
八甲田の主峰、大岳の西麓に建つ
開湯三百余年の木造一軒宿酸ケ湯温泉


十和田八幡平国立公園の北部、
標高900mの高地に湧く温泉

雲上の霊泉と言われているそうです。

秘湯

ひなびた旅館という感じのフロント。
いつの時間も、宿泊客や日帰り客でにぎやか。

フロントの正面はラウンジ。
ゆったりとしたスペースで
湯上がり後にくつろいでいる人達あり。
左側の剥製コーナーには
1977年に公開された映画「八甲田山 死の彷徨」の
スチール写真があります。
高倉建さんはここに泊ったのですね。

正面にはミニねぶた。
小さくても、迫力あり。
数年前のねぶた祭りを思い出す。

酸ケ湯温泉

ここは連泊する湯治客棟。

湯治客棟の廊下。
自炊の為の広い台所あり。

私が泊った一般客用の部屋。(2人~3人用)
シンプルでどこか懐かしい昔ながらの旅籠造り客室。
トイレ・洗面所なし。
廊下の一番どんづまりにきれいに改装された
男女別の洋式トイレがあり、洗浄機能付き。
洗濯室・洗面所・トイレ等の、照明
すべて人感センサーで機能する。
ちょっとカビ臭い部屋とは違い
水周りはビックリの近代化。

広さ80坪の千人風呂


風呂内は(勿論)撮影禁止。これはポスター。
柱が一本もない総ヒバ造りの大浴場千人風呂

「熱の湯」「冷えの湯」「四分六分の湯」「湯滝」
など4っの源泉の異なる浴槽がある。
酸性の硫黄泉。

これもイラストのポスター。(なぜ牛なのか?)
源泉は酸性で、白濁した硫黄の匂い、
少しのぬるぬる感がいい。
国民保養温泉第一号に指定されたほどの
効能あらたかな千人風呂

あ~、言い忘れてた。千人風呂

脱衣所は男女別。中に入ると老若男女一緒です。
最近は朝8時~9時、夜9時~10時を
女性専用タイムにしてます。
私は夜9時頃ちょこっと入りましたよ。
男子専用風呂、女子専用風呂も別にあります。

風情ある夜の湯治棟。

一般客の私達は、郷土食豊かな夕飯。
とれたての山菜や
新鮮な地場産の食材を使った豪華な料理が並ぶ。
館内で話していた老婦人の団体さん
「私も日本中色々温泉行ったけど、
この酸ケ湯の湯

と言ってるのが聞こえました。
確かに遠い青森まで来る価値はある
お薦めの温泉
