〈Googleマップより〉
二岐山に登った時、
麓の温泉宿に泊りました。
そこが、秘湯の宿大丸あすなろ荘でした。
東北新幹線新白河駅より二岐温泉行きのバスが
一日一本出ています(要予約)
バス約50分で大丸あすなろ荘に着きます。
暖簾と紅葉したモミジが似合いすぎておしゃれ。
暖簾が掛る門より玄関までの小路。
ここは、京都のお宿か…
数寄屋風作りの玄関。
重厚な屋根に見えます。
玄関の脇には苔もきれいな手水鉢。
日本秘湯を守る会の会長のお宿らしいです。
開湯は平安中期だそうです。
徳川時代に二岐温泉で
大丸屋という旅籠を営んでいた
ただ一軒の温泉宿だったそうな。
高台に建っている旅館なので
フロントやロビー、ラウンジは三階にあります。
私達の部屋はフロントから一つ下の二階です。
窓から見える渓流。
そして紅葉の中にちらっと見える男性露天風呂。
さすがに女性露天風呂は外からは見えません。
庭にでると、自噴泉岩風呂があり
湯船の底にある岩の割れ目から
小さな気泡がプクプクと出ています。
ただし、この風呂の温度は43~45度。
ヌルイお風呂が好きな私は
入口だけ見て帰りました。
庭の渓流沿いにあるのは
女性用の露天風呂。
先客がいらっしゃいました。
了解を得て一枚パチリ
ここは子宝の湯だそうですよ。
庭から見たこの棟は
露天風呂付のお部屋みたいですね。
ロビーやラウンジのある本館。
手前の屋根は大浴場あすなろの湯。
夕食は山菜を中心にしたかなり豪華な内容。
二岐紅葉のお献立
食前酒 にごり酒
先付 山霞
先碗 松茸の土瓶蒸し
松茸・海老・帆立・鶏肉・銀杏・三つ葉
煮物 里芋・茄子・椎茸・人参・青身
お重 一の段(前菜)
サーモン・栗・沢蟹・順菜・いなご・
穴子の八幡巻
二の段(山菜)
キクラゲ・網茸・わらび・独活
酢の物 コハダ・胡瓜・もずく・ソーメン南瓜・
サクランボ・甘酢
お造り サーモン・甘海老・こんにゃく・つま・
生わさび・レモン・花形わさび台
鍋物 はやま高原豚の鍋
はやま高原豚・白菜・春菊・水菜・長葱・人参・
しめじ・えのき・葛きり・ごぼう・餅麩
焼物 山女魚の塩焼・花豆・はじかみ
揚げ物 蓮根・ししとう・茄子・舞茸・ニシン
食事 蕗味噌ご飯・お新香・網茸の味噌汁
フルーツ メロン
甘味 栃餅
山奥にしては多すぎるお料理の数です。
美味しいけど、完食は無理でした。
豊かな原生林の中にある秘湯の宿。
春はみずみずしい新緑、夏は涼しく
秋は見事な紅葉、そして冬は一面の銀世界。
四季折々が堪能でき、
ゆったりとした時間が流れる癒しの宿です。
(あすなろ荘のパンフレットより)