新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

再訪…横山美術館…企画展「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界」その3

2024-05-31 05:45:42 | 博物館・美術館

横山美術館…

企画展「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界」

今回が最終号…

では、早速、続きから

高浮彫鷲襲群猿大壺

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鷹が猿を襲う残酷な場面が…この
猿の「ドツボや―」の声が聞こえてきそう…

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高浮彫骸骨と狸花瓶

花瓶に骸骨の図柄は合わんやろ!と過敏に反応してしまう私

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高浮彫お供え泥棒花瓶
花瓶に泥棒の図柄は合わんやろ!と過敏に反応してしまう私


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高浮彫男と提灯お化け花瓶
花瓶に提灯のお化けの図柄は合わんやろ!と過敏に反応してしまう私

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高浮彫童子座る女形蓋付壺
女性が不気味…
もっと愛らしく作らんと、売れんやろ!!

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高浮彫童子膝を抱える男形蓋付壺
なにか、とんでもないことがおきたのでしょう
相当凹んでいますなあ

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こちらの方も、めちゃ凹んでいますなあ

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この男の苦悩は頭に乗っている女性が大いに影響してるに違いない


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浮彫銀杏啄木鳥花瓶
銀杏が剥がれて落ちてきそう…

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高浮彫群花瓶
サルほどたくさん、サルが花瓶にへばりついていますなあ

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三代目井上良齋

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その作品
釈迦如来像

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達磨像

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そして縁起のよさそうな



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高浮彫唐子宝船形蓋物

鳳凰(ほうおう)の舟に乗っている唐子
宝物をみつけて「ほーうぉー」と喜びの声を挙げてるに違いない

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見ざる言わざる聞かざる
これ、いつも思う
残りの二匹は
みて、言って、聞いているのよ???

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野見宿禰宿力士像

やっぱり恐喝されてるみたい


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福禄寿像
なんか、一瞬、男性の〇〇にみえたことは黙っておこう…

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布袋
焼き物ですから、焼かれている時、身体がほてぃっていたことでしょう

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高浮彫鯛蟹海老貝花瓶

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タイタイヘン浮き上がってますし
カニもたしカニ浮かび上がっています
ここ横山美術館にきたカイがありました!
エビのオヤジギャグが思いつかない…

高浮彫タンカードセットだゾー

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このマグカップ、日常では使いにくいよね
呑んでて気分が悪くなってゲロゲロしそう…カエルだけに!

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老人形ポット

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老人よりも若い女性の方が…

婦人形水差


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水を差す訳ではないけど、このご婦人、微妙…

高浮彫虎煙草セット


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絶対勝つぞ!タイガース!!
優勝するぞ!阪神タイガース!!
(トラをみると、必ず反応してしまう!!)

灰皿
ここに煙草をいれるのは、残酷な気がする!!

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中国人の男ピッチャー

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キャッチャーはいないのかい???

高浮彫覗き込む人物水盤
を落としてしまって、金の斧を待っているのかな…
おのおの、覗き込んでいて…

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この茅葺の家で女性が着替えをしているとみた???


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高浮彫八岐大蛇退治花瓶
須戔鳴尊はこんな顔をしていたのね…

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釉彩舞踊図花瓶
今までの高浮彫とは違って
エジプトを彷彿させるオリエンタルなデザイン

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アール・ヌーヴォー(19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパで流行した美術様式)と釉下彩の説明板

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釉彩虎絵図

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絶対勝つぞ!タイガース!!
優勝するぞ!阪神タイガース!!
(トラをみると、必ず反応してしまう!!)




釉彩桃絵図
中には桃太郎がいることと思われる…

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釉下彩牡丹図花瓶

これぞ!ノーマルな花瓶ですなあ

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青磁陽刻葡萄図花瓶


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これがいただきものだったら、よろこぶ、どうぞって!!

以上、隅田焼の世界を満喫!!


GWなのに、ガラガラで、ほんとう、きてよかった!空いてて、じっくりみれて、ほんと、ウキウキ気分!GWの穴場だったよ!そうとう、きぶんもよくて

そう

とうき(陶器)だけにね!

 


再訪…横山美術館…企画展「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界」その2

2024-05-30 05:33:55 | 博物館・美術館

横山美術館…

企画展「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界」の続き…

 

3階へと
3階のエレベーター横に展示されている

オールドノリタケの
盛上松笠鸚鵡図飾皿

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えっ、これ
盛上松笠鸚鵡図飾皿…(盛上松笠鸚鵡図飾皿)…

盛上松笠鸚鵡図飾皿…(盛上松笠鸚鵡図飾皿)…

これぞ、鸚鵡返し
これ、この階の看板娘のようなものですな…

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この階の展示室の目玉はこれ

オールドノリタケの
ジュール金盛草花図大花瓶
実に豪華!豪華!!

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「森村市左衛門の感激」との見出しの講演内容のパネル

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オールドノリタケと森村組の説明板


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またまた、この階にも誰もいませんけど…


今回の企画展が「隅田焼の世界」なので、「オールドノリタケ」で占められたこの階の紹介は端折って

4階の企画展「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界」のコーナーへと
4階のエレベーター横に展示されている
浮彫陶磁器類聚花瓶
この階の看板娘のようなものですな



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さてさて企画展「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界」
の目玉がこれ!
高浮彫僧侶水指

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僧侶が浮き出していますなあ

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この高浮彫が隅田焼の特徴

企画展のフロアなのに
やっぱり誰もいませんが…

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きっとぅ、じき、みなさんがやってくることでしょう!!

さて隅田焼の世界へ!!

高浮彫の龍
花瓶にへばりついて動けず、龍が困った感じに見えるのですが…

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高浮彫群猿花瓶
サルが多すぎて、目にささる!!

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浮彫大名行列花瓶

誰が大名行列を浮彫にしろ(城)!って考えたのでしょうか

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高浮彫花瓶

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この花瓶…私の元にあったら、返品、他の花瓶にカエルな…きっと
ちょっと、グロテスクだし、「ド根性ガエル」っぽいし…

ここで、隅田焼の特徴の説明板

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そして、高浮彫の説明板

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高浮彫に捕まる男 花瓶
正直に言うと、花瓶の図柄として
このに捕まる場面はどーなの??
えっ??花瓶にお似合いだって??…
あ、はい…オニ合いのオヤジギャグがただ言いたくて

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高浮彫象花瓶
の花瓶だゾー(小学生かっ!)


