猛暑続きの関東地方。今年は7月はずっと天気が悪く、長梅雨のあとの猛暑となっているが、何をするのも暑さが付きまといこのところ気持ちも滅入っている。清々しい秋空が恋しく思う今日この頃・・・
早いもので東京オリンピック開催まであと1年を切ったらしい。この猛暑の中の開催で、いったい何事もなくすべての競技が終えられるのか、素人なりに不安になるが、万全の体制をもって臨む五輪だから期待も膨らむ。しかしアントンKにとっては、競技、勝敗そのものよりも、世界中からやってくる観客輸送の方に興味が沸き、いったいどのような臨時列車がお目見えするだろうか、今から楽しみでならないのだ。
21年前の冬季五輪、つまり長野で開催されたオリンピックの時には、大きく鉄道の絵図も変わった。何といっても長野新幹線の開業が大事件だったが、これによって信越線が寸断され、碓氷峠が廃止されたことは、今や語り草となった。さて、来年に迫った東京五輪、今までにない企画の特別な列車が、開催中の東京を目指して各地からやってくるなんてことがあれば面白いと思うが、果たしてどうなることやら・・・
画像は、長野五輪の時に運転された、名古屋ー松本を結んだ臨時急行「安曇野」。基本編成だが、165系の9連での運転、しかもしっかりヘッドマークを装着し頼もしく思ったもの。この原型ヘッドライトの顔にヘッドマークが着いた列車を撮影したくて、何度も出向いた中央西線だが、走行写真で満足できるものは撮影できておらず、悔いが未だに残っている。今回は、回送で木曽福島まで引き上げて留置した姿を掲載。
1998-02-11 回9803M 急行「安曇野」 JR東海/中央西線:木曽福島にて