明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

約束です かぐや姫

2021-11-19 15:55:00 | 僕の音楽日記


約束です。

…と言っても
こちらの一方的なもの
なのかもしれないし

また、会えたら
いつかね
都合のいい気持ちを繋げるだけの
ものなのか…

人の夢と書いて
儚いというもの

約束も、ある意味儚くて

約束なんて
破られるためのもの
のような
感じ。

くくり
束ねる
縛り付けることが
約束という意味なら

そうしないと成就しないほど
ホントは軽いものなのかも
しれない


約束を約束として
真剣に思い
受け止めている方が
逆に切ない感じもするし

きっと、きっと
と思い約束は果たされると
信じていれば
願っていれば
約束は叶う


はず。





想い出の渚 ザ.ワイルド.ワンズ

2021-11-18 16:26:00 | 僕の音楽日記
常々考えて
みると
ジャパニーズ
キングポップス
の最高峰
トップワンは
やはり
この歌なんじゃないだろうか
ずーっと思ってた

【想い出の渚】
ザ.ワイルド.ワンズ

スタンダードと言われる歌のもっている
要素、要件を全て満たしている
シンプルで
飽きのこない(夏の歌だけに秋の来ない…)
メロディー


コーラス
ストリングス
が切なさを後押しさせる


誰もが記憶にもっている
あの夏の日。
共感できる
ワードでもう気持ちは
あの夏の日の渚に
ひとっ飛び…


♪君を見つけた
この渚に
ひとりたたずみ思い出す

そう
思い出はひとり佇んでこそ
見れるもの…




秋も深まり
冬支度が進む中


あの夏の日の歌


逆の季節が恋しくなる
日々


夏の暑い日には
「あー、暑いいやだ、寒くなって布団にくるまって寝たい.あのぬくぬくが恋しい」なんて
反対のことを考える
天邪鬼。

そんな
天邪鬼の僕であっても
そうでない人であっても

この想い出の渚は
いつの季節に聞いても
聴く人の心を
その人それぞれの
「あの夏の日」に連れて行って
くれる。

それがスタンダード曲としての
所以でもあり

さりとて…
アレンジの古さはあるものの
誰からも好まれる
差し障りのない
作品でも、あるからこそ
長く聞かれて愛されている
作品でもあるわけで

思えば僕の好きな歌
の数々を考えたら
比較的
夏のシーンを歌うものが
多いなぁと
思い返すのだ


人生の中にも「夏」にあたる
青春期に
それこそ
届きそうで届かない
思いを抱いたまま
時が過ぎていく無念さが
こうした
歌で心を揺さぶられるわけだ。

シンプルな曲調ならより、シンプルな方が
よいわけで…


想い出の渚は
やはり、ジャパニーズ
キングオブポップスなのだ




ちなみに
余談なんだけど

拓郎さんも
この歌を絶賛していて
僕は
前から
思っていたのが
拓郎さんの
「恋の歌」ってのが
どーも【想い出の渚】をオマージュしたような
感じに思うわけで
あの曲の感じ
メロディーは似てないけれど
切なさ系でいくと
サビの作り方なんかは
よく似ていて
まずまず
両方ともの作品は僕は大好きなんだけど…







majiでkoiする5秒前 竹内まりあ self cover

2021-11-17 20:01:00 | 僕の音楽日記
驚いたのは
この作品を作詞、作曲
プロデュースしたのが
竹内まりあさんだったということ。

今更ながら
何を言ってるの?
って感じにとれるだろうけど

やはり
プロのソングライターなんだなぁと
改めて感心するところ


1997年4月15日レコードリリース

広末涼子さんのために
書き下ろした作品
当時広末涼子さん16才

世間は
ルーズソックス
コギャル全盛期
女子高生無敵説の
90年代後半期。
流行は
いつの時代でも
女子高生によって
つくられるわけで…

竹内まりあさんも
リサーチしての
作品作りに入られたのだと
思うことから
おおよそ
女子高生とは
歳の離れた竹内まりあさんにして
16才の若者の目線や
振る舞いをそのまま
ズレることなく
歌詞にのせて
世界をつくりあげた

