人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

北国と中山道の街、長浜

2013-12-17 22:57:02 | 行ってみて

長浜に40年前にいた。北国と中山道の交わる古い街だった。

冬は雪が積もって北国に、中山道の行く手は中京の商いが

見える。秀吉が築いた長浜城はこじんまりと港の傍らに鎮座

する。港からは大津へ、竹生島へと船による海路がいまも開

けている。

今の長浜は、かつての古い街は残しつつ「黒壁スクエア」と

称する有名な観光地と変貌してしまった。

むらさきいものお菓子を2個買って、だれもいない時に食べる。どの

店も凝っている.観光客はつい中を覗きたくなる。

中でガラス館は元銀行。観光客が必ず入館する。

ガラスのアクセサリーなどが並ぶ。

長浜といえば曳山が有名だ。

博物館には2基の山が展示してあった。山は舞台が設けてあって、

4月に子供歌舞伎が演じられ、湖国は一気に春を迎える。


雪の越後から逃げ出す

2013-12-17 21:15:08 | 日本海

先週の土曜日、上越は雪が降っていた。いつものことながら、

私は歯医者にかかっていた。この日の午後、歯のかぶせが出来

上がって、帰れる条件は整ったが、雪に加え、風が加わり天候

はさらに悪くなっていた。

翌日、ネットで調べたら、おもな高速道のチェーン規制が取れ

ていた。

「いまだ、このまま天候の回復を待っていたら、いつ帰れるか

分からない」

「今から帰る」-娘に告げて大急ぎで、上越ICへ向かったが、

道路標識は「チェーン規制」とある。

 

なんだ、どうなっているの?

このまま、娘宅へ帰る帰る気にならないので、国道8号を南下する。

どうにかなるさ。

糸魚川、魚津・・新潟を抜けると、富山県。

遠い。小矢部にさしかかったとき、妹のお寺に電話。

電話番号が抜けていたので、手帳に書いてあった携帯を呼び出すと甥

が出て

「どうしたん」

「いま、小矢部」

「なにしてるの?」

「車で来ている」

甥は妹と一緒にいて、近くにいるらしい。

落ち合って事情を説明。いまから、さらに南下するというと「泊まって

行くこっちゃ。もうすぐ暗くなるし」

11時に上越を出て4時間半。はやり下の国道は時間がかかる。

結局、小矢部のお寺にご厄介になった。

翌日は天気が回復し、チェーン規制は一部を除い解除されていた。

勢いにのって、金沢東から高速道に乗り入れ、滋賀県へ行ったとき

「急いで帰ることもあるまい。そうだ長浜へ行こう」

盆梅もあるし。

これは間違いである。盆梅は来年だった。駅の駐車場に車を留めると、

古く、懐かしいかつての勤務地だった長浜の街へ歩き出す。

 パーキングにあった栞のような樹木と白く輝く伊吹山。