ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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三連勤

2016年03月19日 11時12分02秒 | 相続
 今日も,事務所で仕事をしています,賛美歌のCDを聞きながら。
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吉川慎之介君事件のその後~刑罰の正当化根拠

2016年03月18日 09時51分25秒 | 相続
 日本放送協会によると,平成24年,愛媛県西条市の川で,幼稚園の行事で水遊びをしていた当時5歳の男の子が増水した川に流され死亡した事故の裁判で検察官は,十分な安全対策を怠ったなどとして業務上過失致死傷の罪に問われている幼稚園の元園長ら3人に罰金を求刑したそうです。
 他方,これまでの裁判で被告人らは、「急激な増水や突然の濁流は予見することは不可能だった」などと述べていて,次回,3月28日の裁判では,最終弁論で無罪を主張するものとみられるそうです。
 このように,被告人が自らの罪を認めていない場合に被告人に科される刑罰は,応報,悪行を行った報いとしての意味しかないでしょう。
 このような場合,被害者らがいくら事件の再発防止のために刑罰を!と言ってみても,被告人(犯人)に罪の意識がまるでないのですから,刑罰は事件の再発防止には全くつながらないのです。 
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七十七銀行津波訴訟のその後

2016年03月17日 10時05分14秒 | 相続
七十七銀行津波訴訟 遺族が会見「今後も原因究明求める」(宮城16/02/20)
 この事件も,まだ終わっていません。記者会見の映像は削除されたようです。
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敗訴判決

2016年03月16日 11時38分53秒 | 相続
 私が関わる裁判で,昨日,判決があって,こちらの請求が認められませんでした。
 裁判官には,いくつかの思い込み(例えば,他人から家or部屋を借りている人間=借家人は弱い立場にある人たちであるから,救わなければならない!)があって,今回の事件も,その1つに「はまって」しまったようです。
 なので,私としては特に反省することもないのですが,これを教訓にして,別の事件では裁判官の思い込みを打破するよう頑張ります。
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原発棄民 フクシマ5年後の真実

2016年03月13日 06時36分17秒 | 相続
「毎日新聞記者 日野行介さん×母子避難 森松明希子さんト−クセッション」
『原発棄民 フクシマ5年後の真実』毎日新聞出版 発刊記念イベント
開催日 : 2016年4月10日 日曜日
時 間 : 14:30開場 15:00開演
会 場 : 隆祥館書店5階 多目的ホール
参加費:1,088円 書籍を購入していただける方はこのお値段で参加していただけます。書籍代+1,512円 合計2,600円※避難してこられている方々は無料 (書籍は購入していただけますようお願いします)
☆サインは当店にてご購入の本に限らせていただきます。
*振込先 三井住友銀行上町支店(普通)1353923
カ)リュウショウカンショテン
申込み・お問合せ:隆祥館書店 TEL:06-6768-1023
Eメール:ryushokan@eos.ocn.ne.jp
主催:隆祥館書店        後援:毎日新聞出版
詳細は:http://atta2.weblogs.jp/ryushokan/
*** 祥館書店からのお知らせ  **
今回は、「原発棄民 フクシマ5年後の真実」を上梓された毎日新聞記者の日野行介さんと「母子避難、心の軌跡」の著者、森松明希子さんにお越しいただき、原発避難者に対する政府の姿勢についてお話いただくことになりました。
 国と福島県は2017年3月末までに、最も線量の高い「帰還困難区域」を除いて避難指示を解除し、「復興」と「自立」を名目に住宅提供を打ち切る方針を決定。これは約11万人の福島県内外の避難者たちを、避難という状態にとどまることを認めず、その属性自体を「消す」ことを意味します。政治家や官僚たちが、いかに被災者を「復興の妨げ」として扱ってきたか? その実態を気鋭の記者が徹底追及します!
 福島から大阪に避難されてきている森松明希子さんのことを思うと他人事とは思えず、お二人のト−クセッションを企画しました。ぜひこの機会にご参加ください。
※日野 行介(ヒノ コウスケ) 1975年生まれ。九州大学法学部卒。毎日新聞記者。福井支局敦賀駐在、大阪社会部、東京社会部などを経て特別報道グループ。福島第1原発事故を巡り、県民健康管理調査(現・県民健康調査)の「秘密会」や、復興庁参事官による「暴言ツイッター」などを特報。
※森松 明希子(モリマツアキコ) 1973年兵庫県伊丹市生まれ。福島県郡山市在中に東日本大震災に被災。当時3歳1ヶ月と0歳5ヶ月の2児を連れて1ヶ月の避難所暮らしを経て、2011年5月から大阪市へ母子避難「避難の権利」を求めて大阪地方裁判所に集団訴訟を提起した原発賠償関西訴訟原告団代表。「放射線被爆の恐怖から免れ健康を享受する権利」は人の命と健康に関わる普遍的で全ての人に等しく与えられるべき基本的人権だと主張し、当該裁判を人権救済裁判、「個人の尊厳」の回復を目的とする憲法訴訟と位置付け、原子力災害のあらゆる被害に対して恒久的救済を求める。3.11以降、社会がどう変わることができるのかを広く一般の人々に問う活動に奔走している。東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream 代表。
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佐藤敏郎さんのお話~大川小学校事件から学ぶべきこと

