刈谷市にある
野田八幡宮を参拝する
刈谷市歴史博物館に行ったときに…
あっ、そのブログも一緒に、お時間許せばどうぞ…
この野田八幡宮で8月下旬に行われる
刈谷市指定無形民俗文化財である「野田雨乞い笠踊り大会」が展示、紹介されてまして
この「野田雨乞い笠踊り大会」は「雨乞い」を今に伝える行事で…二人一組の踊り手が雨乞い唄と采配に合わせて太鼓を打ちながら踊るそうな…
いやあ…この笠踊り大会をみに
行ったことないけど
不思議な感じがして
雨乞いだから「雨が降ってほしい」なんだろうけど
きっとこのお祭りの日だけは
降らない方がいいんだよね…
雨が降ってほしいのか
降ってほしくないのか…
そんなことを思ってたら、参拝したくなって…
とても晴れた…笑…休日に参拝に行ってきました…
一の鳥居から三の鳥居まで、参道が長く真っすぐ伸びていて、その突き当りが拝殿
その一の鳥居の手前の敷地には
「表忠碑」
がありまして
野田地区戦没者の慰霊碑…

そこへ、向かう石柱門が残ってまして

その横、老人ホームのそばには
お地蔵様…

そして、今となっては絶滅危惧種とも言える
二宮金次郎の石像が

昔は小学校にたくさんあったのに、相次ぐ撤去で、なかなかお目にかかれない…その背景には、「勤勉の精神が時代に合っていない」とか「歩きながらスマホ」を連想するからなんだとか…
でも二宮金次郎の生きてた時代は、車なんて走ってないだろうし、せいぜい、足を踏み外して、田んぼの中へ転げ落ちるくらいしか、危険はなかっただろうにね…
ちなみに、私、小学生の時、リコーダー少年で、田んぼの畦道をリコーダーを吹きながら学校から帰っていたら、足を踏み外して、田んぼの中にツッコんで泥だらけになったことがあります…
だから、同じ匂いがする??二宮金次郎像に、親近感を抱いちゃうんですよ

あ、二宮金次郎像にテンションがあがってしまいました…
この日は、野田八幡宮参拝が本来の目的でした…

これが「一の鳥居」


野田八幡宮社記
だいぶ、消えかかっているけど…

朱の「二の鳥居」

扁額は横書き…

境内では、市が開催されていました…

即、野菜を買ってしまった私…
だって、キャベツ100円、ホウレンソウ200円、消費税もいらないし…
いや、さいこう(最高)!…「やさい」だけにね…

…ということで、キャベツなどの野菜を抱えての参拝となる…笑
ではでは、手水舎で手を浄めようと…

水量がチョロチョロ…

この時期、ひょっとしたら新型コロナウイルスが手にへばりついている可能性もなきにあらずということで、本当は思い切り手を洗いたかったけど…この水量では…
ここは、持参している手指消毒液でシュッシュ!!
これで、きっと神様も安心、安全なことでしょう…
「三の鳥居」

左右には新しめの狛犬…
どっちも困った顔をしていますなあ…だから困る犬…で困犬…???


由緒が刻まれた石碑

野田八幡宮は、天武天皇の白鳳時代、676年に大市郷今留丘に創建と伝えられ、今留明神さま、大郎子尊さま、八波多神さま、物部の祖神さまを併せ祭ったそうな
1548年と1554年の再度にわたる兵火により、社殿は荒廃したが、刈谷城藩主水野勝成公が1600年に社殿を造営したとか…
水野勝成公は徳川家康公の母於大の方の弟の息子であり、家康公とは従弟の関係にあたる
以後は祈願所として歴代の水野、稲垣、三浦、土井の各藩主に尊崇されたとのこと…
1792年に野田村が福島藩重原領となってからは板倉氏の総氏神として崇められたそうな…
刈谷市では最も位の高い神社であり現在末社が23社あるよう…
ご祭神は八幡大神(応神天皇)さま、大郎子命さま、物部祖神さま

檜皮葺の屋根のなかなか趣のある拝殿

二礼二拍手一礼
たいしたことのおきないごくフツーの毎日が送れますようにと願ったのだ…のだ八幡宮だけに…

拝殿の前には歴史を感じる個性的な岡崎天神系の狛犬が

眉が太くて、西郷どんみたいだな…と思った私
どっちが口を開けてる阿形かわからない…苦笑
たぶん、歯がみえる下の写真の狛犬が「阿形」でしょう

お祓い所??

ど真ん中に磐座と思われる巨石が鎮座し…

おそらく、これは説明板だっただろうけど、判読不能

野田八幡宮千参百年祭祝祈念の石碑

この石碑は
平安2年の棟札の写
全部、漢文で刻まれていました

拝殿をぐるっと廻って

拝殿の裏側には
安産の井
もう今となっては、「安産」で願うことは、思い当たらないけど、せめて、これからの人生「さんざん(散々)」な目に遭わぬよう手を合わせる

こちらには摂社が、この建物の中、ガラス越しにずらーっと

左から
神明社

豊稲荷社

陣屋稲荷社・稲荷社

縣神社

砥鹿神社

板倉神社

山神社・石清水八幡宮・天神社

豊受大神宮(外宮)

多賀社、金刀比羅社

熱田神宮

以上の摂社がガラスの奥に並べられていました…
もう神様、大集合ですよね…
もう、どの神様でもいいので、新興宗教と絡んだ腐った与党の政治、なんとかしてくださいな
こちらも、神様大集合の合社

左から
倉穂姫社

風神社

水神社

石余社

御子神社

神馬舎

中には、微動たりしない神馬が…

どーか、この一年、万馬券があたりますように…と、ここは念入りに??
ならぶ石灯籠も歴史を感じます

さらに独立した境内社も

白山比咩社

そして、もう一つ

秋葉社と津島社

拝殿の廻りは木々に覆われて、神秘的な感じもする神社でした

境内にある「野田史料館」の前には薄墨桜


「野田雨乞い笠踊り大会」がこの境内で行われるけど、神社参拝はやっぱ、晴れてる日の方がいいのだ…のだ八幡宮だけに…
ブログもこれでおしまい…
これでいいのだ…
境内に、天才バカボンのパパは、さすがに、見当たらなかったです…笑