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女はいつも二通りさ
男を縛る強い女と
男にすがる弱虫と
君は両方だったよね
[外は白い雪の夜]吉田拓郎
松本隆にして
らしからぬ
吉田拓郎的言葉の歌詞。
アルバム
ローリング30
での作品作りで生まれた
名曲。
「外は白い雪の夜」
ローリング30というアルバムは
名曲が、ぎっしり!
しかも
原石のまま転がってる
そんなアルバム
後に
ブラッシュアップされ
ほどよいアレンジが
加わり
輝を増した曲も多数。
その全部を松本隆さんが担当。
吉田拓郎、松本隆の金字塔アルバムだ。
男を縛るところ
男にすがるところ
両方持ち合わせる
女。
いるよね
あるよね
特別でもなく
みんな
そうなんじゃないかな
女性も男性を好きになっていくと
独占したくなる衝動から
男を縛りたくなる
そして
好きになる手前の
付き合いの時
お互いの「好意」の
バランスを
取りながら
駆け引きをするように
時に
男にすがる
弱虫な面をみせたりもする
そして
その両方もちあわせてる
女は
別れの時
どちらの顔を出してくるのか?
すがるのか
縛るのか
弱味を見せるのか?
強気を見せるのか
聴く側は
選択し、場面を想像させられる
松本隆マジックに陥る
別れの場面には
いくつかの
エピソードがあり
いくつかの情景描写が
転がってる。
強い女と弱虫
両方が、
嫌だったのか
そのバランスが崩れたことが
別れの原因だったのか
bye-bye Love
と歌っている
雪の夜に別れ話をする
大人の男女の物語。