私の住んでいる知多半島は
「東海地方のフロリダ」と呼ばれているようなところで…
(勝手に私が…そう呼んでるだけだと思いますが…)
TVでは…この冬一番の大寒波到来!!!
…と言われた日で
確かに風は…果てしなく
冷たかったけど…
でも…よく晴れ上がっていい天気でした!!!
そんなある日
岐阜市内へ行く!!!
目指すは
ぎふ清流文化プラザ
行ったことのない
初めていくホールですが
そこでは
「清流プレミアムセレクションなごみーずアコースティックナイトin清流の国ぎふ」
太田裕美さん
伊勢正三さん
大野真澄さんの
3人のユニット…「なごみーず」のコンサート
さてさて
私の住んでいる知多半島は
空気は冷たいものの晴れ渡っていましたが…
名古屋を過ぎたあたりから
厚い雪雲に覆われてきて
名鉄岐阜駅に着いたときには
激しく雪が降ってる…驚!!
そこからは
岐阜市内循環バス
岐阜バスに乗って
会館近くのメモリアルセンターまで
向かったわけですが…
バスの窓の外は
あっという間に
雪景色!!
まるで別世界…
名古屋から名鉄で40分ほど…の岐阜市内…
…なのに…めちゃめちゃ遠くにやってきたみたい!!
さてさて
初めてやってきた…
ぎふ清流文化プラザ
着くまでの
感想を一言申すと…
寒い!寒い!!寒すぎる!!!
雪景色!
そして…この寒さ…
そして方向音痴な私が迷いそうな初めての土地…
まるで
若かりし頃…
10代の頃観た
映画「八甲田山」の世界にいるような…
「八甲田山」を迷って彷徨っているような気分…
だったので
中に入った時の温かさ…に大感激!!!
つくづく思う…
生きててよかった…と…
幸せだな…と…
さてさて
ぎふ清流文化プラザ
こじんまりとしたホールで
後方の席でも…めちゃ見やすい座席の傾斜のあるきれいな素敵なホールでした…
「なごみーず」は
太田裕美さん
伊勢正三さん
大野真澄さんの
3人のユニット…プラス
サポートミュージシャンに
ベースその他で参加の
岩井眞一さん
そして
ご存知…センチメンタル・シティ・ロマンスから
細井豊さん!!!
…の5人編成で…
素敵な…懐かしい歌を次々と届けてくれまして…
そんな
「清流プレミアムセレクションなごみーずアコースティックナイトin清流の国ぎふ」…
…のライブレポをば
まずは
「地球はメリーゴーランド」
若いころ
ガロ(GARO)って聴いていなかったんだけど
この曲は知ってる!!聞いたことがある!!
いやあ、なんといっても、
伊勢正三さんの奏でる
美しいギターの旋律
太田裕美さん
伊勢正三さんの美しいハモリは聴きごたえ十分!!
「海岸通」
この美しい旋律…
いやあ、懐かしい!!
「風」「かぐや姫」は
若いころめちゃめちゃ好きでした!!本当によく聴いていたんだよね!
伊勢さんの甘いハスキーな歌声
タマンナイ!!
この曲、詞もめちゃいいんだよね!!!
瞬時に…
気分は…10~20代!!!
ここで…挨拶代わりのMC
今年、最初の「なごみーず」のステージだと
大野真澄さん
「あっという間に1月12日、こないだ正月だったのに…笑…この歳になると、1年が昔の1か月??あっ、!逆か!!…笑…時間が経つのが早い!早い!!」
なんて…しゃべっているのを
太田裕美さんが…進行に戻して
「今年は、大寒波が次から次へとやってきて、寒い日が続いてますけど、今日も、岐阜羽島の駅に着いたときは、そんなに寒くないかなって思ってましたけど、あっという間に雪が降ってきて、急に寒く…で、みなさんには、もっと寒い世界へと…」
…と語って
「さらばシベリア鉄道」
太田裕美さんの歌声は
もう昔のまんま…
私の気持ちは…ずっと10代~
1番は太田裕美さんが…
2番は大野真澄さんが歌い
そして、ハモリの美しいこと
躍動感のあるメロディーに乗せられて
私の心に広がる心象風景は
乗ったことのないシベリア鉄道ではなく
雪が深々と降っていた
次の列車がくるのを約2時間待った
飯田線の…秘境駅の銀世界の景色…苦笑
ここで
太田裕美さん退場…
大野真澄さんと伊勢正三さんと二人で…
大野真澄さん
「正やんとは長い付き合い…一番最初に会ったのは、正やんが10代、僕は二十歳になったばかり…あれからどれくらいの月日が経ったことか…笑…ちょっと前まで、みんな還暦になったんだって話をしてたのに、最近は70代になってよ…みたいな…」
デビューは1971年、第二次かぐや姫と一緒らしい
大野真澄さん、ガロの前には、ソロはやってなくて、お芝居をやってたのこと…
大野真澄さん:柴田恭兵さんが有名な東京キッドブラザース、お芝居はチームプレーが大変で…
伊勢正三さん:そーいえば「水戸黄門」にもでたんでしょう??
