警察、区役所ときて、
今度は自転車コールセンターに電話したものの、
なーんとなく、電話に出た人がヤバい感じ・・・
「じゃぁ、ミニサイクルじゃないんですかっ?」
「いや、あれをミニサイクルと呼ぶかどうかがわからなくて」
(こっちは小さめの自転車って言ったでしょ!)
「で、あとの特徴は?」
「え~と、特徴といわれても」
「シールに番号書いてありましたよね?何番でした?」
「今、家の中からかけているので」
「じゃあ、わからないんですかっ!」
「(イラッ)そんなことわかりません!
聞かれると思わなかったので!」
このあたりで、かなり私もイラついてきました。
なんで怒られなきゃいけないのよっ!
「じゃぁ、住所を教えて下さい」
「・・・・・・・・です」
「え~? そこに木村さんってお宅、ありませんよ」
「(ぬぁにぃぃぃ!)そんなバカな!
何十年も住んでるんですよ!」
「ホントにこの住所ですか?」
「ええ。
(って、こんなとこでウソついて、どうするねん)」
「ふーーん。・・・区民農園の近くですか?」
「うちの隣の隣が区民農園です」
「区民農園の西ですか?」
「() あ~~、と、ちょっと・・・、
西かどうか、が、わからない・・・」
「(バカにしたように)わからないんですかぁ?」
「ええ・・・
(あのねっ、ウチのどっちが西かなんてわかったら、
私はこんなに迷わないのよ!)」
「じゃぁ・・・アベさんのお宅とは?」
「(助かった!)アベさんは道を挟んで向かいです!
アベさんのお宅の前に、木村ってありませんか?」
「・・・・・」
「あの・・・」
「・・・・・」
(おいおい、どうした??)
(つづく)