おやすみ
皆様、お久し振りです。一昨日の朝に東京を出て、無事、昨晩名古屋の我が家へ戻って参りました。
一昨日は河村の強硬な(?)意見で軽井沢へ行くことになっていたのですが、その理由というのは、この8月中ずっと軽井沢の旧軽井沢公民館で開催されている「軽井沢夏の蚤の市」にお友達のアンティークディーラーが出店していて、その陣中見舞いのため。仲良しのブロカントA さんやスージ・アンティック&ギャラリーさんに会いにはるばる軽井沢へ出掛けました。
その朝、河村から起こされたのは午前9時。自分が寝ていた癖に、「こんな時間に起こしてて間に合うの?」と思いつつ、荷物をまとめ、ホテルのチェックアウトをし、デパートの駐車場に預けていた愛車をはるばる取りに行き…。
案の定、軽井沢に到着したのは午後1時半。都内から軽井沢まではさほど遠くないことが分かったものの、旧軽に到着してから旧軽井沢公民館を探し回ること30分。旧軽の閑静な苔むした木立の中にひっそり建つ古くからの別荘を眺めながら「ここの別荘格好いい!!」と河村と一緒に叫び、旧軽銀座のあまりにも沢山の人に肝を潰し、別荘地の細道の運転に手を焼き、挙げ句の果てには石畳の坂道に迷い込んで他人の敷地内でUターンはするわ、もう大変!運転をしていた私は、いい加減なナビゲーションの河村に「ちょっと、もう3周目だよ、ここ!」と腹を立てながらもやっと目的地に到着しました。
私達の突然の来訪にも、ブロカントA さんもスージ・アンティック&ギャラリーさんも喜んでくれ、話が弾むこと1時間。目的地に着くことだけで頭がいっぱいで、差し入れを持ってこなかったことを激しく後悔。この骨董祭、ブロカントA さんやスージ・アンティック&ギャラリーさんはご自宅からですが、遠くからのディーラー皆が一ヶ月間合宿生活をしながら出店するという面白い催し。古い公民館が夏の間だけまるでアンティークモールのように様変わりをする、という企画です。8月最終日まで開催なので、それまでに軽井沢へ行かれる予定のある方は覗いてみるのも面白いと思います。
さて、おしゃべりに花が咲き、ふと気付くともう3時近く。すぐにその晩に泊まる安曇野まで車で走って行かないと間に合いません。本当は万平ホテルでお茶も飲みたかったし、南軽井沢の軽井沢タリアセンで旧山吹山荘やレーモンドの別荘も見たかったのに、今回はおあずけ。次回の楽しみに取っておくこととなりました。あの日の軽井沢の気温は28℃。前日38℃の池袋にいた私達にはまるで天国のように感じました。
安曇野のいつもの温泉に一泊した翌日、いつものように安曇野周辺を車でドライブ。朝からまず向った先は森の中のティールームガルニへ。この季節はテラスのロッキングチェアが私のお気に入りです。
ガルニにはこんな森の中の一本道にあります。静かな森の中に虫の音が響きます。
テラスのロッキングチェアで揺れると、あまりの心地良さに「もうどこにも行きたくない!」といった状態に。せっかく気持ち良く読書していたのに、レストランの時間を気にする河村に無理矢理連れて行かれてしまいました。
ティールームの玄関にはこんな山紫陽花が咲いていました。何ともいえない素敵な色でしたよ。
今日のお昼は、いつも行きつけのレストランラール・ドゥ・ラ・サブールがお休みのため、同じく安曇野のボン・ビバンへ。こちらも木立の中の素敵なレストラン。
木の内装が良い感じのお店の中にはこんな野の花が。私達の席の向こうには薪ストーブも見えます。「いいなぁ、薪ストーブ欲しいなぁ。海の見える別荘も良いけど、山の別荘もいいなぁ。」という私の意見に河村はわざと聞こえないフリ。
前菜は私も河村も野菜のテリーヌを。彩りも美しいひと皿でした。たっぷり2時間かけてお食事をした後は、仕方なく名古屋へ帰宅。お休みの日の一日はあっという間に終わってしまうのです。
帰り道 、雨上がりの空を見上げると虹が…。おやすみって本当に良いですね。すっかりリフレッシュした今日からは通常営業。暑い夏ももうしばらくです。また今日からお仕事に励みます。