こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[大きい喜び]

2018-01-29 20:42:42 | 本紹介
はじめまして。2018年春、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。思考・発表・文章にする・を柱に、ディベート・俳句アクティブラーニング・ビブリオ・ロールプレイングなどを取り込んだ授業をします。ブログは毎日更新しています。感じたこと、体験したことを文章にすることは「こくご」です。

「こくご食堂」本日調理する食材は[大きい喜び]

最近、「やってしまった!」と思う事が多くあります。その一つが、先週の土曜日に読書会に参加したのですが、過去に溝の口の会場だったので、今回も溝の口だと思いこんでいました。時間になり店に入ると、知っている方がいません。よく申し込みページを読むと、武蔵小杉でした。大慌てで会場にむかいました。

そして、「やってしまった!」の第二弾が、この本です。横浜で仕事をすると、昼休みに有隣堂ルミネ店に行ってしまいます。本屋さんに行ってしまうと、必ず出逢いがあります。本と出合って、その場で買わないと、その後探すのが大変になるのです。今回は、違った出逢いがあります。

柱の展示でこれがあったのです。

▲有隣堂でやっている限定のブックカバー
相鉄線の駅名がでています


なんと、私の好きな相鉄線の駅名の入ったブックカバーをしてもらえるのです。本と、相鉄線の好きな物コラボです。さっそく、有隣堂で本をさがしました。すぐにこの本が目にとまりました。この本の作者、金田一秀穂さんのおじい様、金田一京介さんは辞書を作る方で、私の母は、「金田一京介さんの辞書は、間違いない」とよく言っていました。この金田一秀穂さんは、よくテレビにも出演して、言葉の語源などをお話されます。『日本語のへそ』というタイトルに惹かれました。

▲「日本語のへそ」
ムダのようで、でも大事なもの
金田一秀穂著・青春出版社


さて、いざレジに行き、ブックカバー―を選ぶことにしました。迷わず、相鉄バーションを選ぶと、
「申し訳ありませんが、本書は新書ですのでこのカバーはできません。文庫本のみなのです。」
「が――ン」
とは言いませんでしたが、心の中ではこの言葉が響いていました。それでも何食わぬ顔をして、店を後にしました。基本的にはブックカバーをつけない派の私です。それが、ブックカバーほしさに本を買うという、邪念がいけなかったのでしょう。次回文庫本を買う機会があるまで、辛抱しようときめました。

昨日は、午後から早稲田大学で「ビブリオバトル高校生全国大会」がありました。前回、大学生の全国大会を観にいきましたが、とても楽しかったです。今回も、高校生が好きな本の紹介をしました。5分間、原稿をみずに自分の言葉で話をしている彼らの表現力、尊敬します。会場では、紹介された本の一部が販売されるのですが、一冊購入できない本がありました。それが、なんと文庫本です。これは、有隣堂、相鉄線ブックカバー。欲しい本が買えない残念さよりも、ブックカバー込みで本を購入できる喜びでいっぱいでした。

本日は横浜で派遣の仕事でした。昼ごはんを早く食べ、有隣堂へゴー。リブリオバトル高校生大会の模様は、今朝の読売新聞に掲載されていました。しかし書店で特別コーナーが設けられるほどではありません。以前に、何度探しても本がなく注文したこともありました。心の中では、もう欲しい本を手に入れています。しかし、検索機で調べても、出てこないのです。きっと焦って、押し間違えたのでしょう。店員さんに
「『本日はお日柄もよく』という本ありますか?」
すぐに案内していただけました。購入した本はこれです。

▲「本日はお日柄もよく」
浜田ハマ著・徳間書店


そして、カバーはこれです。

▲相鉄線モデルのブックカバー


私は知らなかったのですが、この本はドラマになり放映されているそうです。本を先に読みたいので、ドラマは今回、見ないこととしました。

さて、すったもんだで、このブックカバーを手に入れて、大満足です。小さい「やってしまった!」があったからこそ、大きな喜びにつながりました。幸せです。