妻が出産間近の時期に、居酒屋で知り合った女性に独身と偽って、妻が出産した時期に交際を申し込んで、性交渉を持ち、その後も、その女性に結婚をほのめかしつつデートを重ね、性交渉も多数回、行っているのに、全く避妊措置を取らなかった、そのために、その女性は、結局、懐妊して、その後、男性が妻子がいることを知り、男性から堕胎を促されたこともあって、堕胎した事案があったとします。
このケースでは、この男性は、①女性を騙して貞操権を侵害したという不法行為に加えて、②女性が懐妊したら堕胎せざるを得なくなることを知りながら避妊措置を取らずに性交渉を持ったという不法行為を行っているのです。坂本勇人選手のケースより相当酷い事案と言わざるを得ません。