望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

真夜中の消防車 ・その2

2010-07-09 11:30:40 | 暮らし・花・趣味

一昨日の夜遅く、サイレンを鳴らしてきた消防車が、
なんと!
我が家の前で止まってしまった。

火事はどこなんだーーーっっ!
逃げなきゃヤバイのかーーーっ!

と、突然、

妙に優しい女性の声が・・・。





「(ピロロン」消防車、左に曲がります」

「(ピロロン)消防車、左に曲がります」



ん???



・・・そういえば、消防隊員は、
一向に車の回りから動こうとしない。

普通なら走って現場に行くだろうに。

あ、ちなみに、(ピロロン)はチャイムの音です。




「(ピロロン)消防車、左に曲がります」

「あ、もうちょっと右に切って!」

「(ピロロン)消防車、左に曲がります」

「オーライ。あと5センチくらい!」

「(ピロロン)消防車、左に曲がります」

「よーーし、そのまま!」



これって、もしかして・・・



結局、

「(ピロロン)消防車、左に曲がります」の声を、

軽く20回は聞いたあたりで、


消防車はウチの前から走り去って、

サイレンの音も、再び遠のいて行きました。




なんだよ~~~。


火事の現場に急いでいる途中で、

ウチの前の狭いT字路を曲がり切れず、

どこかに引っかかるか何かで、

動きがとれなくなっちゃったんだな。



それで、サイレンを消して、
ハンドルを切って、

「消防車、左に曲がります」をやってたんだな。



ほ~~~~っ。



でも、ちょっと待ってよ


時刻は夜中の1時をとうに過ぎた頃ですよ!

「(ピロロン)消防車、左に曲がります」の声を、
消すわけにいかなかったの?



いや!

それ以上に、重大な問題が




ウチの前での立ち往生は、
軽く15分はかかっていた。



本当の火事の現場・・・


大丈夫だったーーーー?????




ハプニングとはいえ、
「やっちゃったね~」といった感じの、
夜中の消防車でございました。


   (おわり)
コメント (2)
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