名鉄の単線、三河線に乗ると、そんなに遠くにきていないのに、
なんだか遠くに旅しにきたような気分にさせてくれる!
そんな名鉄、三河線の無人駅である「吉浜駅」
「吉浜」といえば、有名なのが「吉浜人形」
「吉浜細工人形」は愛知県無形文化財に指定されているんだな
360年以上も続く伝統産業
その「吉浜細工人形」を観ながら散策が楽しめる散策路が
この「吉浜駅」周辺にありまして
それが
「人形小路」
実は再訪でありまして
初めて行ったときのブログはこちらから
吉浜の「人形小路」を散策する…前篇 - 新・日記どす(DOS)
吉浜の「人形小路」を散策する…後篇 - 新・日記どす(DOS)
で…
今回、訪ねたのは2025年2月末
「人形小路雛めぐり」なるイベントが
2025年3月1日から一週間、開催されるとのことで
私が訪ねたのは、そのイベント開催日じゃなかったんですが
「プレオープン」されていたので
まあ、健康のためにウォーキングするのを日課にしている私
このB級スポットテイストの感じられる
「人形小路」は私にとって、ウォーキングしてみようといったきっかけとしては十分すぎる…
まず立ち寄ったのが
「人形小路一番館」
2024年NHK大河が「光る君へ」
紫式部の物語ということもあってか
「源氏物語」
吉高由里子さん…もとい…紫式部に
柄本佑さん…もとい…藤原道長がいたのは
2025年1月に訪ねたときと同じなんですが
これらの等身大人形の足元には
たくさんのお雛様が…
「人形小路であいましょう」「高浜の町であいましょう」といったプラカードをもって
いるわ!いるわ!!
もし、私が殿様だったら、姫を選び放題???…笑
この「人形小路」のメインキャラクター
某ネズミランドのミ〇ーマウスに匹敵する
平ぺったい「よしはまこまち」の足元にもいるわ!いるわ!!
あ、お雛様オンリーではなく、お内裏様もいてました…
「人形小路一番館」のそばにある
高浜吉浜郵便局の壁面にもお雛様
ハートの枠のなかにお内裏様とお雛様
そして三人官女
ハートの枠(わく)だけに…わくわくしちゃいますなあ
でも郵貯やら、ゆうパックやら
しっかり宣伝も…
お雛様…郵貯の通帳の残高をみて、顔面蒼白になっているように見えちゃいますなあ…「値上げ、値上げって私たちのこれからの暮らし、どうなるの…」
お雛様…郵貯の通帳の残高をみて思う…
郵貯(ゆうちょ)だけに、ゆうちょう(悠長)に暮らしてはいられない…ハート…もとい…パートで働きにいかなくちゃ!
「103万円の壁」…これからどーなるの???
さて、「人形小路」をさらに進んであるのが
「小路坂花壇」
ここにも「人形小路姫めぐり」なるイベントのプレオープンということで
花壇の中にお昼寝しているお雛様が…
うさぎ雛…ちょっとふっくらで、果たしてうさぎだけど、ジャンプできるのでしょうか
民家の塀にも
ペットボトルの中には…
姫を追いかけても届かない…男は途方に暮れる…
男の哀愁が感じられる一品…笑
タヌキが姫のおでこにキック…
ひめが、ひめい(悲鳴)をあげる!!!
