三好達治訳の『巴里の憂鬱』を読んだ。
あちこち手を広げてみたり、気を多くしていたので、読了まで足掛け二月。
一人の詩人の手による詩集を読み通すのもひさしぶりだ。
十代の頃、ボードレールを好きになれなかった。
これから来る何かに対する期待が大きかったからだろう。
いくつかの戦いに敗け、恥を塗り重ねた分、本の読み方が変わった。
でもまだ、『悪の華』は手強そうだ。
ボヌフォワに回帰するのは、少し先になるだろう。
あちこち手を広げてみたり、気を多くしていたので、読了まで足掛け二月。
一人の詩人の手による詩集を読み通すのもひさしぶりだ。
十代の頃、ボードレールを好きになれなかった。
これから来る何かに対する期待が大きかったからだろう。
いくつかの戦いに敗け、恥を塗り重ねた分、本の読み方が変わった。
でもまだ、『悪の華』は手強そうだ。
ボヌフォワに回帰するのは、少し先になるだろう。