雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

常識に囚われる

2013-11-18 18:13:56 | 日記
 いろんな物事が常識に囚われすぎて気が付かないことは多々あります。

 米の紙袋はなぜ30キロにこだわるのでしょうか。昔の1俵60キロから来ているのはわかりますが20キロだったら運ぶのがずいぶんラクになりますよね。女性でも持てます。でも30キロは持てません。持てないと、「今の若いもんは…」とか言われますが持てないものは持てないんです。腰悪くしてまで持つ必要ありますか?1袋を軽くすれば作業が楽になります。なぜ、変わらないんでしょうか。

農作業は辛いもんだとか、雪は大変だと嘆いていたから田舎が今のような過疎地域になったのかもしれません。農業が楽してお金も稼げるのならもっとここにみんな住んだかもしれません。雪のある生活をもっと楽しむようにして来ればもっと人が集まったかもしれません。ここに住んでいろんなことを変えようとして来なかった、ここはこういうところだという諦めの中で生きてきたのでしょうか。先祖代々の土地を守って米を作りさえすれば生きていけると思ってきたのでしょうか。


農的な生活の中にも都会生活のセンスを取り入れたり出来れば、田舎の生活はこうあるべきなどという固定観念を若い世代に押し付けなければまだまだ若い世代が残れたんじゃないかと思ってしまうのです。