ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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標準整形外科学

2014年03月05日 14時09分23秒 | 相続
 昨日は,「標準整形外科学」という整形外科の教科書を探して,いくつかの書店をハシゴしました。
 ところが,結局,その「標準整形外科学」は見つかりませんでした。どうやら,その第12版が来週中にも刊行されるため,現在の最新版(第11版)は絶版(品切れ)となっているようでした。
 
 そこで,やむを得ず,弁護士会の図書館から,その第8版を借り出して,朝から読んでいます。第12版,出版され次第,購入します。
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いじめ自殺の日常化

2014年03月04日 19時11分11秒 | 相続
飛び降り自殺か 中1女生徒が転落死 兵庫・明石(産経新聞) - goo ニュース
 先週の水曜日(2月26日)の毎日新聞によると
 『広島県立総合技術高校(三原市)の野球部に所属する1年の男子生徒(16)が今月24日に自宅で自殺しているのが見つかり、同校は26日、部内でのいじめが自殺につながった可能性があると発表した。生徒がいじめについて両親に訴えていたほか、部員らへの聞き取り調査でも証言を得たという。同校は教諭による調査チームで1、2年の生徒から聞き取りを続け、結果を県教委などに報告する方針。
 同校や関係者によると、24日午前6時20分ごろ、生徒が自宅2階の寝室で首をつっているのを家族が見つけた。生徒は23日夕、両親に「部活をやめたい。部活を休むとロッカーを荒らされて教科書がなくなったり、他の部員に厳しく追及されたりする」と相談していたという。
 同校が24、25日、部員と同級生に実施した聞き取り調査でも、同様の内容で生徒がいじめを受けていたとの証言があった。生徒は21日は部活に参加し、22、23日は体調不良を理由に休んだ。
 記者会見した飯田恵美子校長は「尊い命が失われ、痛恨の極み。一義的には部活に原因があるのではないか」と述べた。県教委は調査チームに外部の人を入れるかどうかを検討している。
 同校では昨年7月と12月、生徒や保護者を対象にいじめに関する記名式アンケートを実施。この生徒を含め生徒全員が「いじめはない」と回答していた。野球部は2011年春のセンバツに出場した実績がある』とのことです。
  
 だんだん,いじめ自殺もニュースにならなくなっていくのでしょう。わが国の小学校・中学校・高校は,「戦場」になってしまったようです。
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いじめ防止対策推進法の使い方

2014年03月03日 16時02分58秒 | 相続
 昨年,成立した「いじめ防止対策推進法」は,その第5章は,『重大事態への対処』として,以下のような規定を置いています。
 『(学校の設置者又はその設置する学校による対処)
第28条 
1 学校の設置者又はその設置する学校は、次に掲げる場合には、その事態(以下「重大事態」という。)に対処し、及び当該重大事態と同種の事態の発生の防止に資するため、速やかに、当該学校の設置者又はその設置する学校の下に組織を設け、質問票の使用その他の適切な方法により当該重大事態に係る事実関係を明確にするための調査を行うものとする。
 ① いじめにより当該学校に在籍する児童等の生命、心身又は財産に重大な被害が生じた疑いがあると認めるとき。
 ② いじめにより当該学校に在籍する児童等が相当の期間学校を欠席することを余儀なくされている疑いがあると認めるとき。
2 学校の設置者又はその設置する学校は、前項の規定による調査を行ったときは、当該調査に係るいじめを受けた児童等及びその保護者に対し、当該調査に係る重大事態の事実関係等その他の必要な情報を適切に提供するものとする。
3 第一項の規定により学校が調査を行う場合においては、当該学校の設置者は、同項の規定による調査及び前項の規定による情報の提供について必要な指導及び支援を行うものとする。』
 要するに,「いじめ」が犯罪と呼べるものにまで至っている場合(ほとんど場合がそう言えるのですが。)には,学校は,すみかに事実関係を調査して,それを被害者とその保護者に報告しなければならないということです。
 このことと自体は当たり前のことですが,それが法律で明確に定められたのです。したがって,被害者と保護者は,この規定を根拠に,学校に対し,調査を求めましょう。それがダメなら,加害者を刑事告訴して,少年院に行ってもらいましょう。
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田村恵子さんの講演会

2014年03月02日 15時06分23秒 | 相続
 次の次の土曜日,3月15日,明石市で,田村恵子さんが講演されます。  私が田村さんから伺いたいテーマ(犯罪被害者に対するスピリチュアルケア)とは,相当距離がありますが,参加申込をしました。
 上記のテーマに関して,ヒントでも掴めれば,と考えています。
 
 
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新宿西口バス放火事件のその後 『聞いてほしい 心の叫びを~バス放火事件 被害者の34年~』

2014年03月01日 05時26分27秒 | 相続
 NHKスペシャル『聞いてほしい 心の叫びを~バス放火事件 被害者の34年~』http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0228/を昨夜,観ました。
 『1980年8月、発車前のバスにガソリンと火が投げ込まれ爆発・炎上、死者6人重軽傷者14人を出した「新宿西口バス放火事件」。この事件で全身80%に火傷を負いながら奇跡的に命を取り留めたのが、ノンフィクション作家の杉原美津子さん(69歳/名古屋在住)だ。杉原さんは火傷の治療で大量に使われた非加熱製剤によりC型肝炎に感染、後に肝臓がんを発症した。命の期限が迫る中、最後の作品の執筆を開始した。テーマは、過ちに対する「赦し」だ。事件後、杉原さんは被害者でありながら加害者の不遇な生い立ちや、社会から疎外されて凶行へ駆り立てられた経緯を知り、加害者の男を「赦す」感情がおきたことを著書で記した。しかしその後、本当は「赦していなかった」ことに気付く。きっかけは、作品の執筆に当たって原点を見つめ直そうと、事件と同日同刻のバスに初めて乗ったこと。30年余り心の中に眠っていた“被害者感情”が噴き出し、加害者を赦したわけではなかったと悟ったのだ。『なぜ、事件は起きたのか。なぜ、自分は「被害者」となり、男は「加害者」となったのか。』・・・杉原さんは、改めて裁判記録を掘り起こし、過ちが生じた背景を調べ、他の被害者と対話をすることで、「赦し」とは何かを探っている。
 無差別殺人事件などの凶悪犯罪が後をたたない中、なぜ現代社会は「加害」の芽を摘み取ることができないのか、そして、被害者はどんなことに苦しみ、どうすれば乗り越えられるのか。番組では、その答えを探し、執筆を続ける杉原さんの心の軌跡を見てゆく。』(NHK番組紹介文)

 この紹介文では,杉原美津子さんはノンフィクション作家となっていますが,事件に遭った後に,その体験や想いを著しただけです。杉原さん,きっと,作家になどなりたくなかっただろうな,有名人になどなりたくなかっただろうな,と思いました。
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