青空に白い月

ゆったりゆるりと生きましょ~よ

膠原病と長期にわたる微熱

2007-03-23 18:33:01 | シェーグレン症候群と髄膜炎

私自身がそうでしたが、

一度髄膜炎という病気で入院し、完治して退院したのですが、

その後37.5℃程度の微熱が下がりませんでした。

最初は今度は風邪なのかとも思い

「そのうち下がるだろう」

程度に軽く考えていたのですが、

これが一ヶ月くらいも続くと流石にしんどかったです。

しかしどんなに長く続いても微熱は微熱。

周りの人に微熱があると伝えても、見た目には全く問題があるようには見えませんから

「なんだ微熱か、そんなの大したことないだろ」

程度にあしらわれてしまいます。

でも実際の症状として、計れば微熱があるというだけではありません。

毎日の食欲も全くなく、体もものすごくだるくて疲れます。

膠原病患者の症状の中に、

「微熱が長期間にわたって続く」

という人は結構多いと聞きます。

特徴的な症状のようです。

その他にも微熱の続く原因として

肺結核

ウイルス性の風邪(インフルエンザなど)

癌の初期症状

なども免疫反応により長期にわたり微熱が続くことはあります。

自分の場合の微熱の特徴として37.5℃程度なのですが、

そこからほぼ変動がありませんでした。

まるで37.5℃が平熱(通常は36、5℃以下です)になってしまったかのように、

毎日いつ計っても熱の変動があまりなくて、

病院から処方してもらった解熱の薬を飲むと、6時間くらいの間はそれが効いて36.8℃程度まで下がるのですが、

薬がきれるとまた37.5℃にすぐに戻ってしまっていました。

そして一ヶ月くらい経つと、今度は37.4度で安定?していました。

下がったのが一ヶ月間でたったの0.1度です。

そして病院に行き、そんなに苦しいならということで、

不明熱ということで再入院と言うことになりました。

その後の検査でシェーグレン症候群の診断を受けましたが、

それまで体温は微熱のまま安定し続け、

ステロイド服用によって要約熱が平常に戻った次第ですが、

2ヶ月以上微熱が続いたことになります。

とても苦しいのですが、

微熱という症状だけではどうしても最初のうちは風邪と思われてしまうので、

診断までに時間がかかってしまうのは仕方が無いのかもしれません。

でも一番苦しいのは、苦しいことを分かってもらえないことなんですよね。

困ったものです。

シェーグレン症候群のカテゴリ一覧へは下記クリック

http://fake.blog.ocn.ne.jp/whitemoon/cat5589774/index.html

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救急外来の運、不運

2007-03-23 14:07:41 | 入院・病院

病院が休みの日や診療時間外に具合が悪くなると、救急外来に急患として行く事になりますが、

すごく苦しい時には、結構

「運」

に左右される場合があると私は感じています。

総合病院の普通外来の場合は、

患者自身が一番具合の悪い部位を判断できる場合、

どの診療科が最も適切なのかを受付などで聞いてから当該の診療科を受診するわけですが、

救急外来の場合は、診療科の設定がほとんどない場合が多く、

始め看護婦さんに自分の症状を伝え、

症状に大体沿った診療科の先生には見てもらえることが多いですが、

必ずしもその目的の診療科の先生がいるとは限りませんから、

その辺に「運」が必要なんです。

私は結構な率で救急外来のお世話になっていますが、

では「運」によってどう左右されるでしょうか?。

私が救急に行った時には、

待合室にも座っていられずに横になったり吐いたりしている事が多く、

そんな時偶然にも自分の診療科の先生が居た時には、今の状態を聞かれ、

条件が大体そろっていると、昼夜、深夜に関係なく、その場で髄液検査をして、

結果が出るまで外来のベッドで横になり点滴をして待ち、

検査結果を見てそのまま入院という運びになりますから患者としてはとても助かります。

ですが、

当該診療科の先生が不在の時は、

病状がよくわからないこともあり、

翌営業日に当該診療科に予約をして「とりあえず様子を見る」ということで、

その日までの日数分の痛み止めなどで対処することになりますが、

これが結構きついですし、

普通外来は予約でも結構待たされることが多いので、その時にも辛い思いをすることがあります。

その病院の初診が救急外来であった場合には、

患者の情報がゼロからの診療ですから、更にその確立は高くなります。

でもこればかりは「運」としか言いようがありません。

深夜でも休日でも、診てもらえるだけありがたいと思いましょう。

後、余談ですがっ、

多分ちょっと診療費は高くなるとは思いますが、

予約なしの場合は救急外来の方が絶対的に待ち時間が少ないっていうのも、

苦しい時には魅力ですね。

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