おあ、ただ、このオヤジギャグが言いたかっただけです
「JAあいち」の壁面にも
ビニールコーティングでおおわれているから
おおい日も安心…じゃなかった…雨の日も安心…
続いては「人形小路三番館」
こちらは2023年NHK大河「どうする家康」から
大樹寺へ逃げ向かう場面
馬に乗っている若き日の元康(家康)
お供するは、名も分からぬ
「参謀不精」…もとい…「参謀武将」
…その
お付き武将の足元にお雛様が…
まるで、NHK大河をみるかのように
そのシーンを眺めてる
お代理様とお雛様
なぜに、肩車
少しでも大きくみせようとしているのか…
上に乗っかってる人、気分が悪いのか顔面蒼白のようで
肩車で酔ったのかな
ここ「人形小路三番館」には
ちゃんとした雛壇飾りも展示してありました
と言っても
五人囃子は肩車して遊んでいるから???ここにはいない…笑
お内裏様とお雛様、そして三人官女だけね
散策途中にある
「エディオン吉浜店」も
吉浜人形の「電灯」を…もとい「伝統」を守るべく…
「人形小路四番館」
ここでは
将棋の対局が…繰り広げられていまして
似てないようで似てる微妙な
藤井聡太さんに
対局するは
肌がつるつる
肌の張りが羨ましい
加藤一二三(ひふみん)九段
ここには、雛人形の姿は…まったくありませんでした…
続いては
「人形小路八番館」&伝承工房へと
「人形小路雛めぐり展示中」と幟があるだけあって
館内は雛だらけ…笑
おお、口説いてますなあ…
「ねえ、ひな(雛)??…もとい、ひま(暇)な時間ある??茶でも飲みに行けへん??」
「僕、こんなにお金もってるねん!つきあわへん??」
「フラれて、やけ酒…ちょいと呑み過ぎた!」
そんな楽しい雛人形たちの声が聴こえてきそうです…
ここでのメイン展示は
2023NHK大河「どうする家康」より
関ヶ原の戦い
大樹寺のときの元康(家康)よりも、うんと貫禄がでていますな
横には本多忠勝と榊原康政
ひな人形たち…ここは、1600年の関ヶ原ですよ
姫を口説いている場合じゃありませんよ!
危険です!ひなんしないと…笑…「ひな」だけに…
でも、もう、東軍が勝った感が溢れていますなあ
これで、乱世は、なくなり、とうぐん(東軍)…
もとい
…とうぶん(当分)安泰じゃ!!
私は、とうぶん(糖分)取り過ぎで、健康診断、ハラハラじゃ
続いては
宝満寺の境内にある
「人形小路七番館」へと
ここは、高浜ですが
お隣りの市の知立のカキツバタの咲く日本庭園が…
ここでは模様替えをしない限り???
年中、カキツバタがみられちゃう!!
そのかきつばたの庭園にたくさんの
雛人形が
思わず在原業平は誰か、探したくなっちゃいますな
巨大なかきつばた
私がみたバナナの木のようなものでしょうか…
手前のお雛様
一句詠んでいる場面でしょうが
スマホをみているようにしかみえませんなあ
「スマホを池に落としちゃった…」
姫のご歓談
一番左は、姫かお内裏様かわかりませんが
まあ、ジェンダーの時代ですからねぇ
ここの人形展示は「棒しばり」
歌舞伎、あるいは、狂言の演目
留守にすると、いつも酒を盗み呑みする部下である太郎冠者(シテ)と次郎冠者(アド)に困った大名である主人は、勝手に酒を飲まないように、次郎冠者を棒縛りにし、太郎冠者を後ろ手に縛ってでかけるものの、二人は自由のきかない身を動かしてお互いに酒を呑ませ合う…
戻ってきた主人はそれをみて、叱って大騒ぎといったストーリー
その場面が、吉浜細工人形にて再現されているんですが
この人形の足元をみれば…
まるで大巨人の補修工事を行っているような図…笑
城の前には雛壇が
お城さん(おじょうさん)…じゃなかった…
お嬢さん(おじょうさん)がいっぱい!!
続いては
小径を歩いて
「人形小路六番館」へと
この地域の
保育園のゆるキャラでしょうか
どれも二頭身以上に顔がでかい!!
おそらく…吉浜に住んでる幼児には
お馴染みのゆるキャラだ??と思われる…どれも二頭身、いや、顔の方がでかい!
雛(ひな)人形の姿はなく…
でも、この保育園では、ひなん(避難)訓練が行われていることだろうから、よしとしよう(なんのこっちゃ!)
ここまでで、ずいぶん長くなっているので
レポは明日に続く…