愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

応募資格

2012年06月13日 | 募集
現在愛知学院大学商学部では,2年生に対するゼミ募集活動期間中です。

愛知学院大学商学部不人気ゼミ筆頭にあげられのが,この青木ゼミです。不人気なんだから,もっとソフトな語り口で応募者を増やす努力をしたらどうなのかと,現ゼミ生や卒業生はやきもきしているのかもしれません。しかし,担当教員の私はそんなことはどうでもいいと思っています。大事なことはきちんとした高等教育をやりきることです。

正直いえば,私は愛知学院大学商学部の大半の学生にはあきれかえっています。大学教育を受けるにふさわしい意欲と学力をかいているうえに,甘えていて,常識がないからです。

もちろん,好き嫌いと,仕事の遂行とは別次元なので,私は仕事である教育には全力であたっていますが,その教育を無にする振る舞いをする学生が多数です。1講義あたり学生1人が2千円も負担する講義において,それなりの専門家がきちんとしゃべっているのに,私語でその講義を台無しにするのが許されるのでしょうか(自分たちが思っている以上にうるさく,苦情が必ず来る)。私がその騒いでいる学生をしつこく注意すると,ヒステリックだと評されましたが,そうですか? 

現2年生のうち,私をヒステリックだと評する学生は,当然このゼミには応募しないでください。教育は成り立ちません。

愛知学院大学商学部のたるんだ雰囲気を嫌う学生に応募して欲しいと思います。この雰囲気は卒業後はあり得ないし,「並みの大学」でもあり得ないのです。愛知学院大学商学部のこんな雰囲気ではまずいと思う学生に応募して欲しいと思います。

中堅以下の私立大学では,中学,高校時代にまともに勉強したことがない学生が,在籍者の大半を占めています。大学はそういう学生をきちんと勉強させる仕組みを構築しないままやり過ごしてきました。まずいことに,能力と意欲のない学生を野放しにすることで,まじめに学びたいと考えている学生を腐らせてしまっています。愛知学院大学商学部も同じ状況に陥っていると認識しています。

せめてゼミだけは,そういう状況から決別したいのです。同じ気持ちを持つ学生は当ゼミに応募資格があります。
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今年度のゼミの募集活動

2012年05月28日 | 募集
商学部において,今年度2年生に対するゼミ生募集活動が始まりました。青木ゼミを志望する学生はこのブログを必ず閲覧して応募すべきであると,募集パンフレットに記載しています。ゼミの活動状況と担当教員の教育方針をきちんと把握したうえで,応募して欲しいからです。

今年度は,私は春学期大学には不在のため,募集のための説明会や面接をゼミの3年生に担当してもらいます。私は,その報告を受け,さらに応募者から提出される書類を審査して,合否を決定します。

商学部2年生で青木ゼミを志望する学生は(ごく少数でしょうが),つぎの事柄を理解してください。

1.学生の自主運営
 研究発表や合宿など様々な活動はゼミ生が自分たちで企画し,運営します。教員は細かな指示は出しません。自主運営に積極的にかかわる意思と能力のある学生を求めます。

2.徹底した調査研究
 いくつかの資料をコピペしたようなレポートや研究発表は認めません。文献調査ならば,何十という文献を読んでもらいます。そのうえで,観察,ヒヤリング,アンケートなどの調査を行ってもらいます。きちんと調査研究に取り組んでもらいます。

3.他大学との交流
 他大学のマーケティング専門ゼミと交流します。仲良く交遊するだけでなく,研究発表で競い合います。積極的に他大学生と交流する意欲のある学生を求めます。 

4.上下関係の構築
 上級生と下級生,卒業生とゼミ生との間の交流促進を重要視しています。少数の同級生たちとのみ群合い,それら以外とは積極的にかかわらない学生には所属して欲しくありません。

5.明るい雰囲気
 生産性の高い組織には,明るい雰囲気でハードな仕事をやり遂げるものが多いように思われます。このゼミでもそういう雰囲気を作り上げたいと思っています。

6.ほどほどの妥協はしない
 商学部で目立つのが,目標や要求水準が低く,「こんなんでいいっしょ」といって,低いレベルで妥協してしまう学生です。このゼミでは,そういう態度は認めません。教員や上級生は何度もダメ出しをします。

