多くの大学では4月の第2週目から授業が始まります。その前に、履修登録が行われます。愛知学院大学では先週土曜日から始まりました。学生がどっと大学に繰り出すのは明日の月曜日から。
うちのゼミは小売業を中心に流通を研究するゼミです。ゼミ生には、そのゼミの研究内容に合うように履修科目を選んで欲しいと思っています。関連する商学部の科目には、マーケティング論、小売経営論、広告論、流通政策、マーケティング・リサーチ、国際マーケティング論などがあります。
是非、研究内容を考えて履修計画を立てて欲しいのですが、実際には、多くの学生は時間割の都合を中心に履修科目を選択します。金曜日には大学に行きたくないので、月曜から木曜日までに大学に出向くことにし、朝早いのは嫌だから、1時限目はやめて、2時限目から4時限目のに開講されている科目の中から、卒業要件を充たしそうなものを適当に選び、さらに楽勝科目情報を仕入れて、履修する科目を決めるという感じでしょうか。
われわれ教員はそれは良くないと指摘します。しかしそうならざるを得ない事情も理解できます。そもそも開講時限表(時間割表)自体が学生の履修計画に最適なように組まれていないからです。どちらかといえば、教員側の都合で作られているのです。学生に是非とって欲しい科目、多くの学生が履修を希望する科目が、複数同一時限に開講されていてかち合っていたり、必修科目と同一時限に開講されていたりします。幾分かそういう重なりは解消するように調整されてはいますが、学生の履修計画をきちんとシミュレーションしたうえで、開講時限表が組まれているわけではないので、学生にとっては不親切です。学生主体の開講時限表を組みましょうというスローガンが毎年唱えられているのですが、そもそもの編成方法が、一義的に教員の自己申告からスタートし、それが優先するようになっているので、本当に学生に親切な開講時限表の実現は困難です。もちろん、教員側にも色々業務があるのでそうせざるを得ない事情があるのですが。
ゼミ生にはつぎのことを心がけて履修計画を立ててほしいと思います。そうするとメリハリがきいた自分の時間割が組めると思います。
●ゼミを中心に自分の時間割のあり方を考える(ゼミでは自主的な勉強や研究発表ための打ち合わせに時間がとられることを考慮する)。
●ゼミ以外に、マーケティングや流通関連の専門科目の中で、1科目でいいから必死で勉強するものを見つける。
●マーケティングや流通関連科目以外で、興味が持てそうあるいは就職活動の準備になりそうな科目を1つ見つける(教養科目でもよい)。
●ゼミ、卒論を除いて、3年次には卒業要件がほぼ充足できることを目指す。
うちのゼミは小売業を中心に流通を研究するゼミです。ゼミ生には、そのゼミの研究内容に合うように履修科目を選んで欲しいと思っています。関連する商学部の科目には、マーケティング論、小売経営論、広告論、流通政策、マーケティング・リサーチ、国際マーケティング論などがあります。
是非、研究内容を考えて履修計画を立てて欲しいのですが、実際には、多くの学生は時間割の都合を中心に履修科目を選択します。金曜日には大学に行きたくないので、月曜から木曜日までに大学に出向くことにし、朝早いのは嫌だから、1時限目はやめて、2時限目から4時限目のに開講されている科目の中から、卒業要件を充たしそうなものを適当に選び、さらに楽勝科目情報を仕入れて、履修する科目を決めるという感じでしょうか。
われわれ教員はそれは良くないと指摘します。しかしそうならざるを得ない事情も理解できます。そもそも開講時限表(時間割表)自体が学生の履修計画に最適なように組まれていないからです。どちらかといえば、教員側の都合で作られているのです。学生に是非とって欲しい科目、多くの学生が履修を希望する科目が、複数同一時限に開講されていてかち合っていたり、必修科目と同一時限に開講されていたりします。幾分かそういう重なりは解消するように調整されてはいますが、学生の履修計画をきちんとシミュレーションしたうえで、開講時限表が組まれているわけではないので、学生にとっては不親切です。学生主体の開講時限表を組みましょうというスローガンが毎年唱えられているのですが、そもそもの編成方法が、一義的に教員の自己申告からスタートし、それが優先するようになっているので、本当に学生に親切な開講時限表の実現は困難です。もちろん、教員側にも色々業務があるのでそうせざるを得ない事情があるのですが。
ゼミ生にはつぎのことを心がけて履修計画を立ててほしいと思います。そうするとメリハリがきいた自分の時間割が組めると思います。
●ゼミを中心に自分の時間割のあり方を考える(ゼミでは自主的な勉強や研究発表ための打ち合わせに時間がとられることを考慮する)。
●ゼミ以外に、マーケティングや流通関連の専門科目の中で、1科目でいいから必死で勉強するものを見つける。
●マーケティングや流通関連科目以外で、興味が持てそうあるいは就職活動の準備になりそうな科目を1つ見つける(教養科目でもよい)。
●ゼミ、卒論を除いて、3年次には卒業要件がほぼ充足できることを目指す。