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高浮彫休息する男 花瓶


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たぶん、この職人は、ノルマがあって
休息できずに、働きづめだったに違いない

だからこそ、労働条件を訴え、改善したいために…これを創ったに違いない


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高浮彫花瓶
絶対勝つぞタイガース
優勝するぞ、阪神タイガース


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高浮彫桃と男花瓶
おそらく桃太郎のはいっている川から流れてきた桃でしょうな
あれ、お爺さんなのに川に洗濯(せんたく)しにきてるけど
川に行こうが、山に行こうが、その選択(せんたく)はおじいさんに任せるとして

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隅田焼の一人者の紹介パネル

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その初代井上良齋の作品

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二代目井上良齋
病魔に勝てず51歳で亡くなったとのこと

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その二代め井上良齋の作品


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高浮彫梯子で遊ぶ童子ランプ

今でいう大道芸…ハシゴ芸ですな


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高浮彫梅と花瓶
トリがめちゃ浮き出ていて思わず、写真をトリたくなる!!

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高浮彫花瓶

が着物をきて二本で立って、鳥獣戯画っぽい構図だゾー

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高浮彫椿花瓶
飾るなら、こういうのが花瓶らしくていいよね

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浮彫大花瓶
タカだけに、この花瓶、めちゃタカそう!!

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高浮彫大花瓶
やっぱりが困っているようにみえる
何を困っているのか、りりゅう…もとい…りゆうを知りたい…

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高浮彫唐子大花瓶

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感想は一言、デカッ!!

高浮彫賢者花瓶
賢者っておじいさんばかりですな…
ボケてるおじいさんも賢者の中に混じっていたりはしないのかなあ…

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浮彫陶磁器類聚花瓶

花瓶IN花瓶

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まだまだ続くよ!!次回が、横山美術館、完結編だ!!

お楽しみに!!


再訪…横山美術館…企画展「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界」その1

2024-05-29 05:35:09 | 博物館・美術館

2024年5月のGW後半

それはそれは、いい天気で絶好のお出かけ日和
…だったので、私もお出かけをば…

JR千種駅から歩いて…歩いて…徒歩とほとほ歩いて
写真はカトリック布池教会

50mの高さを持つ2本の尖塔が特徴の白い聖堂で
ゴシック様式の建造物

ナゴヤにいながら円高で行けないローマを旅した気分…

にはさすがになれないけど

別にカトリック教徒でないけど
教会(きょうかい)にいつ行くの??」「きょうかい(今日かい)


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ただ、このオヤジギャグが言いたくて
ここに立ち寄った次第…笑


さらに歩くと
そばには
御下屋敷跡

御下屋敷は、1679年、尾張藩二代目藩主 徳川光友により作られ、東西約300m、南北約700mほどの広大な屋敷で、敷地の中央部に御殿があり、南と北には広大な池泉回遊式庭園が造られていたそうな
ナゴヤのど真ん中

今だと、資産価値は怖ろしいほどの金額を叩きだすんだろうな

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8代将軍徳川吉宗と対立し蟄居謹慎を受けた尾張7代藩主徳川宗春が晩年を過ごした場所でもあるんだって
そこは、今では名古屋市東区生涯学習センターになっていました…


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さて、御下屋敷跡の近く

江戸時代は御下屋敷の敷地内であったかも知れない

横山美術館を再訪する


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前回来た時にはいなかった
公式キャラクター
陶宝院慶子さんがいました!

名古屋市東区に陶磁器の妖精として1970年に誕生したとのことで
50代半ば…まあ、妖精ですから、若いのか年老いているのか、わからないけど
陶宝院慶子さん
平ぺったいです…


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さて、明治時代以降の日本で創られた輸出陶磁器の「里帰り品」を中心に展示する美術館

横山美術館

めちゃイイ天気だけど、日差しの関係のない館内へと

この日は企画展として

「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界」が開催されていました

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この扉の向こうが展示室

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あれれれ、GWなのに、誰もいません!!
あれれれ、陶磁器をみる本(ほんとう)、時期(じき)を間違えたのかと一瞬思ったくらい

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横山美術館の見どころの説明板

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まずは、1階の展示品から

オールドノリタケ館長の横山氏が最初に入手した作品

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まあ、この美術館の看板娘のよーなものでしょう…

瀬戸焼の陶画


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このをみて、つい読売のウサギを思い出したりして…読売がBクラスへ…瀬戸焼だけに…最下位の可能性も…これぞ瀬戸際…なんて、上手いこと思いついて自画自賛…笑

さて、展示室のど真ん中に
有田焼の花瓶
かびん(花瓶)かびん(過敏)に反応した私


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アール・ヌーヴォー様式を意識した花瓶

網目の奥にブドウが…
これで、みんなよろこぶ、どう???

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真葛焼の花瓶

断崖絶壁に賢人が描かれていますなあ


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七賢人が描かれている花瓶

五賢人しかいないように思ったけど、裏側に後二人、ちゃんと描かれていました!

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上絵金彩貴人図唐子鈕蓋付壺


に唐子がどどんと座ってますなあ…あたふたしてません!の上にいるけど…


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この花瓶

牛若丸と弁慶が描かれている!!
当時、流行ってた牛若丸と弁慶の説話にか、びんじょう(便乗)したのでしょうか…

牛若丸と弁慶の説話を子供を寝かせるために、この花瓶をみながら語ったことでしょう…

 


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東海道を旅したような気分になれる…これ、けっこう、私のツボかも

あ、私のツボではありません(私のものではありません)…笑

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オールドノリタケの薔薇が描かれた大花瓶
倒れたら割れて、もちろんバラバラに…

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同じくオールドノリタケの金盛人物図飾壺
女性が描かれているとエレガンスな気がするのは
私の気のせいでしょうか…

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さて、続いては2階の展示室へと


2階のエレベーター横に展示されている
オールドノリタケのジュール金盛草花図大花瓶

この階の看板娘のようなものですな…


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この階の展示室の目玉はこれ

染付上絵金彩花鳥図大花瓶
デカいの!これ!!

