こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

【勇気をふりしぼる時!】

2019-04-03 19:26:33 | COOLJAPAN
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

4月無料体験
4月9日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席5名
4月23日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席6名

学年は設定してありますが、予約状況で対応できます。
ホームページからご連絡ください
こくごレストランホームページ
または、インスタグラムのメッセージ
フェイスブックから
https://www.kokugoresutoran.com
申し込みはこちらからおねがいします。

紙芝居イベントでも申し込みできます。

こくご食堂今日のお話は
【勇気をふりしぼる時】

昨日の午後は、東京タワーにいました。

2019年世界自閉症啓発デ―「東京タワー」ブルーイベント

今回この場所で、大阪のヤッサン一座のだんまるさんとぼんまるさんが出演されると知りました。偶然にも時間ができたので、午後から東京タワーにやってきました。

13時~18時までとだか書いてある案内。さて、紙芝居はどこでやっているのだろう。入り口にはこいのぼりが沢山かかっていました。青いシートの中を探すと、大きな「ヤッさん一座」の大弾幕がかかっていました。


▲おおきなシートに描かれた
紙芝居
そして、ブルーの東京タワー


みると、だんまるさんと、ぼんまるさんではありませんか。あまりにも近くにいるし、あまりにも驚きました。なんとかこれだけ聞くことができました。
「すみません。紙芝居は何時からですか?」
「夜中の3時です。」
びっくりしました。真顔で冗談を言う、だんまるさん。

話かけたいことがあったのですが、ぼんまるさんと紙芝居の打ち合わせをしていたので、一度東京タワー館内へ。
ここで葛藤が。
「なんで話かけなかったのか?話かけないとダメだ。」
声をかける、かけない。声をかける、かけない。しばらく東京タワーのお土産店をいったりきたりしながら、
「後悔する。このままじゃ。勇気をだそう。」
そして、また下の階に下りて、紙芝居の現場にいきました。

すると、だんまるさんが一人で座っていました。チャンスだ。
「すみません、写真をとってもいいですか?」
ここで、まだ勇気がだせない。写真を撮影し、心を落ち着かせて
「私、ヤッサンの本を読んで紙芝居を始めたものです。」
今世紀最大の勇気を出しました。
「そうなのですか。」
丁度、読みなおしをしている、折り目一杯の本をみせました。


▲「世界一の紙芝居ヤッサンの教え」
安野侑志・髙田真理著
ダイヤモンド出版社

▲大切なところを折り曲げた本


この本は、紙芝居をしたい人だけでなく、人生の岐路にたっている方にはお薦めの本です。あるサイトでこの本を紹介すると、二名の男性が読んでいただき、絶賛でした。26歳になる長男も進路に迷ったとき、この本を読んでいました。

ここでいろいろお話をしました。去年このイベントに参加して、今年は出演したかったので、だんまるさんとぼんまるさんで、毎日関係者の方に手紙を書いたこと。また、紙芝居を描くツールについて。そして、師匠であるヤッサンにもっと教えてもらいたいことがあったこと。

よく考えると、丁度一年前なのです。この本を購入したのは。本を注文して、届いたときは嬉しくて。寝る間も惜しんで読みました。

そしてその1年後。ヤッサンの弟子の方々と、ヤッサンの本についてお話ができるなんて夢のようです。

すると、私の紙芝居絵画の先生○○一味さん、紙芝居の師匠、三橋とらさん。モッチーさん。そうそうたる顔ぶれがそろいました。すごいな。そして、開催時間までまだ余裕がったので、東京タワーの中に入りました。

そして三橋とらさんと、○○一味さんとお茶をしました。そこでも、紙芝居談義ができました。これも貴重な体験です。

「こんなところにいるだけで緊張するわ。みんなプロの紙芝居師さんだから。」
と心で独り言。

そろそろ時間なので、紙芝居場所にむかいました。

いい音のする拍子木をたたきながら、だんまるさんが会場を練り歩きます。
「紙芝居がはじまるよ。紙芝居が始まるよ。」
紙芝居をのせた自転車のまわりには子供たちが集まってきました。

だんまるさんの軽快なトークとクイズ。シールがほしく答える子供。意外と必死で答えを考える大人。大人の解答者には、ジュエルケースおもちゃの指輪がでてきます。ワクワクするのです。そして、「桃太郎?」という作品は、是非ライブでみていただきたい。


▲だんまるさんの紙芝居
とにかく面白い
画面左は、ヤッサンの絵


そして、いよいよ、ぼんまるさんの登場です。


▲「黄金バット」

この作品を演じるのをライブで演じるのをみるのは二回目でした。ぼんまるさんの「黄金バット」は、心にしみてきます。まず、おおき通る声。これを聞いて、インターネットでみた「ヤッサン」の「黄金バット」に似ているとおもいました。笑い声のところだけ、そっくりなのです。継承されています。ヤッサンはここに生きていました。

「黄金バット」は違うバージョンでもう一度演じられました。先に基本を観ているので、それとの違いを子供も笑って聞いていました。

紙芝居がおわると、だんまるさんが、先着30名に水あめを作ってくれました。この水あめを作る前に、手の消毒をしていました。
「これ、ヤッサンがしていた。本に書いてあった。」
ヤッサンが幼い頃、大人たちは
「紙芝居屋さんは不衛生だからみちゃだめ」
と言っていたそうです。そこでヤッサンは身なりに気をつけて、スーツをきて紙芝居をしました。そして衛生には気をつけていたそうです。

ここにもヤッサンは生きているじゃありませんか。

ちょっと泣きそうになりました。

そして、私は子供の頃に街頭紙芝居未経験です。姉が親戚の家に遊びにいき、体験した「街頭紙芝居」を聞いて、うらやましかった。あいたかった、駄菓子を売る紙芝居が今、目の前にあるのです。みかけは大人、心はこども(どこかできいたな)が1人、水あめをもらうために並んでいました。ダンマルさんが水あめをくださるときに、
「師匠の紙芝居を見てほしかったです。」
と言っていただき、涙がでそうでした。ヤッサンの紙芝居は観れませんでしたが、ヤッサンの魂をみたような気がします。素敵なお弟子さん達です。



▲水あめ


みずあめの棒と、かたぬきと交換するのです。


▲かたぬき


憧れのかたぬき。これ、綺麗に形をぬくと、プレゼントをくれるのです。


▲きれいに型ぬきできました
やはり、大人げない


そして「なめねこ」をもらいました。



▲懐かしい
「なめねこ」


ボーっとしていると、知り合いの方が、ちっちさんを紹介してくださいました。ちっちさんもヤッサン一座の方です。そこで、ヤッサンの本をお見せしました。
「この本をきっかけで、紙芝居をはじめました。」
ちっちさんはとても喜んでくださり、両手で握手をしました。そして
「座長(だんまるさん)は、知っていますか?」
「お話しました。」

ヤッサン一座の紙芝居、川崎のお友達(子供たち)に観せたいです。大きな紙芝居イベントをたちあげよう。そう思ったら、うごかないと。動きます。動く時、動けば。動け。
ヤッサンがそう言っているように思います。やりすぎないと、いい塩梅がわからないそうです。やりすぎて、調整するのと、やらなくて中途半端なら、前者のほうがおもしろい。

そして今年の課題は、「やりたいことで喰ってみる」。紙芝居を仕事にできるよう、必死てやってみようと思います。

★二子新地
駄菓子木村屋さん
第二第四水曜日
15時~18時30分くらいまで
中庭マルシェ
https://takatsu-kawasaki.mypl.net/shop/F00001000005/
紙芝居(無料です!)




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