西尾市…
センチメンタル・シティ・ロマンスを観に行った思い出のある街…
他にも本多taco-bow正典さんと、西尾市岩瀬文庫にきたことがあったなあ…
そのブログは…
「音で感じる映画とワークショップ」…西尾市岩瀬文庫にて…
ティンティンさんのコンサートのお手伝いに行ったこともあったなあ…
そのブログは…
西尾市文化会館で中国琵琶のティンティンさんのチャリティーコンサート
そんな西尾市に湯川トーベンさんがやってくるという情報が…
場所は「さんがい亭」
一度も行ったことのないライブスペース…でも、田村直美さんとかもライブしてるようだし、気になってはいたハコに…湯川トーベンさんがやってきてくれたので…軽四で1時間程はかかるんですが…ちょっと遠いんですが…そんなことを言うと、湯川トーベンさんは、三鷹から、もっと遠いところからきているので…遠いなんて言うと叱られる???…(笑)
初の「さんがい亭」に行ってきました!!
まあ、感想を一言でいうなら…とことん、昭和でした…まるで、昭和時代から時間が止まっているような…そんなスペースでした…
でも、出入りしてる私達には、容赦なく…時間は流れてて、歳とっちゃってる訳ですけど…でも、店の雰囲気は私が、20代の頃、出入りしていたような「お店」の雰囲気でした
オープニングアクトで歌った
「三州かまどグループ」のお三方も、見た目からして…それは、もうみたまんま昭和…歌う歌も昭和…とことん昭和!昭和!!昭和!昭和!昭和!!昭和!昭和!昭和!!昭和!
こわもてのかなり酔っ払った感のオジサンが
ステージに上がるなり「呑み過ぎた」とかいいながら
のっけから、まさかまさかの吉田拓郎さんの「結婚しようよ」を歌い出す!!このギャップが楽しくて…面白くて…途中でマイクが倒れてしまっても気にしない!気にしない!!さすが昭和…昭和だけに昭和ない…もとい…しょうがないと思っているのかな…(笑)
ハウリングが起きてても気にしない!気にしない!!さすが昭和…昭和だけに昭和ない…もとい…しょうがないと思っているのかな…(笑)
メンバーは本来4人だそうだけど、一人病気で入院して…昭和ない…もとい…しょうがないと思っているようで
続いてはバンバンの「『いちご白書』をもう一度」…これまた風貌とのギャップが楽しくて…面白くて…
さらに
加山雄三さんの「君といつまでも」
なんだかんだと酔っぱらいながらも、演奏者がめちゃ楽しそう
ボーカルが替わって高峰秀子の「銀座カンカン娘」
もう果てしなく昭和!昭和!!!
私の知らない洋楽かな…それもどっぷり昭和の歌を歌い
ラストは、オリジナル曲の「三河弁の唄」
三河弁、さっぱりわからなかった???です…
でも楽しい!楽しいステージでした…
オープニングアクトから、どっぷり昭和の世界に浸って…浸って…
さてさて、その後はお待ちかねの
湯川トーベンさんのライブ
SEは、徳永英明さんの歌う「渚のバルコニー」…松田聖子さんの曲で登場…いやあ、この曲で登場する湯川トーベンさんはめちゃレアかも…
まずは、開口一番「三州かまどグループ」のみなさんに楽しいステージをありがとうございましたとお礼の言葉を…年齢がほとんど変わらない…一気に昭和の世界に引き戻されて…と湯川トーベンさん
西尾にくるのは、初めて…西尾という場所を知らなくて来てしまった…と笑わせながら…今日はよろしくと
まずは
♪果てしない空 果てしない雲~と歌い出したのと同時に、マイクスタンドのマイクが緩んで…マイクが下を向いちゃっている…そんなことは気にせず…生声で歌い続ける湯川トーベンさん
いや、ホントは気にしてるだろうけど…気にしていないフリで歌う湯川トーベンさん!!
曲に耳を傾ければ、ミディアムテンポの曲調で等身大の湯川トーベンさんが感じられる歌…
曲の後半は、長〇剛風???
♪ヘイヘイヘイヘイ~とシャウトして!!