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この階にはいろいろな地方の陶磁器が大集合

染付上絵金彩人物図大花瓶

まあ、御覧のようにデカい!デカい!!

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この時代も女性上位、かかあ天下だっただろうということが、この図からも読み取れますなあ…


七宝龍菊図大花瓶


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花瓶の上の方の隅に、ちょいとだけ龍が申し訳なさそうにいて、なんか我が家における私の立ち位置と、この龍が似ているような気がする…肩身が狭いといいましょうか…

上絵金彩透彫人物図花瓶


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と、以上さまざまな地域の陶磁器が展示されていますが、
今回の企画展が「奇想の輸出陶磁器 隅田焼の世界」だったので
この階に展示されてた隅田焼の作品を中心に紹介をば


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龍に乗っている仙人の図陶板
この絵をみていると、龍に乗っていた星野仙一さんのドラゴンズが強かった理由がよくわかる??


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高浮彫龍大ポット

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この目玉が飛び出すほどの驚きよう…龍はいったい、なにをみたんでしょうか…



高浮彫薔薇花瓶

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転がると、割れて、バラバラに…気をつけないと
この作品は実にすバラしい!!


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修行僧

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なんか、お酒を呑み過ぎて、できあがっているようにみえちゃうけど…

 

修行僧やなくて酒豪僧かも???

野見宿禰宿力士像


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恐喝されてるみたい??

浮彫如来大花瓶

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「競馬にやられてすっからぴんよ」

「俺も電車賃までつこてしもたがな…」

そんな声がきこえてきたような…

 

私は、実は万馬券を獲ったけどだまっていることにしよう…そんな如来さまの声も???

 

高浮彫武者花瓶
表情みてると、むしゃくしゃしてそう…武者だけに…笑

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高浮彫群猿花瓶

サルの空中ブランコ…のように見えた図

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…とここまで長くなっているので

続きは…また明日にね!!


忘れられない…絶対忘れることのない思い出…愛媛、松山の旅

2024-05-28 05:07:44 | 日記

愛媛、松山…行ってみたかったんだ…

名湯、道後の湯にも浸りたかったし
私、城マニアですので
みてみたかった松山城

鯛めし、鯛そうめん、さらにはホテルの豪華な御馳走と
食べることに関しても大満足

そんな松山旅行ですが

交通費はケチりまして…笑

名古屋から松山まで
往復夜行バスにしようと

腰痛がちと心配だけど、まだまだ若いし???
松山についても、温泉に浸ったりといった、まったりとした予定でして
少々、寝不足になっても大丈夫だと思って

琴平バス(コトバス)
それでも、身体に負担がないように、ゆったり快適な3列独立シート、トイレ付きのバスを選ぶ
夜10時過ぎに名古屋駅を出発し,朝の9時ごろ松山駅に着く予定

スマホで簡単に予約できちゃって便利便利!
集合場所についても丁寧な案内がメールで送られてくる

さてさて、久々の…東京へ行ったときくらいしか利用したことのない
高速夜行バス
あの…一言でいえば熟睡できませんなあ…
高速道路を走っているときは,よく眠れるんですが
サービスエリアに停まると、不思議と目が醒める…
で、少しトイレに行きたくなるけど、そこは運転手の休憩、もしくは時間調整のため、停まっているだけで、サービスエリアのトイレには行かせてくれないんですね…
あの…バスにトイレ完備なんですが…
行くのには、ごそごそ物音立てちゃう…
我慢できない訳でもないし…
次のサービスエリアに停まって、乗客が自由にトイレに行けるときでいいかな…
そう思って寝ようとするも、尿意が気になってねられない…

さらに…早朝に鳴門周辺のコンビニ、トイレのあるスペースで
トイレのないバスに乗り換えるんですね…
ここで、四国の各方面に分かれていくようで…
たぶん、メールに詳しく書いてあったかもしれないけど
そもそも、目を通していないから…

荷物をもって、バスを移動…
さらに、そこで、40~50分待ち…
早朝5時だというのに…あまり寝れていないのに目は冴えさえ…
やっぱ、夜行バスはきつかった…苦笑


さて帰り…
往復夜行バスですから
メールをチェック…
午後7時半に、JR松山駅近くの駅東 ホテルニューカジワラの横のスペースから発とメールに書いてある…
午後7時半発なのに…心配性の私…念には念を入れて…

午後6時前には駅東 ホテルニューカジワラへ…
おお、ここは、松山に着いたときに降ろされた場所じゃん
これで乗り過ごすことはない…安心!安心!!

さてさて、バス発まで、1時間以上あるので
でも、どこにもいかず
JR松山駅前をウロウロと
県庁なのに…実にジミな駅前…
これから、訪れた不幸のことを思うと…
ジミなロータリーのみの駅前で、ホントよかったと思う…
これが他の近代的なビル群に囲まれた県庁所在地の駅だったとすれば…
タクシー乗り場どこやねん!!…とバタバタすること必至ですから…

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訪れる不幸を予知できるわけもなく
JR松山駅で時間潰し

駅前には、正岡子規の句碑
「春や昔十五万石の城下かな」

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バディさんもいました!
バディさんのお腹をみてるだけで、元気づけられるなあ…笑


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その後は、駅前のお土産屋で時間潰し
おお、「道後ビール」が売っている…
せっかくだし、買って我が家で、道後気分を味わおうかな…
…と時間をみると、7時前…
ホテルニューカジワラのトイレで歯を磨くことができるといいなあ…
と思って、荷物を担いで、向かってみる…


もうバスは待機していました…
運転手さんもいてました…
ちょうど、他の乗客の荷物をバスの腹に積んでいるとことでした…
一緒に、荷物が積めたらと思って、バスの運転手に声を掛ける…

「あの…予約したDOSですけど…」

運転手さん、予約名簿をみて、私の予約は承っていないという…

そんな、バカな…
心の中で、オジサン、何、寝ぼけてるのと思いながら

自信満々で、予約メールをみせると

運転手さんが、言い放った…
「それ、昨日のものですよ…」

最初、運転手さんが何を言ってるのかよくわからなかったけど…

メールの日付をみて愕然とした…

もう、私の予約したバスは、昨夜名古屋に向かって走り去っている…
私が時間を確認していなかったんだ…

さらに、追い打ちをかける一言

「もう、今日は満席で乗れませんよ…」

当たり前の一言だけど、この冷たく言い放った言葉が心に突き刺さった…


頭の中、真っ白!真っ白!!