7.徹夜は当たり前
 研究発表前やレポート締切前には,徹夜するのは当たり前という態度で臨んでもらいます。ほどほどの妥協はせず,締め切りまで徹底的に粘って努力を惜しまない学生を求めます。


以上を読み,さらに募集パンフレットの案内文を確認して,「自分はついていけるだろうか」と不安に思った学生がいるでしょう。そんな学生に対して,普通ならば,教員や上級生は「心配ないです」「フォローがしっかりしています」と声をかけるでしょう。

しかし,このゼミでは,不安に駆られた学生に対しては,「こんな程度で不安がるようならば,応募は辞めた方がいい」とアドバイスします。「意欲が低い」とみなします。なぜならば,うちのゼミで実現しようとしている教育は,中堅以上の私立大学文系学部ならば当たり前のことだからです。並みの大学では当たり前のことを,うちでも実現したいだけです。

大学らしいに学びにきちんと取り組みたいという学生に集まって欲しいのです。楽に単位を取りたいという学生にはこのゼミに応募して欲しくありません。友人と一緒がいいという学生にも応募して欲しくありません。友人と一緒ではなく,独りで,能力向上をきちんと考えたうえで,応募してきてください。

もし不明な点があるならば,ゼミの3,4年生に質問するか,私あてに直接メールをしてきてください。アドレスは学部のHPに掲載されています。
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DQNは排除したが

2011年07月13日 | 募集
来週から試験期間に入ります。授業のまとめをする時期なので,忙しい時期なのですが,不愉快な時期でもあります。別に忙しいことが不愉快なのではありません。いつもは出席しない学生が大学に通い,授業に出席するため,不愉快になるのです。

この時期,DQNとしかいいようない学生がわいてきます。きつい表現かもしれませんが,多くの学生が憤慨し,そう指摘しているのであえて使います。マナーの悪さ(育ちの悪さと言い換えてもよいかもしれない)が際立つDQNたちが,そこかしこで,教員やまともな他の学生の気分を害するのです。ひどいのが喫煙マナー。禁煙と思いっきり掲示されている場所で堂々と吸い,あちこちに吸殻をまき散らすDQN。掃除係員が掃除しているそばで,吸殻を含めたゴミをまき散らす質の悪いDQN。通路や入り口周辺地べたに座って,人通りを遮り騒ぐDQNもいる。図書館もひどい。静かに勉強すべき図書館が,試験前は単なる喫茶スペースになってしまいます。うるさくて本が読めないレベルです。本を読みながら飲食してはいけない決まりなのに(重要な本を汚されては困るので),守っている学生のほうが少ないと思えるほどペットボトルを持ち込む学生多数。愛知学院は金持ちの子女が集まる大学という伝説がありますが,マナーの悪い学生をしょっちゅう見ていると,その伝説はどんな意味で流布されているのか?と不思議に思います。

そういう学生には当然教育上関わりを持たざるを得ません。授業中騒いでいる学生には,叫んで注意します。また,教室周辺の禁煙スペースで喫煙している学生には禁煙を分からせるように注意します。しかし,きりがありません。

この大学に奉職してから(とくに近年は),ゼミではこのDQNをいかに排除するかということをゼミ募集の主眼にしてきました。そのため,ゼミ生の募集では,いかに厳しく大変なゼミかということをとにかく説明します。実際にはそれほど厳しくはありませんが,そういわれれば止めておこうという学生は多くなります。ひどい学生たちのほとんどは勉強する気のない学生たちですから,うちのゼミを忌避します。ただ問題なのは,優秀な学生も避けるようになってしまっていることです。「はまりゼミ」という評価が確立しています。したがって,他には行けないという学生が仕方なしに応募するゼミになっています。

もっとも,説明のせいだけではなく,担当教員が嫌われているせいでもありますが。学生にしてみればお前が言うなというところでしょうか。

秋学期から始まる2年次のゼミのゼミ生募集が終わりました。例年通り,3次募集まで行って,学部で決められた定員が未充足のまま募集打ち切りになりました。「さすがについてこれないだろう」と思われる学生は落としましたが,何しろ贅沢は言えないので,他には行けないので仕方なく応募してきた学生も受け入れています。DQNは排除していますが,優秀さや活発さも排除したかもしれません。

