明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

幸せな結末 大瀧詠一

2021-05-21 17:11:00 | 僕の音楽日記

極上な音を堪能できることは
とても贅沢なことで
いわゆる
「今、絶対この瞬間α波が出てるな」
とわかる。

α波の効果については、様々なことが知られています。 まずは、先ほど述べたように、落ち着いている状態のときに、脳からα波が出されます。 したがって、α波が出ると、体や心がリラックスできるとともに、ストレスを抑える効果もあります。 また、普通に考えると反対のステータスのようにも感じるかもしれませんが、集中力が研ぎ澄まされているときにも、α波が検出されます。 したがって、α波の効果としては、脳を活性化させる効果もあります。 さらに、最近では、α波に免疫力を高め、病気を予防する効果もあるのではないかと言われています。 α波は集中力だけでなく、自律神経のバランスを取る効果があることがわかってきており、免疫力を高めるという効果を実証するための研究が進められています。





大瀧詠一さんの歌声
を始めて聞いた
若い頃「ロングバケーション」のころ
その頃は単にBGMにすぎなかった

歳を重ねて
最近では
大瀧詠一さんの凄さを
楽曲から
知ることが多く

例えはわるいが
食べ忘れた
スルメがあって
噛んで味わってみたら
こんなに美味しかったのか?
とビックリしてたそんな感じなんだ。



幸せな結末を
当人大瀧詠一さん不在で声だけ流して
バックで演奏するという
NHKさんの素晴らしい企画に拍手で

演奏メンバーが凄い!
アコースティックギターで
レコーディングに多数参加してる
吉川忠英さん
はっぴいえんどでの盟友
鈴木茂さん
アレンジャーでありキーボーディスト大瀧詠一さんと師弟関係にあった
井上鑑さん
ハモンドオルガンは
泉谷しげるさんのバックや
吉田拓郎さんのバックで演奏してた
中西康晴さん
アコースティックギターに
松たか子さんの夫の
佐橋佳幸さん
素晴らしいメンバーによる
幸せな結末 の演奏。



ナイアガラサウンドは
包み込むように
心を解放してくれる

この演奏の時に不在だった大瀧詠一さんを
どこかにその姿を探して
しまうほど
見事にLIVE感を醸し出している。

誰もが望んでいる
「幸せな結末」

それは
日本語のロックを
自分たちの音楽を
やるために始めた
グループ
「はっぴいえんど」という名称
にある意味とそこに
託された願いがあるのなら

happy endingは
きっと
誰しも願ってる
合言葉なのかもしれない



青春の影 チューリップ

2021-05-21 07:16:00 | 僕の音楽日記
僕は
器用な方ではない
若い時の不器用さは
時にまっすぐで
深くのめり込む形で
音楽なんかも
ずーっと
吉田拓郎を
追いかけて聞いていた

だけども
ときより
聞こえて来る
他の歌たちにも
耳を傾けてない
わけでもなく
そうかと言って
そちらに流れるでもなく

また、本流の拓郎にもどり
聴き進めていった


あれから歳を重ねて
若い頃
拓郎以外
しっかりと腰をすえて聞いてこなかった歌や曲たちを
掘り下げて
聞くことが
多くなった昨今。

ふと感じたことが
拓郎しか頭になかった
あの若い頃
あの若い感性の季節に
僕は
「チューリップ」をもっとリアルに
聴いて、ファンになっていれば
良かったと
好きな、のめり込むアーティストの
一つに
一途に吉田拓郎オンリーではなく
チューリップも
同じくらい大好きだったなら…

そんな自分でいたなら…
そう、思った。


あの若い頃
リアルタイムで
チューリップの全盛期を
応援し、歌たちを聴いていたなら

今の自分はもう少し
遠回りしないで生きられた
のかもしれないし、
もう少し
優しくなれただろうし
早い時期にそうなれたのかも
しれないし、

優しさだったり
強さだったりを
履き違えて理解していた
僕は
包容力ある男としての
生きていけてたんだろうし、

多分
拓郎さんの歌に影響されて
自分だけが勝手に履き違えて
理解して生きてきたんだ。

若い時に聴いた音楽は
その後の生き方を形成する
ことが多いし、
影響されたアーティストの
言葉や詩に
心が動かされる事も多い

チューリップを応援していたかった
と強く思う。

リアルタイムでもっと
真剣に彼らの音楽を聴く機会が
あったのに
そこにいかなかった自分に
残念な気持ちが今
ある。
それだけ魅力的な部分を
聞き流して、聞き逃してきたなぁ
と思うわけです。


たら、れば
の話が好きな僕だけど

今を否定せず
肯定したなかで
今と違う道のりを考えてしまう。

それだけ上手に生きられない
自分だったわけで

周り道が多かった。

しなくていい
揉め事や
はらなくていい意地を
張って
どれだけ
ロスしてきた
人生だったか

青春と呼ばれる季節に
誰もがそこに
光と影をみつける

大きく輝き照りつけてた
希望の
光は
やがて
影をつくる

その影が
長く伸びていき自分の身長を
超えるほど長く伸びた影は
もう
青春の終わりを告げていることに
気づく…