雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

猫を飼って思うこと

2013-11-21 22:33:04 | 日記
 猫を飼い始めてから猫に関するいろんな情報を得てきました。その中で、どうして今私が猫を飼っているかという話に戻ると、野良猫の話になり、犬猫の殺処分に話に辿り着いてしまうのです。

ここ数年私の周りでも何の罪も無い猫たちが生まれ、殺されてきました。
調べれば全国でも毎日のようにたくさんの命が人の手によって殺処分されていることがわかります。
飼い主の責任で飼い猫は基本、室内飼いにしましょう、避妊・去勢をしましょう、生き物は病気になったり、いずれ寿命がきます。最後まで面倒を見て看取る責任があります。そういうことを行政は飼い主に対してもっと指導すべきです。

それには今のように飼えなくなった犬猫を引き取りますなどというゴミ収集のような制度を見直す必要があるのではないでしょうか。

もっと持込みにくい状況をつくるべきです。

広報などに「犬猫の殺処分を希望の方へ」とか、もっと罪悪感を持たせる方法にすべきです。すでに命ある動物はその命を出来る限り全うさせる、不幸な命を作らない、当面これを徹底していくしかないと思うのです。



保護した当時のもも。

我が家のポン太とももも私が保護しなければ自然に死んでいたか生き延びても保健所で殺処分されたかです。

私は毎日新潟県動物愛護センターのHPを見ています。1匹でも新しい飼い主と出会えることを願っているのですが。一人ひとりが出来ることには限りがあります。でも、その一人ひとりの力がなくては彼らを救うことが出来ないのも事実。命がどんなに暖かいものかそして尊いものか知ってもらいたいと思います。



人が集まる場所作り

2013-11-21 12:00:30 | 日記
私が若い頃は青年団という組織がありました。よくも悪くも地域の若者が地域で活動出来る場であったのです。

時代の流れで数年前にその青年団も解散しました。

青年団は主に地域の独身男女が公民館などを拠点に地域と密接な活動を続けていました。

歴史ある雨飾山の山開き、塩の道の道なぎ、塩の道ハイキング、七夕づくり、地区運動会の大看板づくり等々。

「だんぽう」なる機関紙も発行してたっけ。全国機関紙コンクールで賞もいただきました。1年に一度青年大会があって、市の青年大会、県の青年大会、

そして日本青年館で開催される全国青年問題研修会に参加するのです。全青研と呼ばれていました。私も新潟県団として参加したことがあります。新潟県

のロゴ入りのおそろいトレーナーを着て、なぜか夜の六本木に繰り出したりしました。(その時なんとジャージにスリッパだった!)

そこには、全国から集まった青年団の有志がいろいろなテーマ別に分散会を行い議論を深め友好をはかるというものでした。

その時の課題は今も解決されていないような気がします。確か田舎にお嫁さんが来ない問題とか、家の跡取り問題、差別問題、女性の地位

向上など。その頃既に青年団では危機感を抱いていたのですね。あの県団のメンバーから数人が市議や町議になっていたり地域おこしで活躍したりしたこ

とは後々新聞などで知りました。



昨日は公民館女性部主催のお香づくり。

今は地域の結びつきは学校や公民館の事業しかなくなってしまったような…。人が集まる場所を作らなければ。

青年団は決して仲良しグループではなかったのですが楽しかったですね~。地域の若者たちが毎日毎日公民館を活動拠点に自分たちの地域の未来を議論して、地域行事に密接に関わっていたあの頃は良かったです。

青年団無きあと、もっと、若い世代に地域と関わってもらいたいと思います。