青空に白い月

ゆったりゆるりと生きましょ~よ

シェーグレン症候群の症状について

2007-03-07 23:07:10 | シェーグレン症候群と髄膜炎

シェーグレン症候群の症状をインターネットで辿っていくと、

ほとんどの場合、大きくクローズアップされているのは、

ドライアイ

ドライマウス

この二点です。

ですから一見、

目と口が渇くだけの病気のように思われますが、

実際には相当数の方が、

関節痛や頭痛、長期に渡る発熱、その他にもその人により様々な症状を訴えており、

精神症状を含め、日常生活にも支障があるような、かなり辛い症状がある方々も数多く存在しています。

それでもドライアイ、ドライマウスの二点が取り上げられるのは、

この病気の共通症状として高い確率で現れる症状であるからであり、

決してその症状がメインであるとは限りません。

現に私には、大分以前からドライアイ、ドライマウスの兆候があったようですが、

全くと言っていいほど自覚症状もない程度です。

乾燥した食べ物(パンやビスケット等)を単体で飲み込むのは辛いのですが、

水があればそれほど不便を感じることはありませんし、

何よりも普通はそんなものだと思いこんで生活していましたから、

医師に口が渇くことはないかと聞かれても、自身を持って「ありません」と答えていました。

目に関しても同じで、ドライアイ気味かなと思うことこそあれ、

「どうせコンタクトのせいだろう」位にしか考えず、

目薬は現在でも目にかゆみがあったり、ゴミが入った時くらいしか使っていません。

ステロイドを飲むようになった現在でも、自覚症状が無く苦しくもない為、

ドライアイ、ドライマウスの薬の処方も治療も、

もちろん診察も一切ありません。

ですから逆の見方をすると、

ドライアイ、ドライマウスがメインでシェーグレン症候群の診断を受ける方は、

きっとそちらの症状が相当重度なものであると考えることが出来るのではないでしょうか。

そうでなければ、よほどの偶然で近くにシェーグレンという病気を知っている人でも居ない限りは、

目の乾き、口の渇き=病気

には、個人の知識としては結びつかないのが現状だと思います。

そういったことからも、潜在患者数も相当数に登ると予測できます。(ほとんどが女性です)

しかしその大半の方が、恐らくは多少の不便さを感じながらも

通常生活する上ではそれほどの支障もなく生活できている状況にあるため、病院に行くほどでもないのでしょう。

ですから、たとえ病気が潜在していても、

今現在は危機的状況にはないと言えるのではないでしょうか。

余談が長くなりましたが、

ドライアイ、ドライマウスはあくまでもシェーグレン症候群の患者に多く見られる共通症状であり、

実際にそれが患者を最も苦しめる症状であるとは限りません。

私自身、シェーグレンの緩和治療よりも合併症である髄膜炎を反復した時の治療がほとんどで、

シェーグレン単体の治療は今のところほぼ無い様な気がします。

下記クリックで本ページのその他病気関連記事にジャンプします

http://fake.blog.ocn.ne.jp/whitemoon/cat5589774/index.html

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あれば便利、でも無くても大丈夫

2007-03-07 17:56:29 | ブログ

今週のブログ人のトラ場、携帯無くても生活できるか?

そう言われれば、出来るとは思いますが、

ただ、この場合どういう解釈でしょうかね?

この世から無くなったら?それとも自分だけ無かったら?

