人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

そうやって勝つんだ 《なでしこ》

2011-07-18 10:33:10 | やるー
私はサッカーに対する偏見をやめた。スポーツ
のなんたるかも、見直した。目からうろことは
このことだ。生きる力がさらに湧いて来た。そ
れほどあなた方のやったことは、素晴らしいこ
と。年寄りにも希望を与えた。

PK戦で、顔面蒼白のアメリカチーム、笑顔の
《なでしこ》。これは日本が勝ったと思った。

アメリカは、入れようとしてゴールをはずす。
日本のキーパーはシュートの瞬間まで相手の心
理状態まで、読んでいた。結果は歴然。

これまで、PK戦とはなんと残酷なプレーと思
っていた。蹴る方が有利というか、キーパーは
磔に遇っているに等しいと思っていた。

ところが、あの四角い中へどこへ入れてもいい
はずが、アメリカのなかにシュートで金縛りに
遇った選手もいた。蹴る方がシュートの前に負
けていた。


よくマスコミは身長差を比較の対象にしてい
るが、スポーツで背が高いから有利、はあるだ
ろうか。柔道しかり、テニスしかり、ゴルフし
かり。バレー、バスケットでも、雲をつくよう
な巨人選手もいつか姿を消している。

スポーツ選手の優劣は身体の動きであり、頭の
使い用だ。頭の使い方が悪い選手は伸びないし、
勝負に負ける。

特に、頭の使い用が悪い選手は、練習に何時
間かけても、すばらしい結果は生まれない。

昔、野球の練習で<千本ノック>があった。千
本もノックを受けなければ、上手になれない
のなら、野球をやめた方がよい、と進言した
い。

その競技を徹底的に研究すること。君は競技
の歴史を知っていあるか。何故そのルールが
そうなったかまで。

澤選手のあの動きはどうだ。サッカーを知り
つくしている。いつも得点の要に澤選手がい
る。何故だ。身長差ではない頭を使った動き
だからだ。

大活躍の女子と比較して男子のサッカーはい
つ見ても、はがゆい。情けない。ボールをあ
っちやりこっちやりで、面白くない。偏見が
募るわけだ。研究が足りないのと違うか。一
度、《なでしこ》に教えを乞いにいったらど
うだ。