歌い終えて早速マイクをなおしつつ、笑いながら「三州かまどグループ」は噂通りのバンドだったと…
いろいろんところに行って、いろいろな地元の人たちと対バンするけど、だれしもみんな楽しそうにやってて、「三州かまどグループ」は、ほぼ最初から打ち上げ状態で、今日は2人で9杯は呑んでるってさっき聞いたそうな…酔ってイイ感じになって楽しそうに…で、1曲目から吉田拓郎さんっていうのがツボだったと…
♪僕の髪が肩まで伸びない~と歌いながら、昔、そう歌ってたことを思い出したと湯川トーベンさん
ここでいきなりボクシングの輪島さんの歌をと
「輪島さん」
輪島さんの日常の一コマ、ゴミを拾ったりして元気に歩いてる元プロボクサーの輪島さんをリスペクトしている歌の内容
♪輪島さん輪島さん~
間奏のギターソロは省略して、歌に力を入れる??トーベンさん
輪島さんの人柄がよーく感じられる
歌い終えて、真っ暗な客席と薄明りの照明が気になった湯川トーベンさん
ディナーショーみたいなのでと照明を明るくしてもらって、お店の店内を見渡して「集会室」って控室にかかれているのもよくて、天井はクリスマスみたいに電飾が飾られていて…イイ感じですよねと湯川トーベンさん、めちゃ嬉しそう…
いろんなところに行って勝手に歌わせてもらってるけど、やっぱり土地の人に会うのと、対バンが楽しみ…どんな人たちなのか…で、今日は凄くオモシロかったと…さっき話をしてて車のシルバーマーク何歳からつけるのかという話になって…そういう年齢か…と感じたことを語って
「パナヌファ」という曲を…沖縄の言葉で「花の子」と言う意味…石垣島から高速船で1時間、波照間島、人の住んでる島では日本最南端…波照間島にあるお店の唄ですと
「パナヌファ」
南国の情景が瞼に浮かんでくるミディアムテンポの歌
旅から旅へ…そこで感じたことを等身大のトーベンさんが飾らない言葉で
感性で表現された…ありのままのトーベンさんが
感じられる1曲…
「三州かまどグループ」の方に、このギターがいいって褒めてくれた…ギターを褒められることはあまりなくて…と笑いながら…交換はしないけどね…と…気が付いたら、違うギターが俺のところに入ってたなんてことのならぬよう、隙をみせないようにしないと…というのは、よく対バンに、いや、むしろ一緒に組んでる相方にパクられることも…そのシールド俺のじゃない…みたいな…(笑)
次の曲はドラムのリズムを口ずさみながら
「フォークロック」
聴いてるとさわやかな躍動感を感じ
前向きな気持ちになれる…
メロディアスで
フォークっぽくもあり
ロックぽくもあり…
まさに曲のタイトルがあらわす通りの
素敵な曲
♪何時までも夢の中歩いているような
どこまでも続いてる一つの道~
心に沁みいるこのフレーズ
そして
掻き鳴らすロックそのものの魂を感じるギター
そして、今日の対バンに合わせてスパイダースをやってみようと
「NO NO BOY」
いやあ、昭和!昭和!!懐かしい!懐かしい!!
元気だったころのムッシュかまやつさんが思い出される…何度か得三でみたっけ!!!
歌い終えてトーベンさん
GSの方々は礼儀正しいと…ちゃんとお辞儀もするし、ちゃんとスーツを着てるし…スーツはミリタリー・ルック、軍隊調…
スパイダースのベーシスト、加藤充さんこと「カッペちゃん」は、85~86歳でも現役でベースを弾いてる…ベースを担いで電車に乗ってくる…ベースをもってステージに立つだけでも大変だと思う…と言って、俺も大変だもん…と笑わせる湯川トーベンさん
スパイダースのみなさんはお亡くなりになってる方も多い…たぶん、ロック界では最年長のベーシスト…で、未だに赤いミリタリー・ルックが着れる!ホント凄いと!!
