卒業アルバムの写真撮影の時期に入りました。
ゼミでも集合写真を来月半ばに撮ります。学生個人の写真撮影は今月中に行うことになっています。早いもので,すでに年度後半に入っているわけです。
卒業を前に4年生にとっては最も重要なイベントが卒論提出です。この段階では最低半分は出来上がっていないとまずいわけですが,昨日4年生の執筆状況を確認したところ,安心できるのは2,3割の学生という事態。締め切りまであと1ヶ月と少しという段階で,これでは暗雲が垂れ込めています。そもそも,今まで執筆したデータを持ってきたことがない学生が少数ですがいる始末です。
何か本を適当に写せば卒論になるという甘い考えを持つ学生がいるようです。教員が厳しく対処すれば,そういう学生はいなくなるのですが,うちの学部では卒論は,教務課窓口で体裁の確認がされますが,内容についてはゼミ担当教員によって確認されるだけです。他の大学で行われているような,複数教員が審査する口頭試問や発表会が行われないのです。お互い普段から接する機会が多く,無事の卒業を願うゼミの担当教員とゼミ生の間柄では,学生が「先生が何とか助けてくれるだろう」「字数さえ充たせば合格させてくれるだろう」といった甘えの気持ちを抱きがちです。個人的には口頭試問を義務化すべきだと思っていますが,今の学部の雰囲気や教務スケジュールでは実現は困難でしょう。
少しでも学生の甘えの気持ちを抑えるため,ゼミでは卒論提出後評価を下すまでの期間に,下級生を聴衆とした発表会を開いています。この発表会できちんと発表できなくては,評価しないということになっているわけです。さらに,下級生と4年生全員による投票によって優秀賞を決定しています。ここで決めた優秀賞を学部に連絡し,学部の優秀卒論賞として認定してもらっています。卒業式の際に表彰されます。これによって,4年生が厳しく卒論に挑むようになるのかどうかは不明ですが,終了後達成感は味わってもらえるのではないかと思っています。
ゼミでも集合写真を来月半ばに撮ります。学生個人の写真撮影は今月中に行うことになっています。早いもので,すでに年度後半に入っているわけです。
卒業を前に4年生にとっては最も重要なイベントが卒論提出です。この段階では最低半分は出来上がっていないとまずいわけですが,昨日4年生の執筆状況を確認したところ,安心できるのは2,3割の学生という事態。締め切りまであと1ヶ月と少しという段階で,これでは暗雲が垂れ込めています。そもそも,今まで執筆したデータを持ってきたことがない学生が少数ですがいる始末です。
何か本を適当に写せば卒論になるという甘い考えを持つ学生がいるようです。教員が厳しく対処すれば,そういう学生はいなくなるのですが,うちの学部では卒論は,教務課窓口で体裁の確認がされますが,内容についてはゼミ担当教員によって確認されるだけです。他の大学で行われているような,複数教員が審査する口頭試問や発表会が行われないのです。お互い普段から接する機会が多く,無事の卒業を願うゼミの担当教員とゼミ生の間柄では,学生が「先生が何とか助けてくれるだろう」「字数さえ充たせば合格させてくれるだろう」といった甘えの気持ちを抱きがちです。個人的には口頭試問を義務化すべきだと思っていますが,今の学部の雰囲気や教務スケジュールでは実現は困難でしょう。
少しでも学生の甘えの気持ちを抑えるため,ゼミでは卒論提出後評価を下すまでの期間に,下級生を聴衆とした発表会を開いています。この発表会できちんと発表できなくては,評価しないということになっているわけです。さらに,下級生と4年生全員による投票によって優秀賞を決定しています。ここで決めた優秀賞を学部に連絡し,学部の優秀卒論賞として認定してもらっています。卒業式の際に表彰されます。これによって,4年生が厳しく卒論に挑むようになるのかどうかは不明ですが,終了後達成感は味わってもらえるのではないかと思っています。