「落ち着け!落ち着け!落ち着け!!」

でも、悪気はないけど、冷たくいい放った運転手さんの言葉
「今日は満席で乗れませんよ」

この言葉が頭の中でぐるぐるぐる!

今夜、ホテルに泊ったら、帰るお金がなくなる!


実は、意図的に、無駄なものを買わないように…キャッシュカード、クレジットカードは家においてきたのよ!だって、帰りの夜行バス代は、すでに、コンビニで支払い済みだし!(ちなみに、家内へにも、交通費、ホテル代支払い済みだから、クレジットカード、キャッシュカード、いらないよ!といった最悪のアドバイスを出発前にしてまして)

要は、お金がないので

早速、webで、格安航空券を検索
冷静に考えれば、日曜日の当日に、格安航空券が残っている訳ないのに

ということに気づいた私

格安を削除して、松山発名古屋行の航空券をググッてみたら

あった!あった!抑えれた!
20時10発のANA

でも、今、時計をみたら19時20分、間に合うのか?

即、タクシー乗り場へ
これが、本当にロータリーだけの駅だったから助かった!
即、待ってるタクシーへ
運転手にきくと、松山空港まで20分くらいだとか
間に合いそう!

タクシーに乗りながら、車中で新たな問題が発生!
それは、航空運賃が足りるのか!といった切実な問題が!

鯛めし、鯛そうめん…道後ビール、けっこう使っちゃってる!

足りないかと、ドキドキしたけど
みんなでかき集めて

タクシーの支払いは、交通系ICカードで払えるかなんてタクシーの運転手にきいたりして(無理でした!)

それでも、車中で、現金を数えたら、なんとかお金は、工面できそう!
(私だけじゃ足りなかったけど、家内が予備に三万円ほど、財布の奥に忍ばせてくれてたおかげ)
助かった!!
松山空港についたのは、19時50分
道路の渋滞もなく助かった!
東京、名古屋、大阪の空港だったら絶対に間に合わなかっただろうな
到着したのは、フライト20分前!

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搭乗券購入窓口で、慌ててスマホ、予約画面をみせ、買えた!買えた!
これで帰れる!
嬉しすぎる!


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財布の中、残額は、みんなあわせて三千円もなかったけど

中部国際空港駅からは交通系ICカードがあるから大丈夫!


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愛媛(えひめ)で、「えー」と、ひめい(悲鳴)を心の中で何度あげたことか…

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フライトは出発遅れ、5分遅れとのこと
やれやれ
ここで、心を落ち着かせ

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もう、振り返れば
奇跡の連続だった!

この便があったこと
この便に、ギリギリ間に合ったこと
ギリギリお金が足りたこと
もうリアル、スリルを何度も味わって
まさに、リアル脱出ゲームをクリアしたかのような安堵感

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感想は、この一言に尽きた!
翌朝じゃなくて、たった一時間ちょっとで、中部国際空港に着いちゃうんだ!

もう帰れることの喜び
これをひたすら噛み締めて

下手したら、松山空港泊もありえるかと思っていたから

まだまだ興奮冷めやらぬ私、携帯をポケットに入れたまま、金属探知機ゲートに突入
手荷物検査でもご迷惑をおかけして

フライトへと

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もう、このドタバタ劇を揶揄するように、飛行機は揺れました!揺れました!

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でも、ちょっと遅れて、着いた
中部国際空港!

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招き猫が待っていた!

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メールの確認を怠ったことが、そもそもの…この騒動のはじまり
老眼のせいだ!アバウトな性格がいけなかった!イロイロ思うけど

この松山の旅は、二度と忘れられない旅になったことは間違いない

コトバスの運転手がいい放った一言に
茫然自失!

松山空港で、搭乗券が買えたときの
喜色満面!

たったの1~2時間で、地獄と天国を味わった、この旅

最後に

正岡子規が
「春や昔十五万石の城下かな」
と詠ったなら

私こと、松尾ドショウも一句

「秋や昔十五万円遣ったかな」

お粗末っ!

もう、名鉄電車に乗って帰老化…もとい、帰ろうか

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我が家に到着


「やっぱり我が家が一番ね…」…そう呟き

その後
しばらくは…金欠という木枯らしが吹きまくったことを記しておく…


旧松山藩主の子孫久松伯爵の別荘、大正時代に建てられた洋館「萬翠荘」に行く…

2024-05-27 05:55:39 | 歴史史跡

「坂の上の雲ミュージアム」からみえた…素敵な洋館

「萬翠荘(ばんすいそう)」

に立ち寄る

「萬」は「よろず」 「翠」はみどり 「荘」は「やかた」

松山城の麓の緑の森の中に佇むお屋敷

「萬翠荘(ばんすいそう)」


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大正時代に建てられた洋館「萬翠荘」

洋館だけに大正ロマンの風をようかんじました…(よう感じました…)

萬翠荘は、1922年に旧松山藩主の子孫久松伯爵が別荘として建設し、迎賓館として使われた別邸
平成23年には国の重要文化財に指定されたとのこと

入り口には旧管理人舎が建立
門番の詰め所で宿泊も出来るように作られているよう…
この管理人舎も国の重要文化財


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さて、道をどんどん登っていくと

夏目漱石の最初の下宿があった場所との案内看板が
夏目漱石が松山にやって来た時、最初に下宿したのがこの場所にあった小料理屋であったとのこと
夏目漱石の「坊っちやん」の主人公は、「山嵐」に勧められて、「山城屋」から「町はづれの岡の中腹にある至極閑静な家」に移る…主人は骨董を売買する「いか銀」…その下宿のモデルになっているのが、「裁判所の裏の山の半腹にて眺望絶佳の別天地」と漱石が綴っていた、ここにあった「愛松亭」(小料理屋)のこと