俺は昔の衣装とか絶対無理…笑…インディアンの格好してたし、電球巻いたりしてたし…笑…
と笑わせて、もう1曲スパイダースの歌をと
「ヘイ・ボーイ」
私、実はこの歌、ほとんど聞き覚えがなくて…
湯川トーベンさんが歌ってるのを聞いてると…トーベンさんの持ち歌みたいに聞こえてくる…それくらい歌がトーベンさんに溶け込んでいる…といいましょうか…
逆に…きっと…トーベンさんのオリジナル曲の中には、この曲のスパイスが入った曲が1,2曲はあるに違いない…
それくらいに自然体で…
ググってみたら、この曲もムッシュかまやつさんの曲なんですね…
演奏終えて、初めて西尾にきたけど、また、こちらに寄らせてもらえたらと…このお店…メタル系の方がいっぱいきてるのがわかったと…BOWWOW(バウワウ)とかアースシェイカーとか…みんなここでどうしているのかな…カラオケ使っているのかな…山本恭司さんとかアースシェイカーの MARCY とか…弾き語りしてるところを御邪魔したいな…と語っての次の曲は
「ハッピー」
初めて聴いたかな…聴いてて優しい気持ちになれる、素敵な曲…この荒んだコロナ禍において、寄り添える素敵な歌でした…
まさに聴いてて気分も「ハッピー」みたいな…
さて、ここで湯川トーベンさん、宣言!
ここで休憩しようかと思ったけど、やめると…みんなを鍛える…そのまま、ツルっと行きましょうと…終わったら、散々飲み食いして、「三州かまどグループ」さん、楽しく盛り上がってください???と笑いながら「島唄」じゃないよ…と一言添えて
「島影」
旅愁感あふれる優しい歌…
メロディーラインが美しくて
癒される歌でした…
やっと新型コロナウイルスがおさまって、自由にできるようになって、ありがたいなと思うんですけど…感染者数の数字が急に下がってきたのが怪しい気がする…ついこないだまで、東京は何千人と言っていたのに、急に20人とか…なんか怪しい…(笑)…また次に波がくると思うけど、きたら、こっちもきちゃおかな…もう待ってられない…俺たち、ずっと自粛してきたから…お店だけではなく、やる方もずっと自粛してきたので、もういい加減にしろ!って感じですので…勝手にやります…我々はバンドマンなので、よく職質されるので、この曲を作った…三鷹駅の改札で職質されたその日に、5分で作った…私は南口だけど、北口には中野督夫がいます…と
「職質ブギ」
駅の改札で職質にあったその経験を基に作られた新曲…
途中…その職質のシーンを再現!!!
職質を受けるのは
おそらく…おそらく…中野督夫さんのイメージ…それも、酔っぱらってて…(笑)
湯川トーベンさんの一人芝居は笑える!笑える!!
背広姿のサラリーマンには職質しないのに???
それは
一種の職業差別!!
そんな職質をコミカルに…
ロックンロールに…ブギに仕上げちゃう!!!
曲のラストは控えめですが…控えめですが…
♪職質ブギ~のコール&レスポンス!!
これは、実話シリーズとトーベンさん
職質されるうちが花…バンドマンとしては、逆にされなくなったらオーラゼロみたいで、それもまずいかなと…普通の一般人に混じって、変な奴だなって思われないと…最近はスルーされるのも嫌だなとポジティブに考えるようになって…職質されないとわざとウロウロしたりして、職質してくれるのを待ってるようになった…尋ねることはいつも同じ…鞄を開けろと…協力はしますけど、なんで俺なのか教えてくれる、サラリーマンはみんなスルーされてるね…怪しいと思ったんでしょう…バンドマンだからって、それ職業差別じゃないのって訊くと、そうかもしれませんね…とちゃんと答えてくれる…だから、その警察官がいいやつだなと思って、そこから信頼関係が生まれて、「協力します…はい、どうぞ」って…(笑)
「おはよう今日一日 君は何しているの」
穏やかな曲調に…トーベンさんの優しさの感じられる…等身大のトーベンさんの想いが…ストレートに伝わってくる歌…
♪おおーおーおー~
…とお客さんと一緒に…マスク越しにハモりながら
この「さんがい亭」のの床や壁にみんなのハーモニー
…そしてトーベンさんの唄声が滲みいる感じがして
気分は最高!!!
今日は一期一会みたいな感じで…お客さんの年齢も高くて…昭和っぽくてとても気持ちがいい…この後打ち上げがあるんでしょうが、オムライスが凄く大きくて食べ応えのある感じで…あ、お腹が空いてる訳ではないけど…と語って
私のテーマソングと
もう大盛り上がりで
自然に手拍子発生の
ミディアムテンポでも
強烈なノリが感じられる
「バンドマン・ブルース」
いやあ…
カッコイイ!!
