こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

【『間』と『魔』】

2019-04-01 20:37:29 | COOLJAPAN
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

4月無料体験
4月9日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席5名
4月23日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席6名

学年は設定してありますが、予約状況で対応できます。
ホームページからご連絡ください
こくごレストランホームページ
または、インスタグラムのメッセージ
フェイスブックから
https://www.kokugoresutoran.com
申し込みはこちらからおねがいします。

紙芝居イベントでも申し込みできます。

こくご食堂今日のお話は
【『間』と『間』】

土曜日は、絵本・紙芝居を作っておられる、やべみつのり先生の講演会がありました。

前半は、やべ先生が紙芝居の紹介をされました。昨日のブログ、「5円玉」では、印象に残ったお子さんの作品について書きました。

他にもたくさんありました。

前半は先生のお話でしたが、後半は会場に参加している方の中で、オリジナル紙芝居をもっている人にそれを披露してもらいましょうとなりました。

この日は、午前中に東京で紙芝居の仕事をしていたので、衣装はそのまま。そしてオリジナル紙芝居「あね1,2,3」を持っています。
「どうしよう。どうしよう。」
会場には、紙芝居師の方が沢山います。そして、紙芝居作家のやべ先生もいます。
「どなたか、いらっしゃいませんか。」
しばらく間をあけて、私の紙芝居の絵の先生○○一味さんが挙手。そして、1人の男性が名乗りを上げました。
「どうする。どうする。

午前中大失敗をしており、もうどうにでもなれと思っていたので、
「はい。」
と手をあげました。
とらさんが、
「はい、じゃ「こくごさん」
(東京下町紙芝居の会では、「こくごさん」と呼ばれています)

先鋒は、最初に挙手をした男性。電車の紙芝居でした。私は乗り鉄です。電車の紙芝居を描きたいと思っていますが、電車に乗るのは好きですが、描くのは苦手です。とても戦い紙芝居でした。発表がおわると、やべ先生のアドバイスをいただけます。電車の紙芝居のなかで、印象的だった一枚をあげて、このキャラクターがおもしろそうだ、というお話をいただきました。

「それでは、「こくごさん」どうぞ。」
油断していました。○○一味さんが先だと思っていたので。しかし、ずっと緊張しているのも嫌なので。震える手をおさえ、前に出ました。

私の紙芝居は少し変わっているので、自前の紙芝居舞台をもっていきました。

「あねシリーズ」は1から3まであるのですが、3は、手直しした部分がありました。1だとインパクトが弱い気もするので、「あね2」をつかみました。


▲サンダルが飛んでいるシーン1
「あね2」より

▲サンダルが飛んでいるシーン2
「あね2」より


今回のやべ先生のお話に、紙芝居の絵の向きについてありました。紙芝居は観ている人からみて、左にひきます。ですから、物が飛ぶ場合、右から左に描きます。しかし私のサンダルは、左から右に描いてしまいました。ですから、紙芝居を演じる時に
「この絵は、方向が反対ですね。」
と付け加えました。基本的なことがわかっていないのです。勉強になりました。

発表がおわり、やべ先生の評価がありました。
「こくごレストランとはなんでしょうか?紙芝居の内容と関係があるのですか?」
「これは、塾の屋号です。」
ここに質問がくると思いませんでした。
「面白かった。紙芝居を縦に使うのは新鮮でした。」
あねシリーズは、縦長にえがかれているシーンがあります。そこに注目してくださいました。
「紙芝居の方向も、もうわかってらっしゃる。」
サンダルの飛ぶ方向の話を、紙芝居を演じるときに盛り込んだので、それをお話してくださいました。やべ先生は、よく人を観察する方だと感じました。ありがたいお言葉、ありがとうございました。

このころになって、また手が震えていました。

落ちつきをとりもどし、次の発表です。私の紙芝居の絵の先生、○○一味の発表です。ずっと観たいとおもっていた、
「おばあちゃんの花火」
○○一味のおっかあ(ご主人、奥様、お子さんで紙芝居をしていますおっかあは、奥様)のおばあ様のお話でした。印象的だったのは、途中、無音でゆっくり紙芝居が進んだことです。
後で、お話をうかがったら、
「本来はここで音楽をながします。」
とのことでしたが、この無音はとても効果的でした。

紙芝居が終わってから、やべ先生が「間(ま)」についてお話をされました。
「紙芝居を抜く間(ま)は、魔(ま)ともいわています。とても難しいのです。」
「間(ま)をとることは、観客との対話。」
○○一味さんが、無音で紙芝居を抜いた間についてのコメントでした。

他にもささる言葉が沢山ありました。
「紙芝居はコミュニケーションツール」
「自分が一番伝えたいことを描く。」
私は紙芝居で何ができるのだろうか?
改めて考えてみようと思います。

★★二子新地では、春休み4月3日水曜日の午後14時から
世界初?!
影絵と紙芝居コラボのイベントをします。
影絵のパーツをつくり、それを投影します。
紙芝居もやりますよ。
是非遊びに来てください



★二子新地
駄菓子木村屋さん
第二第四水曜日
15時~18時30分くらいまで
中庭マルシェ
https://takatsu-kawasaki.mypl.net/shop/F00001000005/
紙芝居(無料です!)


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