【majiでkoiする5秒前】

タイトル表記もシャレていて
【マジに恋する5秒前】でもなく
【真剣】と書いて
マジと読ませるごとく
【真剣に恋する5秒前】でもなく


【majiにkoiする5秒前】

ローマ字表記。


このローマ字表記に
意味があるように思う。


majiという言い方
当時の女子高生は
「マジェ〜」と
「まじ」の喋り方を
そう言っていたように思う。
【マジェ〜】
語尾が上がるのだ

そのニュアンスを出すのに
majiとローマ字表記したのだろうか?と思ってしまうほど


80年後半から90年代にかけて
いわゆる
日本語英語の歌詞は
独特の訛りのように
ひねって歌うアーティストが
多かった。
Boowyとか
吉川晃司さんとか
ロック系のアーティストの
日本語英語は
その特徴的な一種の流行りだった

【majiでkoiする5秒前】は
元気のある恋愛ソング。
シャッフルのリズムでの弾けた
16才が歌うのに
うってつけのデビュー作となる


えてして
アイドル向けに
仕上げた提供作品を
歳の離れた大人、
アーティスト本人が歌うとなると
痛い
部分も想像するのだが

ところがところが…

作品を作った当人が
セルフカバーして披露した
この歌は
なかなか
どーして!
いいじゃないですか!!
という具合に

竹内まりあも
「アリ!」の結果となりました。
majiにkoiするぅ〜5秒前
って感じの
喋り方にはならないまでも
当時の女子高生たちとは違う
女の子をイメージさせる
どこか
映画の中の女の子
をイメージして歌ってる
ような
竹内まりあさんの
セルフカバー

【majiでkoiする5秒前】






たえなる時に 吉田拓郎

2021-11-16 19:11:20 | 僕の音楽日記
アルバム
18時開演
という
2009年最後の全国ツアーと銘打った
ライブの
音源での
アルバムが発売された
盟友瀬尾一三さん率いる
ビックバンドとともに
全国を回るはずだった
【Have A Nice Day Live2009】
がそれだ!
6月21日
名古屋センチュリーホールを皮切りにはじまった
最後の全国ツアー
だったが…
結局
6月25日神奈川
6月29日宮城
7月4日東京国際フォーラム
体調不良で途絶えてしまった。

その無念を
その全国ツアーを完走できなかった
ことに
せめてもの
ライブの雰囲気をと
東京国際フォーラムの音源を全て
ノーカットでのっけた
アルバム
18時開演

ライブの臨場感を感じることのできる
いいアルバムだ


そのアルバムには
オープニング曲が
入っていて
アルバムは
「無題」が収められていた。

オープニングは
会場によって
曲を分けられていた

ライブ初日の
名古屋で
サプライズとして
開演前
会場に入っていた人の限られた
人の前で
バンドのメンバーと
拓郎さんが
まるで音合わせ、リハーサルでもするように
ステージに突然
現れて
いきなり
「たえなる時に」を演奏、歌い始めた。

開演前
いつもなら
グッズ売り場に群がっていたはずの僕は
何かの
胸騒ぎ?
勘が働いたのか?
最後のツアーだから
これが見納めだ!と

ステージ近くまで行ってみようと
ステージに駆け寄っていった
その時

拓郎さんが
すぐ目の前に現れて
演奏、歌を始めた
あのサプライズ!

名古屋センチュリーホールの
観客はそのサプライズに居合わせた
のは多分20人くらいの人たちだけだった

そんな事は想定外だから
会場の外の人たちも
何が行われているのかも
わからず
グッズを買っていた
会場内には
【たえなる時に】が演奏、歌われていた。


虫の知らせ
勘が冴えて
僕は
サプライズ演奏に立ち会えた
その時の
歌が
「たえなる時に」

♪今君はあの人を
心から好きですか?