大野真澄さん:笑…ついこないだもあおい輝彦さんと一緒に仕事をしました…あおい輝彦さんは、背筋もびしっと伸びてて、歌もうまくて、若いなあ…と思って…そのあおい輝彦さんにかいた曲
「あなただけを」
この曲もなんか聞いたことがある…
けして、あおい輝彦さんを熱心に聴いていたわけではないのに…
骨太…で…繊細で…そんな甘い大野真澄さんのボーカル
それを彩るように添える
伊勢正三さんの奏でるギターの音色
さらには、細井豊さんのハーモニー
歌い終わって…伊勢正三さんも退場
大野真澄さん
「岐阜、初めてロープウェイに乗ったのが、ここ金華山…小学生の頃、こういう乗り物があるんだってびっくりした!その後、三ヶ根山と…もう一か所どこだっけ…」
ここで
細井豊さんフォロー
「御在所にも…」
ここでユタさん(細井豊さん)を紹介、さらに、岩井眞一さんをも紹介して
「小学生の頃、1日が長かった…50過ぎてから、酒なんか飲んだら翌日、目が醒めないみたいな状況でして…苦笑…昔とは全然違い…身体に変調をきたしておりまして、50肩も、右、左…痛くてギターを弾くのも大変…こんなに痛い中で、頑張ってるんだなって…みなさん、感じてないですよね??…笑…もっと大変なのは、携帯電話かけてたら、手から滑って落ちちゃう…ちょっと気を抜くと、ページなんかめくれない…子供の頃、オヤジがお札を数えるのに、新聞をめくるのに、指を濡らしていたことが、今になってはよくわかる!こんなに手が乾くんだってことが…でも、みんなに訊いたら、みんなそうらしく、井上陽水さんも一緒だと…笑
ソロになってから、何枚かアルバムを出してまして、最近では「GARO 青春の旅路」というアルバム、そのアルバムは、GAROの曲、セルフカバーを10曲と、さらに、新曲が入ってて、オリジナル曲は、斎藤哲夫さん、知ってる?CMで宮崎美子さんがパンツ脱いじゃってる??やつ…笑…」
「今は、パンツが昔と違うんだよね??」
…と話を脱線させながらも
その斎藤哲夫さんとの共作
「君想う」
初めて聴いた曲だけど、はっきりと昭和の匂いが漂う…
岩井さんの奏でるギターがなんとも素敵でして
「もう1曲、オリジナル曲でアルバム「GARO 青春の旅路」の中から…ずっと「なごみーず」をやり始めたころから歌い続けている歌…「ワンパイントのラム酒に乾杯」…知ってらっしゃる方がいるってことは、知ってるんだな…笑…ワンパイントっていうのは、500mlくらい…それを一人で呑むんじゃなくて、お互い昔話をしたりしながら、みんなで、これからのことも含めて語り合おうじゃないかっていう歌…」
「ワンパイントのラム酒に乾杯」
若いころ、GARO を熱中して聴いてたわけではないので、聴いてて気持ちが若返るってこと、まったくないけど、この歌、むしろ私の年代にぴったりで、しみじみと心に沁みる感じ…ラム酒…ビールと焼酎しか呑まない私には、ピンとこないけど、呑んでみたくなった…って、ただの「呑み助」やないか!!
ここで
大野真澄さん退場
入れ替わってステージには
太田裕美さん!!