秋学期からどうなることでしょうか。期待は失望を生むので,あまり期待はしていません。しかし,他に行けずにうちにこざるを得なかった学生には奮起して欲しいと思います。どうせこんなへぼいゼミにしか入れなかったからとくさってしまっては,学生自身も私もアンハッピーです。ハッピーな卒業を迎えることができるように努力して欲しいと思います。

追伸。残念なことですが,愛知学院というとDQN,チャラ男,チンピラの集まる大学というイメージが周辺地域で出来上がっています。確かにDQNは生息していますが,実際には少数派です。大半の学生は「普通の学生たち」です。しかし,このDQNたちが大学のイメージを落とし,受験生を忌避させ,教育を停滞させている元凶の一つになっています。何とかしないといけないのですが・・・。私がどうにかできることではありません。
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3次募集

2010年07月06日 | 募集
ゼミ生募集活動が佳境に入っています。不人気が定着しているうちのゼミは先週2次募集を行い、その選考を行いました。例年以上に「うちのゼミは大変だよ」ということを学生に伝えているせいか、昨年度よりも応募者は少なくなっています。

2次の選考では、現役のゼミ生(3,4年生)に選考教室まで来てもらい、ゼミ活動の様子を応募者に伝えてもらいました。そこでは、「きついこと」「ハードなこと」も説明してもらいました。それでも納得して応募する人を求めているからです。説明後、応募者には応募用書類に小論文を書いて提出するよう指示しました。書類作成のため応募者だけ教室に残し、時間を与えました。そして、提出先はそこからは階が違って離れている研究室にしました。なぜそんなことをしたかというと、「大変だから辞めておこう」と考える学生に逃げるチャンスを与えたのです。

結局、選考教室にやってきた応募者は(すでに欠席者はいる)全員書類を提出しました。提出時、簡単に面接を行いました。基本的には書類の表現を確認して合否を決めます。日本語表現がめちゃくちゃな学生(うちの学部には残念ながら中学生レベルの者が全学生の2~3割存在する)を落とします。そこで学力をチェックするのです。

現状では、2次選考の書類提出者全員を合格させたとしても、学部取り決めの定員には達しないので、3次募集を実施しなければなりません。少数精鋭で行きたいのですが、やむをえないことです。

1次募集段階では、友人同士誘い合わせて応募する学生と不確かな伝聞に影響を受ける学生の存在によって、特定ゼミに応募者が偏る傾向があります。大きなミスマッチが存在します。したがって、2次募集ではミスマッチ解消が行われます。1次選考は大きなミスマッチが存在する中で行われますので、そこで選に漏れた学生は必ずしも学力・意欲が低いとは言えません。運の悪かった学生が多数含まれます。それゆえに、2次募集では意外に「できる」学生が応募してきます。

3次募集に応募する学生は、2次募集段階で選に漏れた学生たちです。私の立場でこういうことをいうと問題なのかもしれませんが、ミスマッチ解消段階で学力・意欲を評価されて落とされてきたので、ゼミの活動に耐えられると判断できる者は少数です。なお、3次募集を行う羽目になるうちのゼミは、学生の目から見れば、つまらない、ニーズに合わないゼミなのでしょう。偉そうなことはいえないかもしれません。

2次募集では、応募者は学部事務所の前に置かれているボックス(ゼミごとに分かれている)に用紙を投入して応募申し込みを行わなければなりません。申し込み締切間近、ボックスの前に陣取り、各ボックスを覗き込んで応募者数を数えて、「○○ゼミはめちゃ多いよ、やべー」「青木んとこ少ねーよ」「どうする?~~もまだ行けそうだよ」「少ねーとこ探すしかないっしょ」と携帯電話で連絡を取り合う学生が多数いました。私は事務所の中から間近で大声で話している学生たちをじっと見ていました。事務所の前で、該当教員を含んだ教職員が見ている面前で、レベルの知れる会話をしている学生たち・・・。彼らが2次募集でうちのゼミに応募したかどうかは不明です。

そんな学生のうち、2次募集で落ちてしまった者がいるかもしれませんが、3次募集ではうちのゼミには絶対に応募しないでくださいそんな学生はこんなブログなんか見てないでしょうが・・・。
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見学会