今は、この奥にカフェがあって「漱石珈琲店愛松亭」として営業されていました…


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夏目漱石のお手紙の内容が、この看板に
夏目金之助とは、夏目漱石の本名とのこと

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夏目漱石が英語教師として松山中学校に赴任した時、その離れの二階立ての建物に下宿していた夏目漱石…その建物が、ここ萬翠荘本館の裏に復元されていたそうで
その建物は「愚陀仏庵」

晩年、喀血した直後、療養のため松山に帰ってきた正岡子規が、52日間、ここで居候し、夏目漱石と一緒に俳句作りに精を出してたと言われる建物「愚陀仏庵」

松山空襲で焼けてしまったものの
1982年に、愛媛県が、その建物をここに復元していたけど、2010年の豪雨によって全壊してしまったそうな…
ちなみに、「愚陀仏庵」という名前は夏目漱石の俳号「愚陀仏」からとも言われているとか…

さて、本題はその先にある
フランス風の洋館

「萬翠荘」

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玄関には皇族用の人力車が…
私、皇族(こうぞく)ではないけど…
むしろ、仕事等イロイロなことに、こうそく(拘束)されながら、こうそく(梗塞)等の健康に気をつけている私ですけど…


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さてさて、皇族(こうぞく)気分を味わいつつ

館内へと…読者のみなさんも、後続(こうぞく)してくださいな

入ると、目を惹きつける
大階段の上の
ステンドグラス

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帆船が大海原を航海しているデザイン

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「アメリカ式ステンドグラス」とのことで、ガラスの色彩がグラデーションなのが特徴
日本最古のステンドグラス工房である大阪の玲光社を設立した木内慎太郎の作品であることが平成22年になって分かったとのこと


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ステンドグラスの光に吸い寄せられる虫のように
2階にあがる!!


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2階の一室には
「萬翠荘」の模型

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「萬翠荘」に関する解説パネルがずらっと…

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この「萬翠荘」
ミステリー映画「バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版」の舞台になってるんですね…


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映画予告映像ダイジェスト版も流れてる

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「日本有数の資産家」の「異様な佇まいの洋館」として劇中に登場している
この「萬翠荘」

映画では瀬戸内海に浮かぶ周囲から孤立した人を襲う魔犬の伝説の島にあった洋館の設定だったけど



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「その屋敷は何かおかしい」
「萬翠荘」が暗闇の中から浮かび上がると、実にミステリアスに

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2Fの角部屋は朝食専用室
昭和天皇も朝食を摂られたお部屋で、そのテーブルとイス

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差し込む光が優しすぎる


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窓の外を眺めながら、高貴な気分を味わう私…
朝食はでないけど…笑
って、もう午後3時やがな…って、夕食もでないけど…


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と、ここで「バスカヴィル家の犬シャーロック劇場版」のようなミステリー??

不審者の顔が浮かび上がる???
どこかで、みかけたような顔だけど…

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さて、
大階段を上がってすぐの部屋は昭和天皇の肖像(左側は皇太子さま時代)の飾られた貴賓室

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この貴賓室から先程紹介したステンドグラスが、実に色鮮やかに見えます

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暖炉は大理石で…その上には、ベルギー製の大鏡…いやあ、懐かしきフランスを感じる装飾品の数々…
懐かしきフランスを感じる装飾品の数々…懐かしきフランスを感じる装飾品の数々…と、ぶつぶつ(仏仏)呟いてみる
フランス(仏)だけに…ね



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この部屋の隣は奥様の居室

窓外の光景を眺めながら奥様気分??

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この奥様の居室に写真が飾られていたのが


映画「ソローキンの見た桜」
に関するロケ写真展

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この映画は、松山城二の丸庭園が恋人の聖地と呼ばれているエピソードの元となっている壮大な恋愛劇がテーマとなった作品
いやあ、この映画憶えてる!!
感動したなあ…

日露戦争時代、ロシア人捕虜の収容所のあった松山市の看護師とロシア人将校の恋愛映画…
戦争が終わり、将校はロシアに帰って、その看護師とは別れ別れに…
いやあ、泣けた!泣けた!!今、こうしてパネルを眺めていても…
あ、さすがに、泣きはしませんなあ…
ただ、もう一度、みてみたいと思いました…

その隣の小部屋

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その隣の部屋には「愚陀仏庵」に関するパネル展示のコーナー

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夏目漱石の住んでいた「愚陀仏庵」に、52日間、正岡子規は、ここで徘徊、もとい、俳諧しながら、共に暮らしていたようで…


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夏目漱石の文学は、その徘徊、もとい俳諧に、大きな影響を受けたようで

 

はい、そーいえば、正岡子規記念博物館の館内に「愚陀仏庵」の一階部分だけは復元されてましたね

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この地には、部屋のみならず、建物そのものが復元されていたのですが


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松山豪雨で2010年7月に倒壊


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そんな「愚陀仏庵」のジオラマが…

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この方は、正岡子規でしょうか


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2階にいるのが夏目漱石かな

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夏目漱石を背後から

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ジオラマ全体像

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さて、1階の「謁見の間」は展示会開催中で、よくみれませんでしたが


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圧巻なのが天井のシャンデリア
いやあ、実に高貴!高貴!!

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さてさて、今回のブログ、一晩かけて、文章を練り直しました…??

それって、「萬翠荘(ばんすいそう)」ならぬ、「晩、推敲(ばんすいこう)」やないか!

 

いや、このお屋敷、水曜日の夜に行った方がいい??

 

それ、「萬翠荘(ばんすいそう)」ならぬ「晩、水曜(ばんすいよう)」やないか!


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「心もよう」「少年時代」「傘がない」

それって、「萬翠荘(ばんすいそう)」ならぬ「陽水、そう!」やないか!

