あんみつとシナモン

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おすすめしたい事だけを
載せています。

徳島県の大塚国際美術館に行こう!

2019年09月07日 | 芸術鑑賞


JR鳴門駅からバスで15分。
大塚国際美術館に来ました。
世界至宝の西洋名画1,000余点を
世界初の陶板による原寸大複製で
再現してます。

ここに来たら
すべての名画は写真撮り放題
(ただしフラッシュ

好きな名画とツーショットの
撮り放題だ~

建築面積は9,282平方メートル
地上2階・地下3階
1998年3月に開館。
入館料 一般は 3,240円





巨大美術館なので
鑑賞ルートは約4キロあります。
数時間かかるので 
時間に余裕を持ち
歩きやすい靴で。





1階にある広い庭園。
ここの芝生では持参の
お弁当を食べることが
できそうです。

陶板名画とは
原画の著作権者・所有者へ
許諾取得した名画を
特殊技術で
ポジフィルム撮影し、
陶板に転写、焼成したもの。
陶板名画は約2,000年以上
色・姿がそのまま残るのです。






地下2階にある
モネ大睡蓮と池。
モネが愛した睡蓮が
咲いています。

植物や生物には農薬を使わず、
生態系を大切にしているようです。





大睡蓮
クロード・モネ
モネの代表作。
画家の願いだった
自然光のもとで
鑑賞できる。





モネの池を見ながら
ランチをします。
カフェ・ド・ジヴェルニー
ビーナスカレー(1,000円)
味は普通に美味しい。





美術館は地下3階が入口です。
まず最初に
ミケランジェロ
システィーナ・ホールを見学。

壁・天井いっぱいに描かれた
キリスト教の世界に
圧倒されます。




さあここから名画を
一挙に紹介します





受胎告知
フラ・アンジェリコ





聖母子
ラファエル






ボッティチェリ





バベルの塔
ブリューゲル・ビーテル





モナ・リザ
レオナルド・ダ・ヴィンチ

本物は絶対接近できません。
ここではかなり近寄って
鑑賞できます。
この有名な名画と一緒に
ぜひ記念写真を撮りましょう。





エル・グレコ祭壇衝立復元。
戦争で散逸した6枚が
一度に鑑賞できるのは
ここだけだそうです。





牛乳を注ぐ女
フェルメール・ヤン





真珠の耳飾りの少女
フェルメール・ヤン





グランド・オダリスク
ドミニク・アングル





民衆を導く自由の女神
ドラクロワ・ウジェーヌ





笛を吹く少年
マネ・エドゥアール





フォリー・ベルジュールのバー
エドゥアール・マネ





ピアノに向かう娘たち
ルノワール





日傘の女
クロード・モネ





舞台の踊り子
ドガ





グランド・ジャット島の日曜日の午後
ジョルジュ・スーラ





草上の昼食
マネ





ラ・ジャポネーズ
モネ





アルルのゴッホの部屋
フィンセント・ゴッホ





オフィーリア
ミレイ・ジョン・エヴァレット





接吻
クリムト・グスタフ





叫び
ムンク・エドヴァルト





ヒマワリ
フィンセント・ファン・ゴッホ
ゴッホの代表作のひとつ。
原画はすでにこの世に
存在しない幻の名画。





ゲルニカ
ピカソ・パブロ
門外不出の作品。




ここに展示されている
1,000点の中のごく一部を
撮影しました。

訪れる前は
だだの複製よねなんて
思っていたのに
失礼しました。

不思議と外国に行って
本物を見たくなりますよ。

ピカソの御子息
各国の美術館館長
館員などもここを訪れ、
賛同を得、
芸術としてのお墨付きを戴いた
大塚国際美術館なのです。







目黒区美術館に行こう!

2019年08月11日 | 芸術鑑賞

目黒駅から徒歩10分にある
目黒区美術館では現在
太田喜二郎と藤井厚二
日本の光を追い求めた画家と建築家
という展示をしています。
2019年9月18日まで
入館料(一般)1,000円





赤い日傘 1912年
太田喜二郎 作(1883~1951)
京都を代表する洋画家。

ベルギーに留学し、
ベルギー印象派の画家
エミール・クラウスに師事。
帰国後は明るい点描表現で
印象派を日本にもたらした画家。
1917年頃、点描をすて
平滑な筆遣いに変化していく。





聴竹居 重要文化財 1928年
藤井厚二(1888~1938) 設計

聴竹居は京都市内にある
藤井の代表作で自邸。
構成が斬新で
自然環境を取り組んだ
空間として近年話題になっている。

太田喜二郎の住宅も設計。
北側採光を取り入れたモダンな
アトリエがある。



二人の交流の様子を
紹介、展示しています。

おまけ美術館のラウンジに
  行って休憩してください。
  静かで落ち着きます。
  コーヒーはドリップで
  紅茶は茶葉で、
  ローズティは三種を入れ
  本格的です。
  お値段が安すぎる







DIC川村記念美術館に行こう!

