この画像、何だかお分りになりますか?ベトナムのお土産にいただいたので、ベトナムの魚醤ニョクナムかと思っていたのですが、アルファベットの文字を見ているとなんだか違う。
しかも“AJINOMOTO”の文字、調べていくと、これはNuoc tuong ヌック・トゥーンというお醤油に近い(?)調味料のひとつだと分かりました。
この調味料、先日骨董ジャンボリーにお越しいただいたお客様からベトナムのお土産でいただいたもの。いつも夏休みの海外にお出掛けされる彼女、「この夏はどちらへ?」と伺うと、「実はもうベトナムへ行ってきたのです!」とニッコリ。ベトナムといえばサイゴン(ホーチミン)のクラシックホテルとして有名なマジェスティックホテル。「ひょっとしてマジェスティックホテルにお出掛けですか?」と伺うと、実際にその通りでびっくりしてしました。実はその2~3日前、アジアのリゾート地のクラシックホテルに行きたくなって(あくまでも行きたくなっただけで、「行ける」訳ではありません。)、インターネットを駆使して調べた挙げ句、「ベトナムのマジェルティックホテルがいいかも?」ということになり、せっせと調べを進めていたのです。
マジェルティックホテルは1925年築のアール・デコ建築の歴史的ホテル。開高健などのジャーナリストがベトナム戦争中に滞在したことでも有名です。アール・デコの生まれた本国のフランスでさえも、デコの建築はそうそう残ってはいません。「深夜特急」の旅がしたいなぁ。マルグリット・デュラスの「愛人(ラマン) 」の世界だよなぁ。いやいや、アジアンリゾートの旅、行きたいなぁ~。
このヌック・トゥーン、少し甘みがあるそうで、日本の煮物に合うと教えていただいたのですが、インターネットで調べると、チャーハンなどに入れても美味しいのだそう。なんだかチャーハンが食べたくなってきました。やっぱり私、「深夜特急」や「愛人(ラマン)」の旅よりも食い気のようです。
しばらくたって…「深夜特急」と「愛人(ラマン)」が久方振りに読みたくなってきました。どちらから読もうかなぁ。