 

この無理無理のオヤジギャグ、この暗闇から浮かび上がるお屋敷同様

「何かおかしい…(笑)」…汗


愛媛の名城、松山城へ行く…その5…最終章

2024-05-26 06:06:32 | 歴史史跡

愛媛の名城、松山城へ行った話の続き

今回が最終章

 

続いては北隅櫓の2階へと

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北隅櫓の内部

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が並ぶ…並ぶ

なにか「もんだい」(だい)でも???

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その家紋の解説板

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葵紋付火事頭巾

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防災頭巾のようなものなのかな…


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012 武 鎧 甲冑の文化

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このコーナーでは、いくつかの甲冑が並べられていて


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続いては松山城の天守へと…

ここでは松山城の守備の強固さが感じられる映像がリアル体験でみれちゃう
「VR松山城」

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おお、敵が攻めてきた!!

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しかし隠門から武士が…敵の背中側からやってきて
敵を蹴散らす…


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うわー、私の運命は…

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バーチャルでよかった…笑

さて、ミニスカートご法度の階段を上って


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天守最上階の3階へ


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天守というのは、籠城時に使うためにある場所で、普段は使用しないのだが、この松山城は、天守の1階から3階まで畳を敷くことのできる構造…ってことは籠城戦でも負けない造りのようで…

おお、姫が…笑
城主になった気分で

妄想の中で横に姫を思い描いて

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もう一度、繰り返すよ…天守というのは、籠城時に使うためにある場所で、普段は使用しないのだが、この松山城は、天守の1階から3階まで畳を敷くことのできる構造…ってことは籠城戦でも負けない造りのようで…
なので、再度、妄想の姫を横にはべらかせて…笑


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バカは高いところに登りたがる!バカは高いところに登りたがる!
この眺望に大満足


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おお、金ぴかじゃないけど、シャチホコ

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ご覧のように、畳が敷けちゃうんですね…

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よくミエたので、阪神タイガースのミエちゃんポーズで
思い切り逆光…

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さてさて、ミニスカートご法度の階段、転げ落ちないように
慎重に…慎重に…

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一気に天守から駆け降りる…転がり落ちなくてよかった…

さて城から出て、帰路へ

まずは
「内門」
天守と玄関多聞櫓の間に建つ一重櫓門

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仕切り門内塀
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「仕切門」
一間一戸脇戸付高麗門、本瓦葺

内門(内庭入口)との間の小広場は桝形の構えとなっていて、ここでは天守をはじめ、内門上の渡り櫓とその西の玄関多聞からの射撃が集中するような構造に…

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「天神櫓」
本壇の鬼門(東北隅)にあたるため、城の安泰を祈り久松松平氏の祖先神である天神(菅原道真)を祭ったから、この名称に…

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最後に天守を見上げ、松山城を後に…


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行くときに出合ったひとりぼっちの「よしあきくん」
来た時と同様、雨に濡れて佇んでいました

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あ、裏は平面で…手抜きだったのね…笑


愛媛の名城、松山城へ行く…その4…

2024-05-25 06:24:49 | 歴史史跡

だらだら書き綴っている

松山城のブログ

さっそく続きをば…

寛永12年松山城下町絵図

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歴史004 五重から三重
三重県生まれの私、えっ三重県へ??と誤読しちゃいました
ここからのパネルをみれば松山城保護の歴史がわかる!!

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大正11年に別荘として萬翠荘を建設した久松定謨伯爵から、松山城保護のために松山市に寄付したようで

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建造物35棟が国宝に


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ロープウェイ開通
私よりウンと年上でした

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リフト開通…

私は、リフトじゃなくて…フトリすぎ…汗


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放火、空襲、そして、もう一度放火により焼失したんだそうな…
ほうか、ほうか…とパネルをみながら頷く私

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建造物復興

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平成の大改修

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そして2002年には築城400年
ってことは今は…築城422年
けっこう中途半端…の周年…笑

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歴史005 花開く文化

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松平定長着用の鎧
鉄板黒漆塗紺絲素懸威最上胴丸

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松平定直直用の鎧
鉄切付五枚胴紺絲威具足


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火縄銃体験
重たい…感想はそれだけ


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歴史006 天守焼失

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007…ジェームス・ボンドではありません!!

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歴史008 天守再建

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三の門南櫓東側の鬼瓦

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葵の紋が刻まれています

これらが展示されている場所が
南隅櫓

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そして、たぶん櫓???
じゃなくて、多聞櫓

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長持
いい言葉です…エコを感じる言葉ですね

これは、収納具なんだ


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私の人生も長持ちするといいなあ…

長餅を喉に詰まらせて、あの世に逝くのは御免やで

多聞櫓の出窓から覗いてみる…
たぶん、敵どころか…誰もいません!

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天守と他の櫓とは口状で繋がっていまして


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松平家と久松家の家紋

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鎧 地面頬


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戦場で顔面を守るための防具
笑いを取って、油断させてから攻撃するのかな…


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石落
石を落とす以前に石をここまで運ぶことも大変だろうな

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ここからストーンと落とす…
おお、会心のオヤジギャグ


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こちらは
狭間(さま)

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行ったのはなのにサマー
さまざまな狭間(さま)…どちらさま

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松山藩主久松家家紋所打付鎧

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さてさて、またまたスカートご法度の階段を上って

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櫓の最上階



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弓矢


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もうデカい!デカい!!こんなのが突き刺さったら…即死でしょうな

天守の最上階にもありました

なのに「サマー(狭間)」

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眺望を楽しむ


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おお、絶景ですな!!


おお、誰もいませんなあ

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おお、天守の入り口にも誰もいませんなあ

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ぐるっと廻って眺望を楽しむ私

そう、バカは高いところに登りたがる!バカは高いところに登りたがる!