2019年08月02日 | 芸術鑑賞

千葉県佐倉市にある
DIC川村記念美術館
行ってきました。
JR佐倉駅南口から
無料送迎バスで20分。

東京駅八重洲口から
直行バス(60分)も
出ているのです。





DIC川村記念美術館
千葉県佐倉市の南西端に
位置し、北総大地と
呼ばれている自然豊かな
場所にあります。

約30ヘクタール9万坪の
敷地には
美術館レストラン
自然散策路
屋外展示作品などが
あります。





美術館の建物外観は
古城かワインセラーの
ようなデザイン。

館内は撮影禁止。

17世紀のレンブラントから
モネ・ルノワールなどの印象派。
ピカソ・シャガールの西洋近代美術。
20世紀後半のアメリカ美術などの
作品を展示してます。






美術館入口左手にあった
屋外展示作品
清水久兵衛作《朱甲面》





フランク・ステラ作
《リュネヴィル》






美術館内の展示作品を鑑賞後は
敷地内の庭園を歩きます。

噴水も涼しげな大池。





訪れたのは6月中旬。
きれいに整備された
遊歩道には紫陽花。





広場の真ん中にある展示作品
ヘンリー・ムーア作
《ブロンズの形態》






絵画モネの睡蓮のような池





その睡蓮が咲く池の
畔にハクチョウが
休んでいました。





庭園内にあるテラス。
建物内にある自販機で
飲み物を買って
樹々に囲まれたテラスで
休憩をしましょう。




こんな贅沢な美術館を作ったのは
印刷インキのDIC(旧大日本インキ化学工業)
DICと関連グループ会社が
収集した美術品を公開するために
1990年5月に開館したのです。


とても手入れが行き届いた
庭園散策路。
佐倉に住んでいれば、
お弁当持って、
駅から無料バスでここに来て
庭園散策だけでも充分
楽しめますね。
贅沢だわ~







「春・さくら 咲クヤat百段階段」に行こう!

2019年04月09日 | 芸術鑑賞

目黒区のホテル雅叙園東京では
春・さくら 咲クヤat百段階段
~文化財に花開くさくらアート~
を開催しています。
(2019年4月21日まで)

さくらをテーマにして
様々なジャンルのアート作家が
出展し作品を展示しています。





螺鈿のエレベーターを降りると、
正面に飾られているのが
ホテル雅叙園東京
ドレスギャラリー所蔵の
雲取り鶴に花の丸





漁樵の間





身替座禅
狂言の大曲「花子」を
踏まえた常磐津と長唄の
掛合いの舞踊劇衣装





草丘の間では
桜湯とお菓子のサービス
(1,000円)
お菓子のお皿はそのまま
持ち帰ることができる。





ハーバリウム作家による
ハーバリウム





クラフト作家による
さくらもち
食で春を感じる
日本らしい一品。





静水の間
日本人ならではの感性と
細かな手仕事。

さくらをテーマに
キルト作家の作品が並ぶ。





和キルトの橦木作品





和キルト作品
桜咲く





和キルト作家による
衣桁の衣装





ペーパーアーティストによる作品





シャドーボックスアーティスト
による作品





押絵アーティストの作品
題材は浮世絵
表情豊かに描かれ
原画(2D)が
半立体的(半3D)に
見える。





澤乃井の
櫛かんざし美術館より
展示




日本人は本当に
さくらが好きなんですね。
特に女性は・・・。

さくらの色と形を
見ただけで
気持ちが高揚し
晴れやかになります。







足立美術館に行こう!

2018年10月16日 | 芸術鑑賞

2017年12月初旬、
島根県足立美術館
行きました。
山陰地方の紅葉
この時期かな?と
予想してたのが
ちょうど当たりました。





ミシュラン・グリーン・ガイド・ジャポン
山陰唯一の三ツ星評価。
アメリカの庭園専門誌では
11年連続日本一に選ばれています。





正面玄関から入って
正面に見えたのは
主庭の枯山水庭の一部です。

敷地は5万坪ですから
あわてず優雅に
見学しましょう。





茶室寿立庵に通じる庭。

桂離宮の松琴亭を
模したお茶室があります。





創設者足立全康氏の像
安来市の出身の実業家。
71歳の時に同美術館を開館。





自然との調和が美しい
枯山水庭





生の額絵
本館内の一番の鑑賞スポット





茶室寿楽庵に通じる





茶室内の
生の衝立





茶室内
生の掛け軸
床の間にかかる
生きた山水画。





茶室周りの紅葉





同上





大観の名作を表現した
白砂青松庭




勿論ここの見どころは
庭だけではなく
美を極めた至極のコレクションです。
日本画、陶芸、など
約1,500点を収蔵しているのです。

北大路魯山人、横山大観、
上村松園、河井寛次郎、
橋本関雪、竹内栖鳳 
などなど
日本の巨匠たちの
作品を時間をかけて
ゆっくり鑑賞したいです。







「和のあかり」百段階段に行こう!