ワクチン打ってるバンドマン…だけど…(笑)
カッコよすぎて
娘を、バンドマンの「嫁」にいかしたくなったぞー笑
あ、現実はバンドマンの「嫁」にはいかないみたいだけど…詳しくは知らんけど…
だいぶ、気がすんでいたぞー!とトーベンさん!言いたいことは言って帰らないと…♪いい歳こいてバンドマン~って歌ってますけど、上には上がいるってことが、今日もわかりました…各地でまだやってる人がいるという安心感が…先程話した加藤充さんこと「カッペちゃん」、スパイダースは、86歳でちょっとハードルが高すぎるけど、ミックジャガーくらいの年齢ならなんとか…(笑)…まあ、みなさん、元気でやりましょう!とまとめて
「天国行きのバス」
ああ、そー言えば、私がブッキングしたライブで、この歌、小山卓治さんとセッションしてたなあ…懐かしいなあ…またブッキングしたいなと思いつつ
唄の世界観に惹きこまれる…
いやあ、心に沁みるいい歌です…
今日のライブをセッティングしてくださった方に感謝の言葉を投げつつ…最後にもう1曲だけやって、名古屋方面に向かうと…
明日、名古屋、その翌日、岐阜県関市でやって、東京に帰るミニミニツアーだったけど、もし、またきちゃったら、みなさんよろしくと…なんか名前に憶えがある…それだけでもいいので…なるべくチャージもお安くしますと…(笑)チャージが高いと…自分がお客だったら、高いなーって思うこともあるかも…なのでチャージをなるべく安い設定にすると、みなさん来やすいし、このお店で食べて飲んだりして…ここパンも売ってるし…すごく気になっている…(笑)
ここにソフトクリームがあったらポイントが高い!…でも、今日は本宮の湯でソフトクリームを食べているので、二つ食べるとマズイかな…これ以上はカロリーオーバーになりそうだから、今日は食べるのやめた!!絶対食べないと、なんのこっちゃの宣言をする湯川トーベンさん…
ここで名古屋出身のセンチメンタル・シティ・ロマンスのTシャツの物販の紹介を挟んで…中野督夫さんが5分で作ったシリーズの最後に曲をと
「晴れたり曇ったり」
歌う湯川トーベンさん
ラストはお客さんも巻き込んで
♪ラララ ラララ~
最後はみんなでハモって
もちろんラストは
この歌詞で…
♪いいな いいな お正月 いいな いいな お雑煮食べて
いいな いいな お年玉 もうもらえない~
最高に楽しい夜!!
さてさて、湯川トーベンさん
そのままステージに残ったままUN
「とくべん」のテーマを奏でながら…UNは
嬉しいことに
「不滅の男」
エンケンさんのカバー曲!!
エネルギッシュな演奏で
心をうつ!うつ!!
♪オレはいつでも最高なのさ~
エンケンさんも
最高だったけど
トーベンさんも最高!!
もう…久しぶりに「エンケン」の曲に触れて大興奮の
最高な…最高な…
トーベンさんの歌う
「不滅の男」に大満足!!
ライブ後は、トーベンさんを囲んで…呑めないけど、残ったみなさんと一緒にミニミニ打ち上げ会
BGMは山下達郎さんと…とことん昭和!昭和!!!
話題は…私の冷房の壊れた軽四でいった近江八幡の想い出、小山卓治さんと行って、ホントに楽しかった3日間…
そして、トーベンさんから必ず話題にでる、清州城での小山卓治さんの…(笑)
ライブ後の記念写真は
なぜか
ミッシェル・ポルナレフ推し???の湯川トーベンさん
「シェリーに口づけ」…これまたどっぷり昭和の世界…(笑)
でも、昭和にどっぷり浸っても…昭和のときのような…元気な体力だけは戻ってこず…腰は痛いわ、腸の調子もよろしくないわ!…泣
不思議と湯川トーベンさんのライブ中だけは、調子よかったような…
ちょっと、腸の調子がよくなったかなと思って、フツーに食べれば…トイレに直行…
♪「頑張れよ」なんて 言うんじゃないよ 俺はいつでも再考(さいこう)なのさ ああ 俺は自滅の男 俺は自滅の男 ~
あれれれ、なんか歌詞が違ってるような…
その後、さすがに懲りて、5日ほど、ビール、珈琲を断絶して…
腸の調子はよくなりました…只今、絶好腸!!…(笑)