アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

重連運転解消か!? ~石油列車の行方

2020-09-02 19:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

あっという間に9月に入り、少しは暑さも収まるかと期待していた矢先、残念な連絡が回ってきた。川崎界隈での貨物列車撮影の根幹であった、電機重連の貨物列車が、運用の見直しを受け、重連解消になるらしいということだった。思えば東日本大震災以降、新鶴見界隈に貨物列車撮影の「日常」を見つけ、その地での良き友人達にも恵まれて今日まで継続してきた訳だが、それもこれもこの朝の重連列車があったからこそと言えるだろう。約8年に渡る撮影記録は、ダイヤ改正ごとに重連形態を変えながらここまで生き長らえてきたが、最近では、特に荷無しの場合が多く心配していたのである。実際にはまだ目撃も出来ていないので、本当のところはまだ判らない。しかし今の社会情勢を考えると、変化せざるを得ないことなのかもしれない。この目で確かめ、またご報告出来ればと思っている。

話題にした列車の掲載でも良いが、ずっと最近昔の画像で進めているので、今回も同じ重連列車から1枚載せておく。EF57の時代の東北線でのもの。駅から撮影地まで、線路沿いをひたすら歩いている時、考えていたポイントまで間に合わずやってきてしまった福島発の客車列車。何とEF58と重連でやってきて痛恨の極み。もっと真面に撮影したかった想いが、この画像を見るとふつふつと湧き上がる。そう、お盆の時期は、よく機関車が回送だが重連運転になり、得した気分になったもの。いつの時代もアントンKは、機関車重連に心奪われていたようである。

1976-08-13   122ㇾ EF58154+EF5711  東北本線:古河-野木