2016年03月12日 19時49分53秒 | 相続
 今日は,石巻市立大川小学校事件の被害者遺族で,「小さな命の意味を考える会」の代表の佐藤敏郎の講演会に参加してきました。
 大川小学校事件については,http://311chiisanainochi.org/?page_id=678 に詳しいですが,要するに,①津波が来るという情報があり,②避難する時間もあり,③避難する手段もあったのに,小学生が逃げ遅れて,74名もの尊い生命が失われた事件です。
 佐藤さんは,小学校にいた11人の個々の教員が悪いわけではない,11人が山へすぐ避難するという決断ができなかったという組織の問題なのだと言われました。また,事件後にできた検証委員会,例えば,津波が来る前に校庭においてラジオで津波が来るという警報を聞いていたという情報が出ているのに,それでは,大川小学校にラジオが本当にあったのかを調べましょうなどと言っていたそうです。
 そして,それはおかしい,と被害者遺族が言うと,その委員は委員会会議を休み,最後の会議には10人中4人の委員しか参加しなかったそうです。
 
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米村州弘さんのお話~犯罪被害者支援セミナー

2016年03月11日 20時28分21秒 | 相続
 今日は,大阪大学中之島センターで,米村州弘(クニヒロ?)さん(熊本県在住)のお話を伺いました。米村さんは,その二女智紗都さん(ちーちゃん)を,2003年の秋に殺され,大阪の金剛山に埋められたのです。
 米村さん,事件のダメージから回復したと思って,昨日,その金剛山のちーちゃんが埋められた場所に行ったところ,また厳しい状況になったそうです。そこで,公益社団法人くまもと被害者支援センターの相談員のヨシカワさんに電話して話を聴いてもらったそうです。それで,何とか,今日,中之島センターに来ることができたそうです。
 これが犯罪被害者の実情です。
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福島第一原発事故避難者の実情

2016年03月10日 11時58分48秒 | 相続
 小学2年生の女の子の書いた文章を読んでみてください。子どもだから,何もわからないだろうと思わないでください。日本にも難民はいるのです。
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尼崎JR脱線事故遺族ら 「つどい」取りやめ?

2016年03月09日 10時27分54秒 | 相続
尼崎JR脱線事故遺族ら 「つどい」取りやめへ
 浅野弥三一(やさかず)さんらのこれまでの取組は素晴らしいと思います。
 私は,何でもかんでも犯罪者はすべて処罰せよ,と主張している重罰主義者と見られているそうですが,犯罪被害者の中には,罪を憎んで人(犯人,法人・組織も含む。)も憎む人も多数おられて,その声を代弁しているだけなのです。
 ただ,追悼のつどいをやめられることは,残念です。
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「学校事故調査委員会」設置の奨励?

2016年03月03日 11時01分46秒 | 相続
 朝日新聞によると,学校での授業や登下校時に起きた事故などで,子どもが亡くなった時の対応について,文部科学省が3月2日(水),指針の案を公表したそうです。被害者遺族の要望があれば,地方自治体が調査委員会を作って原因を調べることを初めてルール化したのが特徴だそうです。文部科学省は,指針を3月中にもまとめて,都道府県などに通知するそうです。
 指針案では,水泳授業中の事故や地震,津波などの自然災害,給食アレルギーなどで幼稚園児や小中学生,高校生らが死亡したら,学校は3日以内をめどに関係する教職員から聞き取り調査する。
 さらに、遺族の要望があるか,再発防止のために必要と判断すれば,市町村教育委員会といった学校の設置者が,弁護士や学識経験者で構成する第三者調査委員会を立ち上げ,原因を調べて報告書をまとめるが,この調査は責任追及が目的ではない
としているのです。
 これまでは,事件事故が起きた後に対応については,ルールが全くなく,学校が事件をもみ消しを図るなどの蛮行が横行してきたのです。
 その意味で,指針の策定は評価できますが,昨年10月にスタートした医療事故調査制度でも同じですが,調査の目的から学校の責任追及を除外しているところに限界があると思います。
 
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