「大野さんは、もう喋らせるといつまでたってもしゃべってる…笑…大野さんは歌うとかっこいいので…途中でしゃべらせないようにと思ってますけど…笑…岐阜は、去年の夏に野外コンサート、八百津町に行ってきました…杉原千畝さんの記念イベントで…世界中のユダヤ人から東洋のシンドラーと呼ばれ、尊敬を集めている方、ユダヤ人の避難民にビザ発給して、たくさんの命を救った…その方のフェスティバルがあって、その中の「星空コンサート」に呼ばれました…その日は、凄くいい天気で、暑いくらい…満天の空、星空コンサートという名前どおりの美しい夜空で、私も、きてくれたお客さんも凄く素敵な思い出ができたんですけど…今回は、まったく逆の真冬で…今年、初めて雪が降っているのを楽屋の窓からみました…「雪が降ってる!!」ってびっくりしたんですけど、こうして自然が厳しいから、清流の国と呼ばれる清らかなところなんだなって思っています…8月は真夏だったので、夏の歌をたくさん歌ってきたんですけど、今日は1月、冬の歌をたくさんもってきました…」
「最後の一葉」
オー・ヘンリーの短編小説をモチーフにしているこの歌
まさに
悲しき小説を読んでる…
いや心象風景にはっきりと浮かび上がることから
悲しきドラマを見入ってる感じで…
聴いてると
なんだか眼がしらに熱いものがこみあげてくる感じ…
美しいユタさんのキーボードから伝わってくる旋律も最高!!
歌声は…
澄んだ独特の太田裕美さんの唯一無二の歌声で
しっとりと…しっとりと…
そして
やはり若いころに聴いたこのメロディー
懐かしさも入り混じって
なんとも感動的な気分に…
「私のとって今年の初ステージが、ここ岐阜のコンサート、新しい年が明けたばっかりですし、初心忘れるべからず、といった感じで新しい気持ちで歌っていきたい…今の曲「最後の一葉」はチャリティーレコーディングという筋ジストロフィーの患者さんの「車椅子の青春」という映画を作るというチャリティーのレコードになった曲で…このおかげで、筋ジストロフィーという大変な難病があることを知ったし、そういう一つ一つの出会いによって、いろんなことを知っていくこと、生きていくことはいろんなことを学びながら…さっき、大野真澄さんが、1年はあっという間だと言いましたけど、年を重ねたからもう終わりって言うのではなくて、毎年毎年、新しい年がくるごとに、新しい経験があって、新しい私に、また巡り合えるといいなって思っています…ちょうど、昨日がツイッターを始めて、丸2年経って3年目…ツイッターを始めるときは、息子がめちゃめちゃ反対して、「お母さん、暴言吐いてツイッターが火だるまになるから…」ってとめられたけど、始めてみて、今のところ炎上したことがないので、穏やかなみなさんが集まってくれて、楽しくやってます…これを始めたことで、新たに皆さんと交流したりとか知らないことを教えてもらうってこともありましたし、ファンの皆さんと繋がりが感じられて…これからも新しいことに、どんどんと挑戦していきたい…
去年も楽しいことがたくさんありまして、3枚目のアルバム「木綿のハンカチーフ」が入っているアルバム「心が風邪をひいた日」が、名盤ドキュメントという番組で取り上げてもらったこと…デビューしたときから素敵なスタッフに恵まれていて、このことは丁寧に仕事してきたご褒美かなと思って…その「心が風邪をひいた日」というアルバムタイトルは、この曲の歌詞の一節から、とられています…」
…と語って
「青春のしおり」
はっきりとは憶えていないけど…どこかで聴いたことのあるような記憶が残っている…そんな歌…女性の視点から過去…中学生くらいかなあ…を追想して…
まあ、そんなことを想う以前に…
太田裕美さんの透き通った歌声が素敵すぎて
ただ…ただ…うっとり…
「「青春のしおり」は、松本隆さん、佐藤健さん、大橋純子さんの旦那様になられた方ですね…その方の作品…他にも、去年は、素晴らしい楽しい仕事がありまして…NHK連続テレビ小説「ひよっこ」、主題歌は桑田佳祐さんが歌ってたんですけど、夏あたりの劇中歌を歌ってほしいという話があって…劇中歌、8月末から9月まで、いろんな恋が生まれてくる…そんなシーンで使われていたのが「恋の歌」…連続テレビ小説って凄い昔に、ハワイと岐阜・高山を舞台にした作品「さくら」に出たことがあるんですけど(客席から拍手が沸き起こる!)物語は、日系4世の女の子が、日本で学んでいく面白いドラマだったんですけど、凄く下手くそな演技で、「さくら」ちゃんのお母さん役で出てたんですけど、ものすごく下手で、演技の話はもうないかなと思ってるんですけど、本当になくて…笑…演技は、もう絶対無理って感じだったんですけど、歌の仕事が舞い込んできまして、そのドラマでは、ワンコーラスとか、中途半端な感じで流れていたので、今日は、フルコーラスで!TVをみてた人は、あっ、この歌聴いたことがあるなって思いだして聴いていただけると嬉しいし、見ていないひとでも、タイトル通り、ウキウキして楽しいな、新年にぴったりね!みたいな感じで聴いていただければ嬉しいな…」
「恋のうた」
私、TVは、ほとんど観ないので、初めて聴いたんですけど、
まさに、ウキウキした楽しい気分になれる!!
