人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

「あの時、確認しておけば…」

2012-10-13 22:53:05 | こわいぞー
えらいエラーを読売新聞がしてしまった。iPS細胞に関する
報道は誤報でしたと、読売新聞社は紙面で頭を下げた。

治療をしたというM氏には、治療の事実なく共同執筆者と
される学者たちは「何故、私の名が」と関係を打ち消した、
とある。

これほどの注目を集めた全国紙による誤報は久しくなかった。

新聞社の使命は間違った記事を出さないこと。
それがその新聞の信用につながる。

だから、一つの記事を巡って、新聞社に多くの頭と目で確認
作業をする。間違い探しは、取材とそれと同等以上の仕事であ
る。

朝日新聞も過去に歴史に残る大誤報をだしている。
人のことは笑えない。

 ぐっと話は小さくなるが、この年寄りも毎日なにか失敗をや
 らかしている。スーパーへ行くのに財布を忘れた。ガスの元栓
 締めたかな。なにもなければ、気持ちが落ち着かない程度で
 済むが、自分のミスでなにか事故が起こったら、すみませんだ
 けは済まない。


失敗の原因はすべて《確認不足》にある。
新聞社では、あの時他の専門家の意見を聞いとけば、関係者にしっ
かりと確認しておけば…。

悔んでも悔やんでも、いまごろ新聞社は反省の渦だろう。
しかし、出た紙面は引っ込めない。

こわいねえ。