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名も無きねこに

歴史的空腹

2007-01-16 23:08:29 | わたし
古在由重編訳版の『ドイツ・イデオロギー』を読み始めた。
昼休みや電車の中でながめる程度では、なかなか内容が頭に入らない。

それでも帰りの電車では少し読み進んだ。
第一部フォイエルバッハで、序盤の問題整理が終わって、道具立ての解説に入ろうかというところだろうか。
同時代のドイツ人は、どうして歴史研究が下手なのか。それは歴史を作りだす人間があるための基盤を眼中に入れないからだ。ということらしい。
少し田んぼに水を引きそうな勢いもあるけど、ヘーゲルまでの哲学を批判して乗り切ろうというやる気が漲ってて、読んでいるこちらも咳をするだけで頭痛がしてしまう。

切りのいいところで乗り換え駅に着いた。
空腹を歴史的に感じたので、99円ショップでバナナを買った。
コメント
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