♪好き!素敵!好き!~
…の連発で、甘い甘い…ストレートな…ホント直球ど真ん中なラブソングでした!
「私と同じ、今年初ライブということで、心新たに「思いの外??」じゃなくて「思いの…」…思いがあると思いますので、その辺のところを伺えたらいいなと思って…」
…と伊勢正三さんを呼び込む
伊勢正三:思いの丈でしょう??…笑
太田裕美:そういうのでてこないの…言われたらそう、そうって感じで、大野真澄さんが、携帯落とすのと同じ状態…笑…そういえば、大野さん、私が「9月の雨」を歌ってるときに、シェイカーが、手から滑って落ちたことも…あのときほど、ステージで歌っている最中、笑いをこらえて苦しかったことがなかった…笑
伊勢正三:大野真澄さんは、50肩で、手が上がんなくて…
太田裕美:その上、手がすべすべして、2重苦なんですよね…ところで、正やん、今年、初ライブってことで、新しい年、今年はこんな年にしたいって思い、あります??
伊勢正三:特にないです!…笑
太田裕美:ない??
伊勢正三さん:いい歌を書きたいね…(拍手喝采!)…だいたい、一日、2時間くらいはそういったことに費やしている…浮かんだ言葉をメロディーにはめていくような…
太田裕美:思いの丈、いただきました…笑…八百津町で、この曲を歌ったときに、本当にきれいな夕焼けだったと、きてくれたお客さんがツイッターで教えてくれました…幸せな気持ちでいっぱいになったと…
「君と歩いた青春」
太田裕美さんが歌う…
コーラスは伊勢正三さん
そして…伊勢正三さんのギターが切なくて…タマンナイ!!
いやあ、懐かしい!!気持ちは10代!10代!10代!!
歌い終わって太田裕美さん、退場
伊勢正三さん
「太田裕美ちゃんのしゃべりって、テープを早回ししてるように聞こえるんだよね
…では、雪の歌…を歌う前に…雪の前は…雨ですね…」
「雨の物語」
10代の頃…よく聴いた「風」「かぐや姫」…
ロックンロールが大好きなんだけど
なんだかんだとよく聴いていた
「風」「かぐや姫」…
ラジオつければ…
当時は…ラジオから聴こえてきてたし…
この曲も
不思議と身体が憶えてる…そんな感じの素敵なメロディー
ユタさんのキーボードの旋律が絡んで…最高の心地よさ!!
♪窓の外は雨 雨が降ってるから
失恋と降る雨を掛け合わせたこの歌
伊勢正三さんのハスキーな歌声にあっていて
切なくて…切なくて…
ここで、全曲「風」の曲であるライブアルバム「伊勢正三LIVE BEST~風が聴こえる~」の告知を挟んで…
「「雨の物語」は、そのアルバムからの歌ではなくて…今から歌う歌も、そのアルバムには入っていません!近年、アコーステックで、ギターの音にこだわっていて、そのエンジニアの「すぎちゃん」、彼は、料理なんでも、必ず何かをかけている…ソースかな…と思ってたら、赤味噌でした…以上…笑」
「いい歌を作っりたいなと今、一番新しい歌…といっても1年前の歌ですけど…」
「さよなら以外に」
メロディー、サウンドの柔らかさ、その中で低音で甘く響き渡る伊勢正三さんの歌声…初めて聴いたけど、ずっと…10代の頃から聴いたことのあるような懐かしさも感じられる…
「それでは、この季節になると…切ない雪が…」
…と語って
「なごり雪」
この歌、やっぱ伊勢正三さんの歌う…奏でる…「なごり雪」が一番好きかも…
懐かしくて
すぐさま歌詞で歌われている 駅のホームが心象風景に浮かび上がる…
もう…当たり前のことですけど
名曲ですよね!!
ユタさんの鍵盤の旋律も彩を添えて
ユタさんのハモリも素敵なんだな…
(長くなっているので…苦笑…次回に続く!!)