もしこの世から無くなった場合、便利だった時の記憶は残るから、当然最初は不便に感じるだろうけど、

時間と共に結構早く慣れるでしょうね。みんな同じ条件なんだから仕方がないか。って感じで。

流石に電話自体が無くなったら、社会が麻痺して相当困るだろうけれど・・・。

自分だけが持ってない場合はどうだろうね。

多分、携帯が無いこと事態の不便さよりも、

きっと回りの人間からの苦情やら不満をぶつけられる方が、辛く感じるんじゃないかな。

「何だよあいつ、今時ケータイも持ってねーのかよ」ってね。

きっと、友達、仕事関係の両方ともそう思うことに違わないだろうから、

精神的苦痛が多くなる気がする。

だから結果として、私の場合は精神面を我慢すれば、携帯なくても生活はできるという結論です。

不便だろうねー、待ち合わせとか。

でも一方では楽になるでしょうねぇ~、

だって出先でも集中して仕事が出来るんですよ。

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Aさんの災難

2007-03-07 16:52:17 | 日記・エッセイ・コラム

数年前のある晴れた夏の日中

私の知り合いである大工のAさんは会社からの指示により、

鉛筆でなぐり書きされた補修箇所が書かれた紙とお粗末な地図を片手に、

軽トラを運転し一人某アパートのドアの立て付けの修理に行ったのだそうである。

そして、いざアパートに着き、

「あーあ、さっさとでかしてさっさと帰ろう」

と思ったかどうか定かではないが、おそらくそんなことを考えながら、

部屋番号の書かれた地図を開き、アパートに向かおうとすると、

「???・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

うーん困った、そこには同じ形のアパートが3棟並んでいたそうである。

それほど今時ではないタイプである年配の大工のAさんは、

携帯ももちろん持ってはいないし、公衆電話を探すのも面倒で、

<まーよくあることだし、とりあえず部屋番号は分かるんだから、一部屋ずつ当たっていけばなんとかなるだろう>

と思いながら、ドライバー一本片手に205号と書かれた紙を見て、

一つ目の階段を上がり一番奥にある205号室へと向かった。

鍵も預かっていたそうだが、誰か居ては困るのでチャイムを鳴らし、誰も居ないことを確認すると、

鍵をドアノブに差し込んでガチャガチャと回してみてもドアは開かない。

どうも目的の部屋ではないようだ。

次に中央のアパートに行くがこれも一棟目と同じくドアは開かない。

ということは最期が正解の筈である。

こんなちょっとしたことでも最期というのは人間ツキの無さを感じる物であるが、多分Aさん自身同じ気持ちであっただろう

きっとそんなことを思いながら、最期に残った205号室のドアノブに鍵を差込み、ノブを右にひねりドアを引くと、

ガチャガチャ

開かない

押しても引いてもただガチャガチャ音がするだけで全く開かなかったそうだ。

<会社で鍵を間違ったな>

そう思った大工のAさん。

多分帰りの道中にもブツブツ文句を言いながら、とりあえず会社に戻り、

今度は正しい鍵を持ち、どのアパートなのかを聞き、また仕事場であるアパートへ行った。

今度は目的のアパートの階段をさっさと登り、鍵を開けて部屋に入ろうとすると、

2人の私服の男が近づいてくるのがわかり、男の方を見ると、その男達は明らかに自分の方を向き話しかけてきた。

「今、この辺で不信な人物を見ませんでしたか?」

「はっ?いや、別に見ませんけど」

「白っぽいジャンパーに黒っぽいズボンを履いて、帽子をかぶっていてドライバーを持った男なんですが」

自分を見下ろすと、それはまさしくAさんそのものであった。

白いジャンパーに黒いズボンに手にはしっかりドライバーを握っている。

Aさんはあわてて事情をその場で説明すると、その2人の男も納得し、

自分達は私服警官であることをAさんに告げた。

警官の話では、ドライバー片手にアパートを移動しながらドアをガチャガチャといじっているAさんを

アパートの住人の女性が目撃し、

これは怪しい(ピッキング犯罪か)と思ったその女性が警察に通報したということであった。

そして決まりだからということで、ウロウロしていた人がAさんであることを確認する為、その通報者の元に連れて行かれて顔を確認され、更に、名前や会社名などもしっかり記録された。

最期まで全くツキがない一日のAさん。

この時のAさんのビックリした顔を、ぜひ直に見たかったものだと思う意地悪な私だが、

多分Aさん異常にビックリして且つドキドキしたのは通報した女性だったに違いない。

だって、もしかしたら自分がピッキング犯人逮捕に一役買うかもしれなかったんだから。

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テスト当日の悪夢

2007-03-07 00:53:56 | 日記・エッセイ・コラム

中学生で繰り返し入院するというのは、とても嫌なことだ。

別に中学生でなくても嫌であろうが、

私にとっては高校生のときよりも中学生の時の方がやっぱり嫌だった記憶がハッキリと残っている。

入院中でも具合がよくなってくると、看護師さんに

「勉強しないとだめだよ」

って言われるのも嫌ではあったが、それよりもっと嫌なのが久しぶりに学校に行ったときである。

皆、なんだか物珍しいような感じで接してくるし、それが終われば次には質問攻めが待っている。

同じことを何度も聞かれ、その度に答えの繰り返し。

確かに最初は、なんだか人気者になったような気がしていたのが正直なところであるが、

繰り返していると、もう恥ずかしくて仕方がないといった気持ちが強くなってくるものだ。

ところがある日、退院明けで初登校に日、その日はいつもと違っていた。

いつものように一瞬物珍しい感じで近寄ってはくるが、なんとなく皆の様子が明らかに変なのである。

どこかがソワソワしているというか、

まるで「あんたに構っている暇なんかないよ」とでも言いたげな感じというのが適当だろうか。

そして一人の友人が私のところに近寄ってくると、一言いった。

「今日、期末テストだけど」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」(*_*)

私は唖然とした。

ほぼ1学期まるまる休んでいたのに、いきなり期末テストー!

そして担任が教室に入ってきて私を見つけ、

驚いた顔をして後で職員室に来るようにと言われ、ホームルーム後職員室へ行くと

「今日から来るなら一言連絡してくれればよいかったのに」

と少々困り顔(@_@。

そう、私の親も私自身も、先生には登校日を一言も伝えていなかったのであった。

連絡があれば期末テストの当日に登校させるようなことはしなかったらしいが、

本人がもうそこに立っているのだから仕方がない。

先生曰く

「このまま帰る?」

「いいえ、テスト受けます」

なんてお馬鹿で意地っ張りな私。

そのままテストを受け、問題の意味すら分からず、

「看護師さんの言うこと聞けばよかったなー」

とか思いながら、

答案用紙は選択問題以外はほとんど白紙に近い状態で5教科が終了。

後日帰ってきた答案用紙は0点を筆頭に、一ケタ台のオンパレードで、

成績表は5段階中2のパレード。

そんな私に夏休みなどある筈も無く、

中学生にして担任とマンツーマンでの補修授業となったのは言うまでもない。

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