2010年06月11日 | 募集
先日,ゼミ生募集活動の一環としてゼミ公開(見学会)が行われました。今週中に,2年生は気になるゼミを覗いてみて,志望を固め,来週に1次申込みをする段取りになっています。

3年生のゼミには6名ほど,4年生のゼミには5名ほど見学者が来ました。今年度は,2年生の意識が高いようで,色々なゼミをはしごして,自分にふさわしいゼミを見極める学生が増えているらしい。「楽勝だから」「厳しくないから」「友達と一緒がいいから」というような,勉強逃避型動機でゼミを選択する傾向が例年見られるので,今年度の一部2年生の行いは学部にとっては大変好ましいことです。

3年生のゼミでは,名古屋マーケティング・インカレに向けたゼミ生の発表を見学者が見ていました。突然の見知らぬ来訪者に緊張してしまったのか,うまく発表できなくなってしまったチームがありました。しどろもどろの発表を見学者はどう感じたでしょうか。

4年生のゼミは,見学者による質問と,4年生と教員による応答の時間になりました。真っ先に質問されたのが名古屋マーケティング・インカレのことでした。つぎが卒論です。結局色々な質疑応答が展開されました。

ゼミ生たちは,うちのゼミは,メリハリのある活動をしている,達成感がある,就活に活きる,呑み会等の交流会が盛んなど「いいこと」を散々語っていました。ゼミ生たちとしては,それなりにゼミの人気が上がって欲しいようです。私は,どちらかというと,厳しい部分を説明しました。人気ゼミである必要はないと思っているからです。それよりも,少数でも,向上心のある学生に納得して応募してきて欲しいのです。

私が厳しい部分を説明した後,あるゼミ生が「楽したいなら,何もしない~~ゼミに行けばいいんですよ,人気ゼミだというんだし」と吐き捨てるように言いました。他のゼミ生は笑って同調していました。その発言の真偽はともかく,勉強逃避型動機を笑い飛ばせるような学生に応募して欲しいと願っています。

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ゼミ生募集

2010年06月02日 | 募集
今年度も,ゼミ生募集の時期がやってきました。2年次秋学期から始まるゼミの配属先を春学期中に決めるのです。今週は,ゼミの説明会を行っています。そして,来週には見学会を行い,再来週に第1次申込みを行ってもらいます。その後選考を行います。

応募者多数の期待はしていませんが,やる気のないだらけた学生には来て欲しくないので,そういう学生が寄りつかないようにという願いを込めて募集を行っています。

3年次には名古屋マーケティング・インカレに参加するので,ゼミ生においてはそのために大きな努力を要すると募集要項に書きました。そして,説明会では,3年生ゼミ長が「つらい思いをする,しかしやりがいがある」と話しました。これに加え,「4年次ではコピペ卒論の執筆は絶対に認めない,そのため,アンケート,ヒヤリング,観察調査などの1次データ収集を必ずやってもらう」と私から補足説明しました。大学での学修ならば当たり前のことだとは思いますが,安易な単位取得を望む学生には抵抗感を持たせることができるだろう思い,わざわざ説明しました。

説明会後,ある2年生が「ゼミ活動のスケジュールがたて込んでいて忙しいのですか?」と質問してきたので,「スケジュールは大してつまっていない。ただ,ゼミ生たちは自分を追い込んで,夜遅くまで勉強している」と応じました。自分を追い込むことができる学生に応募して欲しいのでそう答えたのです。

今年度はどうなるのでしょうか。人気ゼミではないので,1次募集では定員が埋まらず,2次募集,3次募集を行う破目になるのが通例です。「大変だ,大変だ」なんて言ってたら応募者がなくなりますよとゼミ生たちに心配されそうです。他のゼミでは,いかに優れた指導がなされるのか,いかに充実しているのか,いかに楽しげなのかを説明することが多いので,それらとの対比で考えると,だらけた学生だけでなく,出来る学生にも抵抗感を与えてしまうかもしれません。

それで構わないと思っています。ゼミ生募集は人気投票ではないので,多数の応募者を募ることが重要ではないからです。あの程度のことで抵抗感を持つような学生には,こちらも期待はしないのです。

