愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

卒論提出までカウントダウン

2008年10月24日 | 卒論
卒業アルバムの写真撮影の時期に入りました。
ゼミでも集合写真を来月半ばに撮ります。学生個人の写真撮影は今月中に行うことになっています。早いもので,すでに年度後半に入っているわけです。

卒業を前に4年生にとっては最も重要なイベントが卒論提出です。この段階では最低半分は出来上がっていないとまずいわけですが,昨日4年生の執筆状況を確認したところ,安心できるのは2,3割の学生という事態。締め切りまであと1ヶ月と少しという段階で,これでは暗雲が垂れ込めています。そもそも,今まで執筆したデータを持ってきたことがない学生が少数ですがいる始末です。

何か本を適当に写せば卒論になるという甘い考えを持つ学生がいるようです。教員が厳しく対処すれば,そういう学生はいなくなるのですが,うちの学部では卒論は,教務課窓口で体裁の確認がされますが,内容についてはゼミ担当教員によって確認されるだけです。他の大学で行われているような,複数教員が審査する口頭試問や発表会が行われないのです。お互い普段から接する機会が多く,無事の卒業を願うゼミの担当教員とゼミ生の間柄では,学生が「先生が何とか助けてくれるだろう」「字数さえ充たせば合格させてくれるだろう」といった甘えの気持ちを抱きがちです。個人的には口頭試問を義務化すべきだと思っていますが,今の学部の雰囲気や教務スケジュールでは実現は困難でしょう。

少しでも学生の甘えの気持ちを抑えるため,ゼミでは卒論提出後評価を下すまでの期間に,下級生を聴衆とした発表会を開いています。この発表会できちんと発表できなくては,評価しないということになっているわけです。さらに,下級生と4年生全員による投票によって優秀賞を決定しています。ここで決めた優秀賞を学部に連絡し,学部の優秀卒論賞として認定してもらっています。卒業式の際に表彰されます。これによって,4年生が厳しく卒論に挑むようになるのかどうかは不明ですが,終了後達成感は味わってもらえるのではないかと思っています。

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名古屋マーケティングインカレ反省会

2008年10月16日 | 名古屋マーケティング・インカレ
10月11日に名古屋学院大学で開催された名古屋マーケティング・インカレ第2回中間発表会にうちのゼミからも3年生が参加しました。5つのグループがそれぞれ発表し,質疑応答を行いました(その後は懇親会へとなだれ込みました)。

その反省を当日の夜の懇親会2次会と本日のゼミの時間に行いました。うちのゼミの全グループ共通の反省点としては,とにかくプレゼンテーションが下手なことでした。原稿の棒読み,パワーポイント画面と口頭説明とのずれ,分かりづらいレジュメやパワーポイント画面などなど,たくさんの反省点を学生たちは指摘しました。教員の私が見るところ,全グループに共通した問題点は「声が小さいこと」です。うつむいて原稿をぼそぼそ読むためか,小声になりがちです。声が小さくては伝わる話も伝わりません。発表者が恥ずかしい気持ちを抱く,緊張してしまうという状況は理解できますが,度胸を決めて,大声で堂々と発表して欲しいと思います。

研究内容でも色々と反省点がありました。どうも何をすべきなのか皆迷っているようです。こういうときには,元に戻ればいいのではないでしょうか。5月に決めた元々の研究目的は何だったのかを確認して,それにかなうようにするには何をすべきなのか検討して欲しいと思います。また,仮説をどうしたら検証できるのかもきちんと考えて欲しいと思います。自然科学と違い,完璧な検証はありえないので,どうすれば聴衆を説得できるかという観点で,検証方法を考えてみて欲しいと思います。

全グループには来週までに,12月6日の本大会から逆算した詳細な研究スケジュールを作ってきてもらうことになりました。何をすべきか悩んだあげく,頭の中をクリアにするには,何より悩んで導き出した内容を文章にまとめてもらうことが大事です。詳細な研究スケジュールが作成できれば,研究の結果が見えてきます。
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秋学期始まる

2008年10月03日 | 運営
秋学期のゼミが始まっています。今年度から2年生のゼミが始まりました。基礎演習が廃止された代わりに,2年生の専門演習が組み込まれたのです。

2年生には輪読を行ってもらうことにしました。同じ本を全員に購入してもらい,それを皆で分担して,内容の解釈を行うのです。専門書の読み方を勉強してもらおうということです。それをやりながら並行して,発表の方法,調査の方法,レポートの書き方も学んでもらいます。

3年生は,もうすぐ(今月11日)名古屋マーケティング・インカレの中間発表会で研究発表しなければなりません。昨日,研究の進捗を報告してもらったら,皆しどろもどろ。こりゃまずいなあという雰囲気。来週までにちゃんとした発表内容をまとめることができるのか不安です。

4年生は卒論提出まであと2ヶ月。昨日,執筆データを持ってきてもらい,チェックしました。これもまずいなあという状況。少数ですが,そもそもデータを持ってこない学生がいる。全然やってませんと悪びれずに応える始末です。10月中に半分以上は書き上げてもらわないと全く間に合わないと諭し,2週間後にまた全員の内容を個別にチェックすることになりました。
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