明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

銀の指輪 チューリップ

2019-10-18 23:03:09 | 僕の音楽日記



二足のわらじを履く

高校の時
チューリップのコピーバンドをつくる話しが持ち上がり

そこに呼ばれた

中学の時から
アコースティックギターのバンドを組んでいて
それと並行して
ひとりでもオリジナルをつくり歌ってた。


高校一年の同じクラスの
チューリップ好きのN村君からの
熱烈な勧誘をうけ

ベースでの参加となった。

課題曲は
「銀の指輪」と「夢中さ君に」
だ。

早速ベースは本意ではなかったが

バンドデビューにして
個人の希望は通らない。

アルバイトで持っていた
お金で早速
ベースを購入。

自宅で課題曲の、練習を…


休みの日には
電車に乗り継ぎ
貸しスタジオへ

顔合わせを兼ね
課題曲の練習の成果を狭い
貸しスタジオで披露。


ドラムが
カウントをとり、

ツインリードのイントロから始まる
ドラムがリズムを刻む。
ベースランニングで音をサポートしていく


音を重ね合わせていくバンドの楽しさを少し感じて

チューリップもなかなかいいなぁ
なんて思ってきたのもつかの間

バンド名も決まらぬまま
自然消滅的に活動しなくなった。


しかしながら
あの少しの期間
音を重ね合わせることを夢見て
自宅で懸命に練習した
あの頃の自分を
褒めてあげたい。



今も
輝いてる
銀の指輪よ
指輪よ



シェルブールは霧雨 松田聖子

2019-10-18 21:57:00 | 僕の音楽日記

松田聖子さんって
作曲の才能もある人で

元来 アイドル歌手としても非凡な
才能を持ちつつも
素晴らしい作品を歌いこなすうちに
その才能は
ソングライターとしての
もうひとつの顔を持つようになっていた。



アーテスティックな
活動はステージをこなすうちに

もう、ニューミュージックのアーティストたちと遜色ない
クオリティまで
到達し、単なるアイドル歌手だけでは治らなくなっていた。

作詞家
松本隆さんが
ほぼ作品を全部カバーして松田聖子像を作り上げてきたといって過言でない

むしろ松本隆さんの歌コトバには
もうメロディが乗っかってきている
ようにさえ
思える


作詞 松本隆
作曲 SEIKO

古い港 雨宿りのカフェで
石畳 歩く傘の色どりを目で追うのよ

仔犬抱いて車降りる少女

その横に綺麗な人 そしてあなたがいた

過ぎ去った日が蘇る シェルブールは霧雨
雑誌読む振りをしながらそっと顔をそむけた
私は独り

汽笛が鳴る あと1時間後に
ロンドンへ帰る汽車の客室で景色みてる

瞳のはし ふと視線感じた
さりげなく席を立ってトランクを持つのよ

懐かしい街に寄ったの シェルブールは霧雨
背を向けてコインを投げた噴水も雨の中
帰らない日々
私は独り

出産後に復帰した
アルバム「ストロベリータイム」に挿入されてる
名曲。

どうにも
ティストというか
香りというか
悲哀をまとった歌の雰囲気がタイトルから醸し出されてる
気がしてならない

「シェルブールの雨傘」
カトリーヌ・ドヌーブ主演の名作。




そして
松田聖子さん本人歌唱ではないけど
うまく歌ってる人いました。
雰囲気でてます。

子守唄のような優しいバラードです。

「シェルブールは霧雨」













恋人も濡れる街角 中村雅俊

2019-10-18 10:36:00 | 僕の音楽日記


桑田佳祐さんの歌詞は
聴き手読み手に
想像を掻き立てる
どんな意味に捉えるか
自由枠の中での
遊び心満載だ。

中村雅俊さんが歌うと
少し
真面目な雰囲気で硬く感じる歌だけど…
本家が歌うと
よく伝わるニュアンス。





僕は
そぼ降る雨の中を
そのまま 何もつけずに
いこうとする
そんな僕を
君は
カッパをつけていきなさいと
半ば強制的に
言う

「これくらいの雨なら
濡れていくよ」
「傘も忘れるし、自転車だとさしずらいからカッパがいいのに」
僕はそのままを主張する
軽い言い争い
喧嘩になりつつ
君は半ば呆れながら
そうすれば…と
言う

濡れること
風邪を引くことを
良しとする男と
何か防ぐことを望む女

心配性はどちらともなく
時には女
時には男



恋人同士の頃なら
軽く微笑んで
男の強引さも受け入れているだろうが
付き合いが進んでいくと
それぞれの主張がぶつかり合う。



ただ 一言だけでいいから
感じたまま口にしてよ

愛だけが俺を迷わせる
恋人も濡れる街角


小雨模様の今日。

濡れる事を気にしない男が
明日の朝
くしゃみと鼻水に濡れて…