんな時に限って誰もトイレに入ってこない。
そして気が付いた時には、私はナースステーションの前に居たが、
どうやってそこまできたのかが記憶にない。
近くに居た看護師さんに事情を説明し、
血で赤くなった寝巻きのズボンを着替え、
そのまま痛みは嘘のように治まり、あまりの驚きから今度は全身が震えだしていた。
それから数時間後、またトイレに行くと同じような状態になり、
今度は痛いながらも良く見ると、それは血尿なんてものではなく、鮮血であった。
翌日、泌尿器科で治療をして、間もなく治った訳だけど、あれはもう二度と嫌。
世の中にあんな痛いのあるんだねって感じ。
尿路結石っていうのはカルシウムが主な成分なんだけど、
結石を防ぐのもまたカルシウムなのだそうで、
カルシウムをたくさんとることにより、シュウ酸などが血液中に入り込んで腎臓に届く前に、
腸内でカルシウムとシュウ酸や脂肪分を結合させて便として排出することで予防できるようなので、
今は低脂肪のカルシウム牛乳を飲んでいます。
私はステロイドを飲んだことによりそのカルシウムのバランスがどうも体内で崩れているような気がしますが、
どうなんでしょうねぇ~。
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