私のがんは二度目。2009年の11月、私の戦いが再び始ま
った。
時間が経つと、以前知り得た知識は無くなり、危機感も薄れていた。
以前は、ネットがなかった、ネットは何万件というデータで、溢れている。
私のがんはどのクラスか。生存率は? どこの病院がいいのか。テレビ
でいうゴッドハンドの医者はだれなのだ。
頭一杯に広がる?印。ネットで示されるデータはいい加減なものもある。
それらの真偽について見る目の知識も必要である。
そして、実際は。
医師団による手術への説明会は、試験を受けるようなものだ。
同時に肝も試される。
医学的には幼稚園クラスの知識でも、知っているのとそうでない
のとでは大変な違いなのだ。
医師の説明は克明を極める。多くは確率で説明され、時には判断を迫
られる。手術による危険性についても、残らず説明がある。
聞き様によっては不安がつのるばかりである。
これでは、多くの人は「先生に全部お任せします」とお手上げ状態とな
るだろう。
しかし、これは患者としては絶対に言っちゃいけない言葉なのだ。
マグロや鯖やあるまいし、貴重なわが身を全面的に医師に預けていい
ものか。
がんや手術など治療法が分からないにしても、疑問や質問があったら、
積極的に問うべきである。
った。
時間が経つと、以前知り得た知識は無くなり、危機感も薄れていた。
以前は、ネットがなかった、ネットは何万件というデータで、溢れている。
私のがんはどのクラスか。生存率は? どこの病院がいいのか。テレビ
でいうゴッドハンドの医者はだれなのだ。
頭一杯に広がる?印。ネットで示されるデータはいい加減なものもある。
それらの真偽について見る目の知識も必要である。
そして、実際は。
医師団による手術への説明会は、試験を受けるようなものだ。
同時に肝も試される。
医学的には幼稚園クラスの知識でも、知っているのとそうでない
のとでは大変な違いなのだ。
医師の説明は克明を極める。多くは確率で説明され、時には判断を迫
られる。手術による危険性についても、残らず説明がある。
聞き様によっては不安がつのるばかりである。
これでは、多くの人は「先生に全部お任せします」とお手上げ状態とな
るだろう。
しかし、これは患者としては絶対に言っちゃいけない言葉なのだ。
マグロや鯖やあるまいし、貴重なわが身を全面的に医師に預けていい
ものか。
がんや手術など治療法が分からないにしても、疑問や質問があったら、
積極的に問うべきである。