こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

「ない からの あり」

2020-08-20 20:22:00 | 乗りもの
こくご食堂本日のお話は
「ない からの ある」

対面授業であることにこだわりをもっていました。

しかし、ここ数ヶ月の流れをみて、昨日より、国語作文教室in川崎こくごレストランは二回目のリモート授業にチャレンジしました。

今回は驚きの発見がありました。

それは、小学3年生、男子、3名の「1、2、3おもしろ兄弟」チーム(クラス)でのこと。
(各チーム、ミーティングのうえ、名前がついています。)

今回はチャレンジ授業と伝えてありました。

そして、そのため、いつもの必需品、辞書を用意していないメンバー(生徒)がいました。

毎回やっている辞書ひき。
今回は「夏といえば?」
ということで、「すいか」を調べることに。
他のメンバー(生徒)が調べている間に、辞書を持ち合わせていないメンバー(生徒)に聞いてみました。

「すいかの意味は、何と書いてあるかな?」

「夏に食べるくだもの。棒でたたくもの。」

「面白い!」

スイカ割りの映像が脳裏に浮かびました。
このメンバーも、「すいか」には、すいか割りのイメージが強いのです。

子供の発想は、大人の考えを軽く飛ばしてくれます。

すいかの意味の中に、黄色いものがある、とありました。

「黄色いスイカ食べたことある?」

一同なし!

「赤いスイカより、甘味は少ないさっぱりした味だったかな?」
唯一食べたことのある私が感想を語りました。

辞書がない
どうしよう

ではなく

辞書がない
こうしよう!

何か違うことで代わりはできないか?そう考えることから、新しい発見がうまれます。

これからのリモートでの課題解決に光がみえました。

今のメンバーは半年以上かけて信頼をつくってきました。これから、頭に浮かぶ自由な発想を、言葉にして、文章にしていきます。
そして、その過程が楽しい、と感じてもらえるように。
それが私の希望です。

このクラスはズームになれており、自分の発言しないシーンでは、音声を切っていました。そして、チャットを使ったメンバー(生徒)もいました。
いいねのマークで挙手練習をすると、すぐに習得。

メンバー(生徒)に、機械操作を教えてもらう日も近いでしょう。

ない
から生まれる
ある

これを実感した日になりました。





🔻自粛期間に、近況をおくってくれた、「1、2、3おもしろ兄弟チーム」
のメンバー

ユニークな面々がそろっている!

国語作文教室in川崎こくごレストラン