今君はあの人を
心から好きですか

愛でないものは
あるはずもない…


そう歌い出しして
そのサプライズのオープニング曲を
一握りの人たちと楽しんだ。
そのコンサートには
僕の友人と二人
やっと取れたチケットが
大きく価値のあるものになった
そんな思い出のある
2009年の
Have  A nice Day 2009ツアーだった。

アルバムには
【無題】の方が選曲されたから
ホントに
あの時にだけ
味わえた
貴重な体験だった。
ライブがはじまって
拓郎さんは

今回の第一曲目は
「たえなる時に」で

サプライズでやりましたと

してやったりの
拓郎さん
嬉しそうに話してました。

ネットとかで
ネタバラシしないように
と釘を刺さしてましたが
もう
次の会場だった神奈川では

サプライズではなくなって
観客が待ち構えてるなか
無題を演奏したようでした。


たえなる時に

僕にとって

最初で最後の
生演奏でした。








チークを踊ろう 吉田拓郎

2021-11-15 13:40:00 | 僕の音楽日記
オールナイトニッポンゴールドで
最初に今回かけた曲が
「チークを踊ろう」

バットボーイズ
(オフコースの清水仁さん所属)
に提供してた曲を
1976年にセルフカバーとして
シングル発売
たえ子マイラブ
のB面だった。

僕が吉田拓郎さんを聞き始めた頃
好きになり始めたころ

リアルタイムでの
弾き語りスタイルでの
魅力より
吉田拓郎さんの
つむぐメロディーラインの美しさ
ポップな曲調
そこに
惹かれていたんだと思う。
決して
フォークの
アコースティックサウンドの
吉田拓郎を渇望し、
そのスタイルに魅力を感じていた
わけじゃなかったと
改めて
この歌を聴くと
それが確信に変わる。

なぜなら
やはり
僕もテレビっ子だったし、
歌を色々聞いてきた中で

洋楽のテェイストを含んだ
日本の流行歌が好きだったのだから

拓郎さんの
ラジオをききながら

「そうなんだよなぁ
それなんだよ
僕が拓郎を好きになったのは
決してアコースティックギター、サウンドでフォーク歌手としての
吉田拓郎ではないんだよ!」
と声を大にして
僕も叫んでいた。

たしかに、アコースティックスタイルも悪くはない
それもあり、
好き。

でも
拓郎さんの曲を、作品を通して
好きになる
歌たちはやっぱりポップな曲調が大好きで

そうして
僕は拓郎さんの歌、作品をとおして
影響を受けたアーティスト、グループなど
源流を求めて
探求の歌の旅は始まった。

チークを踊ろうは
まさしく
アメリカンポップス
全盛期のころにみる
作品の香りがするし
ストリングスが効果的に曲を
押し上げて行っている。
アレンジが石川鷹彦さん

番組で制作裏話をしていたが

マーチンD45と
ギブソンJ45だけをつかって
エレキは使用してなかったらしい

イーキューブを使って
キラキラした音でのイントロからの
アレンジは
ホントに楽しい雰囲気にしてくれる

16ビートの中に
ストリングスが効果的にはいり
女性コーラスが
曲を所々締めていく

とてもとても
アコースティックの
フォークの吉田拓郎
ではない
その曲調は…


吉田拓郎はどこへ行ってしまうのか?

そんなことをふと
思ってしまってた
あの頃。

フォーライフでの
活動が
裏方の方に力を入れ始めて
アーティスト 吉田拓郎では
なかった時期でもあった。

原点回帰
ポップス愛にふと、目覚めたのも
あの時期
新人を、世に売り出す裏方の仕事から、本来の吉田拓郎へと
目覚めたのかもしれない

チークを踊ろう

チークっ?
なんだ?それ
しばらくチークの意味も知らずに
雰囲気だけで聞いていた