今度は、小天守の2階へと


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さて小天守の階段を降りて

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次回が、松山城最終章…お楽しみに…


愛媛の名城、松山城へ行く…その3

2024-05-24 05:52:51 | 歴史史跡

松山城に行った話の続編

早速続きをば…



本丸にて


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これは馬具櫓
太鼓櫓と同じように、二の丸方面を守る二層の櫓
松山城唯一のコンクリート造りの再建建物で
現在は本丸の防災を含む管理事務所になっているよう


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玉薬土蔵跡
玉薬土蔵は、弾薬を貯蔵・保管していた建物の跡
土蔵を周囲より少し高いところに造ることによって、火薬の敵である湿気を防いだそうな

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松山城の案内看板
ちょいと地味

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広々とした本丸…山の上をこんなに平らにするには大変だったことでしょう!!
「エー!!」悲鳴があがっていたことでしょう
「えひめ(エー、ひめぃえひめ(愛媛)だけにね)

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本壇(ほんだん)
いよいよ城の中に…
ちなみに昨夜はのんだん??(吞んだん??)

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ここは紫竹門と、その壁

紫竹門は本丸上の大手と 搦手 ( からめて ) を仕切る門で、本壇上の小天守の南真下に北面して建つ、一門一戸の脇戸付高麗門

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敵だったら、もうここで、石をぶつけられてそう…

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そして「一の門」

本壇入口の虎口に西面して建つ最初の門で、脇戸付高麗門、本瓦葺
この「一の門」の前面は桝形になっていて、小天守をはじめ四周の櫓から銃火が集中され、本壇防衛上最も堅固に築かれた箇所

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「二の門」

松山城は、江戸時代最後の城郭建築
城郭建築とは敵の侵攻を阻み、要塞のように城を建築する様式のこと

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ここにいたら鉄砲や矢や石ころがここから降ってきたことでしょう

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本壇配置図


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そして
「三の門」
「三の門」は、一の門・二の門と異なり、脇戸を省略した高麗門で、本瓦葺

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その「三の門」の南櫓

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「筋鉄門」

天守と小天守の間に建つ一重櫓門

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その「筋鉄門」の東塀

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東塀のここから、鉄砲やら石ころなどで攻撃できる造りとなっています

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まさに鉄壁の守りを兼ね備えた城でして

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「小天守」

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「小天守」はロ字形平面形の連立式天守東南隅に建つ二重二階櫓
外側に当たる東南二面には庇付の石落しを備えてあって


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多聞櫓…
たぶん櫓??と疑っている訳ではなくて
「多聞櫓」
小天守と南隅櫓をつなぐ一重多聞櫓

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「南隅櫓」
ロ字形平面形の連立式天守 西南隅に建つ二重二階櫓

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十間廊下

十間廊下は南隅櫓と北隅櫓をつなぐ一重多聞櫓
多聞櫓…たぶん櫓??

もう、その件はええっちゅうねん!!

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天守の地下にあるのは
「穴蔵」
ここから天守の中へと

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ミニスカートはやめた方がいいと思われる急な階段
絶対、みえちゃいますよ
松山城(まつやまじょう)で、まるみえ嬢(まるみえじょう)になってしまいますよ

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そんな急な階段を上って
天守内部の展示をば眺める


城史

職場でたいしたことをしないのにいばってる
それ、上司(じょうし)やないか…

彼女とS〇Xしてたら、あの世へ逝っちゃった
それ、腹上死(ふくじょうし)やないか!!

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出窓の外に敵がいたらイチコロ…そんな内部の造りを楽しみながら

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またまたミニスカートご法度の階段を上って

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そこには槍やら刀やらがずらっと…


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歴史001 城をかまえる

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歴史002 城下町の建設

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歴史003 政庁の充実

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はい、今回も、長くなっているので、次回に続く…

続きは明日まで「まつ山城」!!


愛媛の名城、松山城へ行く…その2

2024-05-23 05:27:57 | 歴史史跡

ロープウェイで山頂駅で降りて

松山城へ…

前回のブログの続きをば、早速…

 

まずは松山城を

マップで確認
ここからも随分歩くようで

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ここからが
「登り石垣」

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サルに注意しながら

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そしてみえるは、この圧倒されるほどの石垣の壮大さ
この「登り石垣」
これは、
ふもとの館と山頂の天守を、山の斜面を登る2本の石垣で連結させてつくられたもので、この方法によって山腹から迫る敵の侵攻を防ぐという、まるで戦国時代の城のような石垣でして



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もう城址マニア…こういった石垣マニアの私にとっては、半日でもここに立って眺めていられるくらい…
それはそれは、凄い石垣でして
時空を巻き戻せば…ここで落っこちた人たちもきっと多くいてることでしょう…


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♩見上げてごらん、城の石垣を~


首が疲れる~


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このあたりは
「待合番所跡」

待合番所は東雲口からの登城道と二之丸からの登城道の合流する地点に、警備のために設けられたもの

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この辺に待合番所はあったようで…
妄想で待合番所を建立してみる…
妄想城マニアなので…
妄想の中で建立した待合番所はプレハブ小屋みたいだったけど…笑

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城の防御壁、七曲りなど、もう鉄壁の守り、岡田監督の目指す阪神タイガースの守備を彷彿させるような守り…あ、佐藤輝くんは、よくエラーをするけど…


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二ノ丸史跡庭園、黒門口登城道の方も行きたいけど、往復35分かかる上に、生憎の本降りの雨…なくなく諦める…

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さて、いよいよ本丸へと…


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これが天守じゃないよ!おそらく太鼓櫓


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これは
「戸無門」

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本丸の大手入口の最初に設けられた高麗門

藩政時代から戸無門の名で呼ばれ、鏡柱に扉を吊る肘壺の痕跡もないので、創建当初から扉のなかった門らしい…

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戸無門をくぐると
すぐ「筒井門」

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実は、そのすぐ横に隠れた門
「隠門」がありまして

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「戸無門」を通過して、目に付くのは「筒井門」
その奥に「隠門」があるとは思えない…これは、侵入者の注意を「筒井門」に向けさせ、そこを破ろうとする敵を「隠門」から打ち出て、背後から襲う戦略だったようで…
へー、鉄壁な守りなんだ…凄い!!と思いながら
つい「僕、かくれもん」とドラえもんふうに呟いてしまう私

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「筒井門」、「隠れ門」をくぐったところの眺望

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バカは高いところに登りたがると言いますが
まさに、私、そのとおりの性格なので…テンションがあがる!上がる!!

