JRの町田駅中央口から
徒歩8~10分で
町田市民文学館ことばらんど
に着きました。
正面入り口のポスターにある
「縄文土器をよむ」
文字のない時代からの
メッセージ展に
来ました。(9月23日まで)
一階は絵本が沢山あって
絵本の図書館のようでした。
私達は2階の展示室に
あがります。
町田市には1,000ヵ所以上の
遺跡があるそうです。
特に縄文時代の資料は
全国でも有数の質と量を
誇っているのです。
縄文時代の土器は
個性的で立体的です。
土器は本来煮炊きする道具。
しかし過激な装飾や
調理しにくい凝り過ぎた
形はどうしてだろう
文字のない時代
土器の造形で
何かを強く
表現したかったのか?
そうゆう事を考えながら
展示品を見ていくと
楽しいかな。
深鉢
町田市指定有形文化財
約5,300年前
頭にヘビを乗せ
鉢全体が想像上の
動物か?精霊か?
この土器で特別料理を
作ったのか?
復元された敷石住居跡
約4,500年前の住居跡の
実物大レプリカ。
床に石を敷いた竪穴住居。
一般の家か?
特別な用途に使われた家か?
この住居跡からは特異な形の
注口土器や片口土器がみつかり
祭祀が行われたのかも。
注口土器
竪穴住居を造るための道具
中空土偶頭部
(町田市指定有形文化財)
3,400年前
縄文キャラクター「まっくう」の
モデルとなった土偶
北海道函館市の著保内野遺跡で
この中空土偶にそっくりな
土偶が発見されています。
700キロ以上離れた2つの土偶に
どのような関連があったのか?
ミステリーでもあり
ロマンでもありますね。
縄文時代は約16,500年前から
2,400年前までの
一万年以上続いた
世界史上でも珍しい時代です。
町田にはこの長い時代の、
出土品が発見されています。
おそらく町田は
縄文人にも住みやすい
環境だったのですね。
遠い遠い祖先の生きた
証を見に来ましょう。
入場 無料
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