明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

君によせて ふきのとう

2021-05-29 22:06:00 | 僕の音楽日記

1976年リリースされた
ふきのとう
3枚目のアルバム
「風待茶房」に収録
細坪さんの
作詞作曲 アレンジは
瀬尾一三さん

三拍子のバラードで
70年代中期によく
耳にした
カントリーポップス
安定の楽曲

いまじゃぁ
三拍子の曲
聞かなくなったなぁ

あの頃
ぜったい
ふきのとう
なんて
耳を傾けるなんて
しなかったグループ

軟弱で柔な
音楽性と詩の世界

その向こうで
男らしさと激しさを追求
していた
僕には

やさしさ
男らしさ
激しさに
勘違いと先入観と
固定観念が
それにはこびりついて
いたようだ

その作品がもつ
素晴らしさは
心を穏やかに
余分な
雑念を捨てて
耳を傾けると
見えなかったものや
聞こえなかったものが
聞こえてきたりするもので

よくある
聞き逃し、
聞かず嫌いの
僕の残念だった過去に

過去へ
遡って
「これ、いいじゃない?」
「なんでこれ聞かなかったのか?」

そう思うことが名曲に巡り会えた
時に思う感情だ

その時
聴くことができなかった
何かが
きっとあったはず

幼すぎたのか
大人になれてなかったのか
今思えば
大人としての耳をもって
聴いていたら
聴けた曲
聴けたアーティストは
沢山あったと思う。

ふきのとう

君に 
僕の心をよせて

君によせて…




HOLD ON ブレッド&バター

2021-05-29 06:05:00 | 僕の音楽日記
1980年作品
80年代幕開けに
ふさわしく
新しい
湘南サウンド
70年代が加山雄三とワイルドワンズ
が湘南サウンドなら
80年代ニューミュージック界のトップバッターとして
大手をあげて
ブレッド&バターが
そのポジションとその椅子につく!



アルバム一曲目に
ポップなノリのいい曲から
始まる
ブレッド&バターの名盤の
匂いを感じる始まりを告げる

僕が名盤定義にあげている
アルバム収録一曲目、二曲目
最強説。
この説にこのアルバムも見事に
当てはまっている。

僕の人生の中で
歌が堰をきったように
雪崩れ込んだきた
高校の頃
とにかく
拓郎一辺倒だった
音楽が
色んなジャンル
色んな音
食べず嫌い
聞かず嫌いを
無くすように
なんでも聞いてみる
良い子になっていた
それまでと違った景色と
違った耳障りが
僕の心を揺さぶり
血となり
骨となり
肉となっていった。

聞かなかった音楽の向こう側は
意外と
心地よかったり
していたり
意外と
好きになっていったり
したもので

人との付き合いのなかで
教えられるものと合わせて
その人の音楽趣味をも
伝搬するもので
S水くんから
「ブレッド&バター」良いよ!
って言葉から
「聞かせて!」と素直に反応していたからこそ
巡り会えた一枚にもなった。


Hold on!
掴んだ 一枚
待って!
作品達が
僕を立ち止まらせた。