
都電荒川線荒川二丁目駅から
徒歩3分にある
旧三河島汚水処分場
喞筒(ポンプ)場施設を
2019年春に見学してきました。
敷地面積は197,878平方メートル
あります。
ここは日本で最初の
近代的な水再生センターです。
ポンプ場施設とは
地上にある水処理施設に
下水を送り込むため
ポンプで吸い上げる施設です。
そして、最後は
きれいな水に
よみがえらせ
墨田川


大正11年の設立当初から稼働した
赤レンガ造りのポンプ室(奥)と
手前の濾格室上屋。
平成11年に引退。
平成19年、国の重要文化財に
指定されました。

重文の赤レンガ施設の
隣には第一沈殿池の
建物があります。
大きな室内です。

第一沈殿池
2~3時間かけて下水を
ゆっくり流し、
汚れを沈殿させます。
やはり、下水の匂い
少しします。
毎日働いている方は
大変ですね。
でも、お陰で私達は
助かっています。

反応槽
微生物入りの泥を入れ
空気を入れ
6~8時間かき混ぜる。
微生物が汚れを
餌にして下水を
きれいにしてくれます。
ガンバレ



屋外にあるのが
第二沈殿池
反応槽の下水を
3~4時間かけて
又沈殿させる。
上澄みと汚泥とに
分けます。
ここまでくると
臭いはないし
下水というより
見た目はきれいな
水に見えます。
そして、さらに
高度処理してから
放流

生活に大事な下水道。
台所では油を流さないとか
雨水ますにゴミを入れないとか
下水道は正しく使わないと!
改めてそういう気持ちに
なりました。









大人の社会科見学が
終わったら
都電荒川線に乗りましょう。
最近は東京さくらトラムと
いうそうですね。

車内より

トラムの沿線は
バラの花が満開(5月)でした。

水再生センターの
見学は予約が必要です。
