昨年のちょうど今時分、夏休みも終わりに近づいた頃、大井車両センターでのEF5861のサプライズ登場があった。二度と姿を現さないのでは?と聞かされてきたロクイチだけに、当日は誰しも大きなプレゼントとなっただろうが、あれ以来、何の音沙汰もなく当然ながら今年の登場は無さそうだ。
確かに昨年のフィーバー振りには、アントンKも驚きを隠せなかったが、仮に整備をして動くことになったら、蒸機運転でのフィーバーの比ではないのではないか?考えただけでも恐ろしくなってしまうが、やはり令和の時代となった現代では、EF5861はさらに客寄せパンダ的な機関車に成り下がり、そんな姿を見れば、とても心が辛くなってしまうだろう。今はあまり考えたくない。
昔を思い出してEF5861から、夜の荷物列車の代走シーンを掲載。荷物列車自体秒読みとなったこの頃、ゴハチも休車が進み、変運用が数多く見られた。この時も、友人と残り少ない荷物列車の撮影に明け暮れていたが、ロクイチが変運用で荷物列車仕業に就いていることを知り、友人にそそのかされながら1日旅行を延長して撮影したことを思い出す。豊橋駅でしばらくの停車中、SGを盛大に吹き上げ、ロクイチの違う一面を堪能した寒い深夜であった。
1984-01-16 荷34ㇾ EF5861 東海道本線:豊橋駅にて