明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

贈る言葉 海援隊 #今日の空

2019-10-06 17:52:53 | 僕の音楽日記






暮れなずむ町の
光と影の中


愛するあなたへ贈る言葉〜



秋の夕暮れはつるべ落とし

暮れなずむ
という言葉の語源は
くれそうでくれない

なかなか日が落ちない事を
意味する。

なずむ=泥む
書くそうな…


夏の語源は『泥む』

日本には四季があります。

春夏秋冬それぞれに言葉の成り立ちがあり、その意味するところがあります。

春は芽吹きの季節で「張る」、秋は空高く「開く(あく)」、冬は増ゆ籠りの「増ゆ」とされます。では、夏の語源は何なのか?その由来を辿れば、どうやら「泥む(なずむ)」という言葉に行き着きます。



武田鉄矢さんの『贈る言葉』の歌詞にもある「暮れなずむ町の」の「泥む(なずむ)」に当たる言葉です。

「泥む」は自動詞で、行きなやんだり、はかばかしく進まない状況を意味します。滞り拘泥し、物事を苦心しながら押し進めるといったニュアンスがあります。



行く手を阻む夏!そこからスコンと明ける秋
水や草などに足腰を取られて、先へ進むのに難渋する。

確かに夏になれば、草はぼうぼうに生えて行く手を阻みますよね。

古墳探索のベストシーズンは草木の繁茂しない冬であり、夏の時期は避けたいところです。


夏の池の水は淀んだ感じがするものです。

真夏の太陽に照り付けられて、どこか重たい感じがします。特に湿気の多い日本では、じと~っと纏わりつく夏は「泥み(なずみ)」そのものではないでしょうか。

夏の語源を暑いの「アツ」とする説もあるようですが、”泥む説” の方がどこか信憑性があります。

夏の終わりから初秋にかけて、心も体もす~っと軽くなったような経験があります。あの感覚は不思議ですよね。いつしか空も高くなったように感じられ、徐々に世界が開けてきます。まさしく「空く」「明ける」「開いた」感じに等しいでしょう。

商売のことを「商い(あきない)」と言いますが、これも秋に由来しています。

収穫の秋になると人々が集い、山、川、海や田畑で獲れたものをお互いに物々交換したのです。「秋におこなう」から商いなのです。

現代的感覚からいえば、夏は開放的で開けたシーズンのように思いますよね。秋はどちらかと言えば物悲しい季節です。でも、昔の人は少し違っていたのかもしれません。

”泥む夏” に “明ける秋” 、なかなか興味深い対比ですね。

トワイライト

昼と夜が混在する一瞬
遅い秋
夏が長い感覚の昨今

でも夕暮れだけは
もう秋の空
もう秋の顔。




ハートのエースが出てこない キャンディーズ

2019-10-06 09:23:00 | 僕の音楽日記
♪ハートのエースが出てこない
ハートのエースが出てこない
やめられないこのままじゃ


この歌がリフレインしている

先日 NHKうたコンに伊藤蘭さんが
キャンディーズの歌を披露された。

春一番〜ハートのエースが出てこない
懐かしさもさることながら
変わらない容姿と歌声


変わっていたのは
客席の様子
あのギャップに
少し微笑んでしまった。



時の流れはたしかにある
変わってしまったもの
変わらないもの
変えてはいけないもの
変えてもいいもの




アーティストはイメージが大切。
女性アイドル歌手ならなおさら



よく劣化したとか言われて揶揄
されてる方もいるけど
伊藤蘭さんは見事に変わらず
変わらないように
見せてることもあり

時の流れを止めてくれていた。

客席はあの頃を重ねるのは
失礼な話だけど
頭のてっぺんが薄くなってる人や
顔に深いシワが刻まれた人やら

あの頃へ戻った瞬間は心の中で
容姿は隠しようがない。



でも
人は…思い出に生きる。

過去の素敵だった
自分を忘れない。

今が過去になる前に
俺たち走り出そう〜
という歌もあったけど…


僕のエース
ハートのエース
切り札が、出てこない


まだ切り札をきってない。

やりきってない

目の前の
マッターホルンがまだなのです。


見上げたままで終わらすのか?
登る覚悟を決めるのか?

ハートのエースが出てきたら
決めよう。