さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

池袋

2010-08-11 | 

 西武池袋本店で開催されている「暮らしの中の骨董マーケット」も今日で二日目。池袋の街にもだんだんと慣れてきました。昨日、搬入前に車で街をひとまわりすると、「ここ、どこかに似てる!」と私達。「梅田に似てる!」そう、私達が何度かお仕事に行ったことのある大阪の梅田に似てるのです。JRの大きな駅沿いにあって、都会とローカルな雰囲気が入り交じった雰囲気がよく似ていて、懐かしい気持ちがしました。

 一昨日、搬入前に車で街をひとまわりすると、立教大学の前を通り過ぎ、その蔦の絡まる古い煉瓦造りの建物に「あら、なんて素敵な建物!」と感激。「蔦の絡まるチャペルで~♪」と古い歌を思い出すような光景でした。(でも、この歌は青山学院の校舎を歌ったものだったのですね。)調べてみましたら、この立教のモリス館は関東大震災を乗り越えた貴重な建物でした。こんな校舎で勉強できるなんて羨ましいです。

 池袋といえば、その昔、大学生になりたてだった頃、当時西武百貨店の中にあった西武美術館へ展覧会を見に来たことがあります。ちょうどその頃、東京の美術研究所で浪人生活を送っていた高校時代の同級生ふたりと会ったのが池袋。「遊びにきなよ。」という言葉のままに、ふたりが住んでいた下宿先に遊びに行った記憶が。そこは「アパート」ではなく昔ながらの古い「下宿屋さん」、そしてその向こうにはサンシャイン60が。古い木造の下宿のすぐ向こうには超高層ビルがそびえ立っていて、そのシュールな光景がとても印象に残っています。今ではきっと当時のような「下宿屋さん」はなくなってしまったでしょうけれど、池袋にはまだそんな不思議なイメージが残っているような気がします。 

エンジェルコレクションのホームページへ

Laceを更新しました!

Goodsを更新しました!

Sewingを更新しました!

Cardを更新しました!

Jewelleryを更新しました!