前回は、なんか、楽屋の話を延々語ってしまいました。
だけど、それすら最後までいきませんでしたねぇ。
なので、今日はタイトルも短めにして(関係ないだろ?それ)、
もう少し進めたいと思います。
要するに、
誰でも、<より広く、より舞台に近い>
楽屋に入りたい状況の中で、
微妙な広さの部屋が複数・・・、それもひとつは階段上、
みたいな楽屋だと、ややこしいんですね。
だいたい、普通は男女の人数が近いし、
「えーー? そっちが階段上に行ってくれてもいいでしょー?」
「だけど、オレたちの方が、出たり入ったりが激しいんだぜ」
「でも、こっちは衣装が長かったりするし」
「早替えは、男の方が多いはずだよ」
などと、お互いに権利の主張を始めるわけです。
「上の楽屋の方が、広いからいいじゃない」
「女の方が衣装も多いし、上の方が使いやすいんじゃないの?」
「冷蔵庫があるのも、上だけよ」
「鏡が大きいから、女性にはいいんじゃない?」
などなど。
いろいろと、手を変え品を変え、押したり引いたり(笑)
芝居の世界にレディファーストはありません。
男女一切、関係なしです。
でもね、
まず10回のうち、8から9回まで、
女が勝ちます(笑)
男が女に譲って、というのではありません。
女がしつこくて、うるさくて、絶対に引かないから。
時には、最初に制作さんが決めた楽屋割りを、
文句言って、ひっくり返すことだってあります。
でもね、どの楽屋を使うか、
また、楽屋が使いやすいか否か、っていうのは、
本番に大きな影響があるんです。
たとえば、楽屋での個々の場所。
どんなときも、すべてに優先されるのが、
早替え、つまり、早い着替えのある人。
場合によっては、舞台袖に早替えスペースを作ったりしますが、
それがない場合は、
飛び込んできて、ワッと着替えられるところに、
その人の場所(鏡前)を作ります。
着物を着る人も、
姿見(全身が見える細長い鏡)に近い所に決めます。
(今回は私、鏡なしで着ましたが)
あとは、やっぱりキャリア順。
劇団の場合は厳然とありますが、
ほとんどが客演のカンパニーだと、
結局、トシの順みたいな感じになりますね。
だから私はいつも上座になります。
別にうれしくも何ともにゃい
だけど、そういうことだから、仕方にゃい
・・・と、また話がそれていく・・・。
というか、とっちらかり始めてる
うわぁ・・・、
みごとに本題にも入れぬまま、
2度目の<つづく>でございます~。ははは。
あしからず~~~。
<つづく>
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