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ここから転げ落ちたら、あの石垣…まっさかさま…と思うと、ビビッて近寄れない…

この建物は
隠れ門続櫓

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これは、松山城由来の解説板
松山城は、愛媛県松山市にある城で、別名を「金亀城」
金亀城」とは加藤嘉明が1602年に起工した松山城築城の際、山麓の内堀の深い淵に「金色の亀」が潜んでいたという話がその由来だそうな

また標高132m、比高約90mの勝山に築城されたことから「勝山城」とも言うそうな…備中松山城とか伊予松山城と呼ばれることも…

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「太鼓門」
本丸大手の正門
筒井門から本丸南腰郭に侵入してくる敵に備えて造られた門


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さて本丸へと

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「太鼓櫓」

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本丸からの眺望は絶景ですな…



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バカは高いところに登りたがる

そんな私が、もう大満足

降り注ぐ雨なんて、全然気にならない

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おお、あれは瀬戸内海か…

本丸には井戸跡が

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松山城は、勝山の峰を埋め立てて本丸の敷地を造ったときに谷底にあった泉を井戸として残したそうで、この井戸は、直径2メートル、深さ44メートルあって、当時の技術では掘ることができないほどの深さの井戸で
なんでも、20年かかって作り上げたらしい…

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本丸にぽつんと佇む「よしあきくん」


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ここは、ご一緒に…

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さて、松山城

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松山城が築城されたのは、1627年
加藤嘉明という戦国武将が築城をしはじめる…

加藤嘉明は羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)の家臣となり、「賤ヶ岳の戦い」では大活躍…「賤ヶ岳の七本槍」と呼ばれるように…

その後、家康側についた「関ヶ原の戦い」で加藤嘉明は、20万石の武将となり、1602年に松山城の築城を開始…
この築城途中に
築城を命じた当の本人である加藤嘉明が幕府の命令で会津に移ってしまいことに…
で、代わりに松山の地を治めることになったのは、蒲生忠知…
この忠知の時代に松山城の二之丸まで完成したが、忠知は参勤交代の途中で病気により逝去…
その後
松平定行が城主となってからは、本壇の改築が始まる…
そして、3年かけて三重の連立式天守が完成した
…連立式天守とは、メインとなる天守の周囲に小天守や櫓を配置した形式のこと…防衛力が高いのが特徴…
戦国時代の城ではなかったんだ…こんなに防衛力が凄いのに…

秋だというのに暖かい日が続いたせいか
桜の花が咲いていました

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まだまだ、松山城ブログは続くよ…

 


愛媛の名城、松山城へ行く…その1

2024-05-22 05:21:15 | 歴史史跡

このブログの読者ならお分かりかも知れないけど…

私は

城マニア

それも…ただの城マニア…ではなく…

むしろ城址マニア
…でありまして…笑


土塁などの遺構などが残っていれば…
それを手がかりに…
想像して…勝手に城を心の中に描いちゃう…ような…


妄想の中で…築城し放題…笑

の城址マニア

 

…じゃなくても

愛媛の松山を観光するなら、ほとんどの人が

立ち寄ると思われる

松山城に行く

松山城へは東雲口登城道など四つ徒歩で行ける登城道があって
当然城址マニアの私…

歩いて登りたかったんだけど
お腹廻りの贅肉を減らすために歩いて登りたかったんだけど
この日は生憎の雨…
スベッテ転がり落ちては大変だーってことで



迷いもなく、ここはロープウェイで…

乗り場近くには
夏目漱石の「坊っちゃん」と「マドンナ」が…
この像をみて、多くの小学生が、松山城の城主は「坊っちゃん」なんだと
勘違いしてるに違いない??

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ここがロープウェイ乗り場
リフトでもいけるようですが
生憎、この日は雨のため、リフトは運休


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ロープウェイ乗り場のハコモノの中に入れば

正岡子規と秋山兄弟
「坂の上の雲」ですな
どーして正岡子規だけ横向いた写真なんでしょう??

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子規の子守唄
誰か歌ってくれないかな…
しき(指揮)つきで…(このオヤジギャグがいいたかった…)




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「よしあきくん」の顔ハメパネル
顔をハメれば、「よしあきくん」の後ろに跨って乗れちゃいます

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こちらは立体「よしあきくん」
ぱっと見、「広島東洋カープ」の「カープ坊や」ならぬ
新しいキャラ「カープおじさん」かな…なんて思えたりもします…

♩今日のカープは勝ち勝ち勝っち勝ち~

「よしあきくん」の戦はどうだったんでしょう…

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おお、これが松山城
この石垣…もうマニアにとってはたまりませんなあ…

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現存12天守の一つである
松山城

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コインロッカー
「1番」はもちろん、松山城

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松山城天守の古い鯱が、ここ、ロープウェイ乗り場のハコモノの中に…

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子規のララバイ

さあ 眠りなさい疲れきった体を投げだして青いそのまぶたを唇でそっと ふさぎましょう~

 それは
聖母たちのララバイ


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子規のララバイは、目を閉じず、しっかり目を見開いていますなあ…

四国最大の名城、松山城のマップ

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城主だった「よしあきくん」
自分の居城に向かって
「いざ、松山城に出発じゃ!」のセリフに、ちょいと違和感を感じたけど
「いざ、松山城に出陣じゃ!」じゃないから、よしとするか…笑

さあ、松山城

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こんなに「よしあきくん」がみられるのも、ここだけ…笑

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ミカンジュースとのコラボ
「アルミ缶の上にあるみかん」
あ、このオヤジギャグをただ言いたかっただけ

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おお、松山城…
天女が飛んでますなあ…

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では、ロープウェイで松山城へ
ロープウェイで行くと、2分半…あっという間

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城跡マニアとしては、天気が良ければ、この下の横の登山道を歩いてみたかったかな

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と山頂駅に到着


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松山城を詠んだ正岡子規の句碑

「松山や秋より高き天主閣」

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さあ、いよいよ松山城ということで

続きは明日に…

 

みなさんも、明日、私が記事をアップするまで

「まつ」山城…

 

お後がよろしいようで…