2年次の必修科目を担当している同僚教員から,「ゼミに関する質問を受けたのだが,青木ゼミのものが多かったから人気ありそうだよ」と告げられました。不人気なのを慮って,慰めてくれたようです。そういえば,昨年も,一昨年も,同じことをその同僚から告げられましたが,1次募集では定員が埋まらず,2次募集まで行いました。
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ゼミ生募集

2009年06月10日 | 募集
今年もゼミ生募集の季節がやってきました。2年次秋学期からゼミが始まる商学部では,春学期のこの時期,2年生対象に各ゼミでゼミ生の募集を行います。

うちのゼミは人気ゼミとはいい難いので,例年定員をやっと充たせる程度の学生しか応募してきません。マーケティング関連ゼミはどこでも通常人気があるにもかかわらずです。昨年度は2次募集まで行いました。そんな中,今年は募集用パンフレットに,次のような文言を載せました。

「大学生らしい勉強を本気でやってみたいとは思いませんか?このゼミでは,楽に単位を取りたいという学生には応募して欲しくありません。大学らしい学び(研究)にきちんと取り組みたいという学生に集まって欲しいのです。」さらに説明会では,夜遅く図書館が閉まるまで残って勉強しているのがうちのゼミ生たちですと述べて,それなりにハードであることを説明しました。

ゼミ生の中には,この話を聞いて,「そんなことをいったら,だれも応募してこなくなりますよ」と心配する者がいました。応募者が少なければそれでいいと思っています。ゼミ生の募集は人気投票ではありません。たくさんの応募があったからといって喜ぶのはばかげています。そもそも勉強が大変だからと敬遠するようなレベルの学生には応募して欲しくないのです。人気投票のような受け取り方をしている学生には人気取りのゼミに行ってもらえばいいと思っています。

ハードであることをあえて表明したのは,3年次の名古屋マーケティング・インカレへの参加を考えてのことです。ゼミ生たちが発表会に備えて遅くまで図書館で勉強するのは事実です。これはうちのゼミだけでなく,他大学の参加ゼミも同じです(多分他大学生の方がもっと勉強しているでしょう)。これに耐えうる学生に集まって欲しいのです。愛知学院大学商学部はレベルの高い学部であるとはいい難いのですが,だからといって自分を甘やかして欲しくはないのです。

ただ,私が強制して遅くまで残している訳ではありません。皆自発的に勉強しています。自分で自分を追い込んでいるのです。グループで助け合いながら(あるいはあれこれぶつかりながら),追い込んで頭を使うことを面白がってくれる学生が見たいのです。そういう学生とともに学びたいのです。

昨年,名古屋マーケティング・インカレ本大会が終わった後の反省会で,ゼミ生の何人かが「こういうことをするのが大学だと思っていました。大学生らしいことが経験できた良かったです」という感想をもらしました。そういう気分を味わいたい学生に応募して欲しいと思っています。
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予想通り

2008年06月14日 | 募集
本日ゼミの志願状況が判明。予想通り,1次募集では定員を充たせず,2次募集をしなくてはならないことになりました。倍率は0.8倍程度。従来どおり。問題は1次募集に応募して来た学生です。人気薄にもかかわらず志願してくれたのはうれしいのですが,名古屋マーケティング・インカレの運営等を考えると,やる気がなさそう,能力がなさそうな志願者は落とす必要があるのかもしれません。

とにかく顔ぶれを見ないことには判断のしようがありません。よどんだ雰囲気だったら・・・。今まで何度も味わったよどみ・・・。選考のための面接は火曜日です。
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ゼミ公開

2008年06月06日 | 募集
昨日,商学部では2年生のゼミ履修志望者が各ゼミの授業風景を見学するゼミ公開が一斉に行われました。うちのゼミにも6名ほどの2年生が参加しました。昨年よりは少ない感じですが,そもそも木曜日に授業を履修していない学生が多いそうです。大学に来ていない学生が多いということです。そんななか,見学に参加してくれた学生はまじめでやる気がありそうでした。

ゼミ公開といっても,見てもらうに値するような風景ではありませんでした。90分間のうち最初の30分間ほどは,昼休みから連続して,今月21日に行われる名古屋マーケティング・インカレの運営のための打ち合わせでした。ゼミ長を中心に,がやがやどのように名札を作るのかとか,飲み会の場所まで参加者の案内をどうするのかというようなことを話し合っていました。つぎの30分間には研究発表のテーマや具体的内容について教員の私の方からアドバイスしました。これが何となくゼミらしい風景。最後の30分間には各グループでインカレの発表内容について話し合い。終了間際に副ゼミ長が合宿についての話しをして終わり。