2018年08月25日 | 芸術鑑賞


目黒にある
ホテル雅叙園東京では
9月2日㈰まで
都内最大級の
あかりのアート展
開催しています。





エレベーターホールにかかる
大暖簾。

数年前からあかり展
開催していますが、
今年2018年のアート展
シリーズ最大の規模だそうです。





草木のあかり
造形作家作成





nugoo





金魚ちょうちん型ランプ
柳井金魚ちょうちん祭りから
木阪賞文堂 山口県柳井市





秋田竿燈まつりから
秋田県秋田市





こけし作家作成





長崎ランタンフェスティバルから
長崎県長崎市





照明作家作成





同上





日本画家作成
幅6.8m・高さ2.2mの大作。
6年の歳月をかけて完成。





折り紙作家作成





錆和紙作家作成
金属の鉱物を混ぜて
手すきした和紙。





ねぶたのあかりを
水面に見立てた床に
水鏡のように映している。
青森ねぶた祭りから
青森県青森市





MIRRORBOWLER

国内・海外で活躍する
インスタレーション作品の集団。





同上





同上





同上





同上





切り絵作家作成





七宝作家作成
手まりすし





照明作家作成





同上





同上





同上





同上





同上





篠原風鈴本舗




日本の祭り・アート・デザイン
職人・テクノロジー から
昨年の2倍近い
60団体以上、約1,000点の
作品が集結しました。

豪華絢爛な部屋に入る度に
圧倒される和の色彩と光。

写真撮影もOKなので
ぜひ鑑賞しておくべきです。










東京ステーションギャラリーで「いわさきちひろ展」を観よう!

2018年08月13日 | 芸術鑑賞








東京駅丸の内北口改札前にある
東京ステーションギャアリー
9月9日まで
生誕100年
いわさきちひろ、
絵描きです。

の展覧会を開催しています。

今年いわさきちひろ
生誕100年を迎えます。
にじむ色彩で描いた
子供達・花・鳥
没後40年を超えても
人々に親しまれている画家です。

タイトル
後の伴侶と出会った時に
言った言葉だそうです。

かわいい・やさしい・やわらかい
それが彼女の絵の印象ですが
技術や作品の背景などを
考えながら鑑賞する回顧展です。







目黒雅叙園の百段雛まつりを見てきたぞ~!

2018年03月17日 | 芸術鑑賞
目黒駅から徒歩10分の
目黒雅叙園では
1月19日~3月11日まで
百段(階段)雛まつり
開催していました。





毎年違う地域の
お雛さまが集います。

今年は近江・美濃・飛騨
お雛さま達です。

大名家の姫君の
婚礼調度や
近江商人として
栄えた旧家に
伝わる逸品です。

ほとんどのお雛さま達
撮影不可。

以下の写真は
撮影可能な
素朴なお雛様
郷土玩具です。





郷土玩具のお雛様

















人形作家 原孝州の
お雛様

赤ちゃんのような
愛らしい丸いお顔が
癒されます。




今年、見学できなかった人は
来年も違う地域の
お雛様で
開催するはずです。

女性なら百段雛まつり
豪華絢爛な時を
過ごしてみてほしい。







加山又造展に行こう!

2017年09月07日 | 芸術鑑賞


横浜高島屋8階のギャラリーで
9月10日まで
加山又造展を開催しています。

加山又造生誕90年を記念して
約70点の作品を展示しています。


京都西陣の和装図案を
生業とする家に生まれた加山又造(1927~2004)
終戦直後の混乱と伝統絵画の
危機に直面しながら
西欧の様々な絵画を吸収しつつ
独自の表現へと発展させ
戦後日本画の革新を担う
旗手として活躍しました。

華麗な装飾美の屏風絵、
斬新な裸婦画絵、
後期は水墨画、
陶器や着物の絵付けなどにも
取り組みました。

躍動感と生命感に満ちた日本画の
世界にしばし浸ろう









アルチンボルド展に行こう!

2017年08月18日 | 芸術鑑賞


花や野菜、動物などを組み合わせて
人の顔を描く
ちょっと奇怪で不思議な画家
アルチンボルド展
行ってきました。

彼の絵画は
上野の国立西洋美術館で
9月24日まで展示されています。

ジュゼッペ・アルチンボルド
(1526~1593年)
ミラノ生まれ。
神聖ローマ皇帝に仕え
ウィーン、プラハで活躍。

肖像画などを形成するパーツは
とても繊細で図鑑の絵のように精密。

アルチンボルドの作品が約100点も
みることができるのは
日本では初めてだそうです。

この機会にぜひ天才のユーモア
体感しに行ってください。