こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

「危険なこと」

2020-08-13 20:15:00 | 子供の成長
こくご食堂本日のお話は
「危険なこと」

いま、マッチをすることができるお子さんはどれだけいるでしようか?

理科実験教室で教えていたころのこと。

教室では、2年生から5年生までの授業を担当していました。

2年生でも、マッチを使います。

使い方をきちんと伝えれば、危ないことをする生徒はいませんでした。

私はいつごろマッチをつかったのか?

それは、小学一年生の夏休みでしょう。

夏休みの母の実家。

祖母の家は薪の風呂でした。
従姉妹たちは上手にマッチを操りました。
「かっこいい。」

お風呂の薪のくべるまえに、新聞紙にひつけます。
マッチ箱を左手にもち、右に点火するマッチ棒を握る。

🔻オリジナルスペクタル家族紙芝居
「あねばんがいへん しまい」
『スモーク』より

シュッ。
ジュボー。

マッチ棒の燃える匂いと、炎があがってきて熱くなる指先。

「マッチは下にむけると火があがるよ。」

体で覚える火の怖さ。

お風呂係の従姉妹についていき、やっと火をつけさせてもらえたとき、
一人前になれた気がしました。

マッチを使うのが危険なのではありません。
マッチの使い方を知らないことが危険なのです。

しかし、本日配信の紙芝居は、
危険な遊びです。

良い子は、マネしないでください。

こくごレストラン紙芝居動画配信
第十八弾
「あねばんがいへん しまい」
『スモーク』
Facebookこくごレストランより配信