今年はどれくらい志願者が集まるでしょうか。昨年はすごく多かったのですが,今年はおそらくかなり減るでしょう。1次募集では定員を充たせず,2次募集を行うことになることになると見込んでいます。なぜならば,大学の入試と同じように,振り子現象(隔年現象)が見られ,志願者の多い年と少ない年を繰り返すからです。しかも,うちのゼミは「厳しそう」「大変そう」というようなイメージが広まっているようで,必ずしも人気ゼミではないのです。

ゼミ募集の理想は,「厳しそう」という噂が蔓延するなか,やる気のある学生の志願によって1次募集で定員がきちんと過不足なく充足することです(倍率1倍)。こんな都合よくはいきませんが(笑)。最悪なのは,あそこは大変そうだからと学生たちが敬遠し,1次募集では全く志願者がなく,2次,3次募集で,他のゼミからあぶれたやる気も関心もなさそうな学生が仕方なくうちのゼミを志願するパターン。実際,これは4年程前までに何度かありました。「何でそんな面倒くさいことするの?」とため口で反抗するゼミ生がいて,ゼミの活動が成り立たず,飲み会や合宿も満足にやらなかったのでした。卒論は本の丸写しか,日本語の体をなさないもの多数。そもそもなぜゼミを履修するのか・・・必修科目じゃないのに・・・。

今回のゼミ公開がお互いゼミ後悔にならなければいいなと願っています。
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ゼミ生募集・選抜

2007年10月12日 | 募集
今週は現2年生の来年度に向けたゼミ生選抜が行われました。つまり,現2年生が来年度ゼミ(3年次)の配属のために志望を提出し,それに対して各ゼミで選抜を行ったのです。

うちは人気ゼミではないので,志望者は例年定員とほぼ同じぐらいか,それより少ない程度。1次募集で定員が埋まりきらず,2次,3次と募集したことは何度もありました。今年はどういうわけか,定員の2倍以上の志望者。3年ほど前に3倍程度の志望者が集まったことがあったので,それ以来です。

昨日,選考のため,志望理由書を書いてもらい,それを基にした簡単な面接(1人2~3分程度)を行いました。面接は講義の履修状況と志望意思を確認するための簡単な会話で,例年基本的に志望理由書を吟味して選抜することにしています。今年の定員は15名と学部から言い渡されていますので,本日何度も志望理由書を読み,面接での受け答えを思い浮かべて,何とか適格者を絞り込みました。合格者名簿は来週発表です。

今年志望者が増えたのは,ゼミが楽しそうだという噂が広がったからのようです。3年生のゼミ生が懸命に楽しいとアピールしてくれましたので(笑)。それはいいことのように思えます。でも,あくまで教育の一環で行うわけですから,ゼミの活動には楽しくないこともいくつかあります。研究することが本業なのです。その噂のおかげで,うちに目を向けてくれた優秀な学生はたくさんいたようですが,その一方で,「厳しいのは避けたい」という思惑を持つ,志望動機や意欲の乏しい学生も集まったようでした。

必修科目ではないので,楽をしたいならゼミなんかとらなければいいのにと思うのですが,どういうわけかそういう学生も就職のことを考えてかゼミを志望します。しかし,真剣に勉強はしたくないので,厳しさのないゼミを志望するわけです。したがって,とてもまともな研究指導や活発なゼミ活動を指揮しているとは思えない教員のゼミが,教員がフレンドリーで課題が厳しくないからという噂によってそういう学生の人気を得ていたりします。それと同様にうちのゼミが今回人気を得たのだとしたら,よくない傾向だなと思うのです。いつもは厳しそうだからということで人気薄だったので,なおさらそう思います。

明るい雰囲気は心がけています。ゼミ生は毎年皆仲が良いです。明るい雰囲気で議論しながらも,やるときはやる,常に向上心ある,活発なゼミを指揮したいと思っています。課題はいくつもあるし,楽ではないです。ただ,課題は学生の能力向上に役立つよう工夫しているつもりです。ゼミを志望する学生にはきちんと多面的な姿を評価してもらいたいと思っています。



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