先月下旬に富士山麓

青木ヶ原樹海の一部、精進口登山道を歩きました。


大室山(1468m)の麓まで(往復120分位)の
ハイキング


県道71号線の脇の道から入っていきます。

車でスーッと通り過ぎないように

河口湖ICから来ると入り口を
見過ごしそうです。

看板の下の方に書いてある
注意事項をよく読んだら出発。



車両通行


樹海は迷ったら出られない

というイメージがありますが、
整備された遊歩道を歩いていくだけなら
富士山の自然の神秘

苔むした溶岩の台地を抱くように
横に根を延ばした樹木が生い茂る。




森に住む小動物たちの足跡。
足跡図鑑

「これはウサギ

「これはアカネズミ

などと興味は尽きない。


富士風穴に到着。
富士山の噴火によってできた洞窟。

「天然記念物 富士風穴
溶岩の表面が固まった後、
中に含まれていたガスが抜けたガス孔の跡。
洞内の天井や側壁には氷が張りつめ、
夏も溶けることなく7月の外気が
18度のとき、幹道を12m入ると0~0.1°の気温を保つ。
入り口から延長200mの幹道が続き
壮大な洞内は氷柱やつららがすばらしい」
などと書いてありました。
入ってみたいが今回は足場が悪そうなのでパス。

苔むした樹海の奥は
同じような景色が延々と続き
見ていると引き込まれそうになる。


まったく人の気配がしない
静寂な樹海を通り
大室山の麓まで来たら、
待望のラン~チ




この山の麓の樹木は
樹海の樹木とはまったく種類が異なる。
土の上に根付いている、
山でよく会う木々達。
見慣れている景色だからホッとするね。


また、樹海の来た道を戻る。
樹海の中には面白い形をした
樹木を多く見た。
樹海は同じような景観が続き、
目立った目標もないので遊歩道を外れないこと。

おまけ

樹海の木はほとんど
20mの高さにそろっている。
根が土の中に生えないから
あまり高くなると不安定に
なり倒れるので自然と木が伸びない。
それと、富士山からの気流にも影響されている、
とのこと。
それで高さが揃っているので海のように見える。

樹海の地盤は磁鉄鉱が含まれている。
岩などの上に置くと、針がグルグル回る

普通に手



富士山の北麓に広がる約3200haの森。
東京の山手線内ほどの広さをもつ。